本部反動分子による組合財政私物化の実態

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉砕!
『本部」反動分子による
組合財政私物化の実態
いまや動労「本部」の財政は、結成以来の破産
たというのではなおさらである。

私物化された動労の将来は暗たんたるものである。
責任には口をめぐってしらを切る革マル執行部に
間ですでに闘争資金を三億八千万円も使いはたし
しかも、一九八〇年四月~六月の僅か三ヶ月の
とは、けだし当然である。
うことであり、動労組合員の中から不満が出るこ
という、全くデタラメな財政運営をしているとい
つまり、これは、年間予算の倍額を使いはたす
であり、赤字は四億六七〇〇万円も出している。
億四四七四万円のところ支出は九億一二六六万円
算書によると、闘争資金会計一九七九年度予算四
動労「本部」の一九七九年度闘争資金会計の決
財政的破綻が表われてきた。
事態は、その通りに動き熊本大会以降一年にして
も動労は破綻するであろうと警鐘を乱打してきた。 して処理しようとしている。このやり方は、革マ
化を許すならば路線的破産はもとより、財政的に
動労千葉は、「本部」反動分子による勤労私物
今やあきらか
動労「本部」の財政的破綻は、
の証左である。
執行部の動労私物化の実態をさし示すなによりも
穴うめー資産の食いつぶしを行う「本部」革マル
責任をタナに上げ、規約·規則を無視して赤字の
とく浪費して未曽有の赤字を出した自からの執行
こそ組合員の貴重な財産である組合費を湯水のご
大会での論議を封殺せんとするものである。これ
したことを、一ぺんの陳謝でことをすませ、全国
なしに勝手にスト生活資金会計から流用し穴うめ
う未曽有の赤字を出し、それを全国大会の承認も
)会計決算で闘争資金会計四億六七〇〇万円とい
執行部が一九七九年度(七九年四月~八〇年三月
なんとこれは、「本部」反動分子が牛耳る八鍬
るものである。
億五五〇〇万円は直接組合員の負担にかかってく
上げである。さらに、翌年に繰越される赤字約一
を赤字の穴うめにまわすことは事実上の組合費値
第二闘争資金についても趣旨は同様である。これ
当額の積み立てを展望して設置されたものである。
り、長期闘争にそなえ組合員の一ヶ月分の賃金相
の際の賃金カットにそなえて積み立てるものであ
動労私物化の典型である。スト生活資金は、闘争
ル執行部のッケを動労組合員に押しつけるという
万円を流用し、赤字繰越し約一億五五〇〇万円と家
資金から一億一一九九万円、その他から一一九九
いては、スト生活資金会計から二億円、第二闘争
決算書によると闘争資金会計赤字の穴うめにつ
のように処理しようとしているのか。
このボウ大な赤字の穴うめを革マル執行部はど
て生み出されたものである。
反動分子の邪悪な政治的意図と路線的破綻によっ
とりつくろうために目黒選挙を利用した「本部」
組合員をひきまわし、そこからくる組織的破綻を
きこみ、展望のないままに全国動員をかけて動労
を放棄し動労千葉破壊のために巨額の組合費をつ
までもないが、それのみにとどまらず、反合闘争
執行部によるズサンな財政運営であることは言う
このボウ大な赤字を生みだした責任は、革マル
赤字を組合員に転嫁する「本部」
的危機におちいったといえよう。
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
本部会計処理について
一九八〇年 八 月二日
本部執行委員長



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め、今後の執行に生かしたい。大会での討論は外部関係のこともあり、慎重なる対処を期待した
るが、本部は第三六回全国大会で陳謝し、承認を求めることとする。以上のことを本部は受け止
当然にも所定の手続きをもって行うべきであった。弾圧対策などのこともあり措置したものであ
選挙闘争を含めた赤字処理のため「スト生活資金」の振替え運用は止むをえなかったとはいえ、
このように組合資産を食い潰し、自からの指導
八 鍬 メ モ
年度決算で四億六千七百万円の赤字 ··
白動芳千葉
80.8.23
N
O
No. 515
(鉄電)二二五八、九·(公衆)四さ(2)七二〇七
千葉 市 要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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