指紋押捺制度の撤廃を 在日、民族の誇りをかけて続々決起

1993

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指纹押茶制度の撤廃!
人人
在日韓国·朝鮮人
民族の誇りかけて
続々と決起
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人が登録されているが、このうちの約七千人が、この
ちあがろう。
【青年部通信員·H· 発】
千葉県内には、現在、外国人は一万七千三百五十一
も結集して「一斉拒否」の闘いが行われた。
指紋押捺拒否者·予定者を先頭に各支援組織の人
6月27日、全国各地の市役所·区役所の窓口で、
打ち破るためにともにたたかいにたちあがらなけ
在日中国人へのこうした差別と排外主義を自らの手で
–習志野市では季宗雄氏が決起––
6·2一斉拒否ー法務省抗議へ
起され、集会は終了した。
での一斉拒否行動、と法務省への抗議行動」が提
する行動方針として、「6月27日の各自治体窓口
することが表明され満場の拍手が送られた。当面
してきた人も、民族の誇りにかけて、今から拒否
「法律だから仕方がない」として不服ながら押捺
否者·予定者からの決意が表明された。今まで、
続いて、全体の拍手と激励の中で、指紋押捺拒
なされた。
を求める団体や支援組織等から報告とあいさつが
否千葉県予定者会議、市川·東葛の押捺制度廃止
材にした紙芝居と続いた。主催団体である押捺拒
否」の上映から始められ、朝鮮の民謡·民話を題
た。

集会は、最初にドキュメント映画「指紋押捺拒
が開かれ、動労千葉からも青年部を中心に参加し
において、「予告から拒否へ、6·23千葉県集会」
こうした中で、6月2
15日、習志野市菊田公民館
–押捺拒否で千葉県集会開かる
–––
「民族の誇りにかけて、今から拒否·」
いるのである。
その元凶である日帝·中曽根打倒へ、ともに立
は、必ず侵略戦争、自らの 破滅への道へ行きつく。
ればならない。他民族への差別·抑圧·排外主義
情勢にきている。われわれは、在日韓国·朝鮮人、
がりと法務省、警察による弾圧強化という重要な
指紋押捺拒否=外登法改正運動は運動の盛りあ
告発する」という断じて許せぬものである。
もの)、3か月間説得を続け、その後には警察に
せず(外国人登録証は住民票と同様に活用される
に対しては、「ろか月間外国人登録証明書を発行
な薬品へ」と形式だけ変えただけであり、拒否者
「回転式から平面式」へ、「黒インクから無色透”
拒否への弾圧を加えてきた。それは、押捺方法を
対して、法務省は5月14日通達をだし、指紋押捺っ
こうした在日韓国·朝鮮人の抗議、たたかいに
この日は、千葉県下では、船橋市で男性2人·女性
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
中會根の戦争政治を共にうち破ろう
季さんを支え、押捺制度撤廃かちとろう
集まり、法務省への抗議行動を闘った。
なった。
押捺拒否で闘いぬいた。
その後、各地から押捺拒否を闘いぬいた人たちが引
これで、千葉県下では、計十二人の「拒否」決起とで
は、習志野市在住の季宗雄(イ·ジョンウン) 氏がが
七月~八月に登録更新を迎える。
廃を求めての抗議の「指紋押捺拒否」運動が、決死の覚悟で大きな運動としてまき起って
本年は、この登録の大量切りかえの年度にあたり、全国で、遂にやむれやまれぬ、制度撤
も増大してきている。このような悪法は絶対に許してはならず、早急に撤廃すべきである。
な報復的制裁の不利をもあえて覚悟して、良心にもとづき「指紋押捺」を拒否する人たち
これまでも何度となくそれに抗議し、制度撤廃を求める運動が起され、また、当局の不当
犯罪人”ででもあるかの如くに差別·偏見をもって強要されていることである。従って、
人」を日常生活からその基本的人権のすみずみにわたって厳しく監視·規制し、まるでッ
ること、第二に、この制度の目的が、「在日外国人」の八五%を占める「在日韓国·朝鮮
~二世代にもわたり)強制連行ののち日本で生まれ育ち生活している例が大半を占めてい
ものではなく、すでに長期にわたり、(多くの場合、祖父母ー父母–子供といった三世代
2人が「押捺拒否」に決起し、習志野市役所の窓口で壊
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動芳千葉
なければならないのは、第一に、短期間の商用·観光旅行等の滞在の外国人を対象とする
らない、という極めて非人道的な人権無視の在日外国人管理制度である。とりわけ重視し
員一律、「指紋登録」を強制され、それ以後、五年ごとに出頭して押捺し続けなければな
起っている。「指紋押捺制度」とは、日本に在住している外国人が、満十六才になると全
今、「外国人登録法」=「指紋押捺制度」に抗議し、押捺を拒否する闘いが全国でまき
日本人の連帯決起こそが向やれている
85 . 7.19
No.
1993
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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