国鉄35万人体制粉砕のために ③ 第6次施設合理化

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉碎 !!
麻路悪化を増大させる
第五次施設合理化の政庭、見
中心になるため、作業時間、箇所も限定せざるを
〇〇%稼動するという訳にはいかず、夜間作業が
のである。しかし、その機械にしても、正常に一
「要員を削減」し、「機械の導入」に替えてきた
の後のたび重なる保線合理化攻撃は、つぎつぎと
守作業が、こまめに行われていたのであるが、そ
た10名~15名位の線路班による、日常的巡回、保
かつては、1駅~ろ駅位の間隔で配置してあっ
今日までの合理化のしわよせといえる。
千葉管内の線路の悪化した原因は、大きくは、
合理化が線路悪化の第一原因!
通り「5万人体制」に直結させた攻撃である。
実に全国の保線要員を15に削減するという文字
第三に、組織改正=作業能率向上を中心とした、
第二に、材料更換の全面外注化、
その内容は第一に、保線作業機械の深度化、
なる攻撃をかけようというのである。
恐るべき内容をもった「新しい線路の保守体制」
保線職場から一万三千名の要員削減を行うという、
従来の施設合理化を大きくうわまわる攻撃として、
きた。その上、更に追いうちをかけるように今日、
ておぎなうなどの典型的要員合理化が実施されて
ための要員·予算の大巾削減を機械の導入によっ
班の廃止、支区体制の発足と同時に、線路補修の
「軌道保守近代化」の名のもとに行われた、線路
具体的には、特筆すべきものとして一九六三年
いる。
どり、運転保安上極めて重大な問題となってきて
管内の線路破壊は内房線を中心に激化の一途をた
削減され、「予防保守の原則」がふみにじられ、
で、5次に亘る合理化の結果、多数の保線要員が
施設部門とりわけ保線関係については、今日ま
う状態が生まれ、今日の荒廃した線路となってき
題がある。
自衛の闘いをつくり出そう!
運転保安闘争を基軸に据え、
響を与えるものとなる事は目に見えている。
えよう。
ている。
さらに前進させて闘い抜かなければならない。
として、「第2次反合·運転保安闘争」を更に前進
35万人体制」攻撃を先制的につき崩す闘いの一環
らも、極めて重要な闘いであることを再確認し、「
もに、乗客の安全、自らの安全を確立する意味か
局の運転保安無視の施策を徹底して糾弾するとと
心とした「安全運転確認行動」をもって、国鉄当
るまで長期無期限に闘いぬかれている内房線を中
現在1月16日以降、当局の抜本対策が実現され
とった「第一次反合·運転保安の闘い」の教訓を
列車のスピードダウンをもって時刻修正をかち
の線路を現実にそれ以上悪化させない闘いとして
われわれは、かつて線路悪化とりわけ、外房線
線路悪化の原因は、以上述べた他に、多くの問
そこを運転する乗務員にとって、極めて重大な影
のであり、線路は益々悪くなり、車両はもとより、
のための削減」を自己目的的に強行するというも
とは、名目上の口実にすぎず、内実は「要員削減 結
れに拍車をかけて「機械化作業の増大をはかる」
今次の「新しい線路の保守体制」なるものは、こ
こうした現実の問題がなんら解決されないまま。
ものが簡素化されてきているのが、現実の姿とい
頼らざるをえなくなってきており、保守作業その
昼間帯の保守作業にしても、ほとんどが外注に
新しい線路の保守体制とは
させていこう。
っている「第2次反合·運転保安闘争」貫徹の立場から、保線合理化の実態を明らかにする。
はならない。本号では、「35万人体制」攻撃粉砕への攻撃的戦略をかけて、動労千葉が現在闘
度よりおし進めようとされているこの第6次施設合理化を、運転保安確立の面からも軽視して
新体制」なる提案を策動している。われわれは、一九七八年度本社提案に更に上のせして今年
いま、国鉄当局は、施設部門に対し第6次施設合理化として「新しい線路の保守体制=通称、
職場を抜本的に再編して、首切り、労働強化と同時に国鉄労働運動解体を狙ったものである。
推進する中から、一九八五年までに「国鉄5万人体制」をつくり出すという攻撃であり、国鉄
それは、国鉄の職種全域にわたり、機械·コンピューターの導入、徹底した民託化を強力に
業の見直し、民託化、ローカル線切り捨てなどの運転職場のみの攻撃にとどまるものではない。
国鉄経営の抜本的立て直しと称した「国鉄5万人体制」なる要員大合理化攻撃は、検修作
r
限される中で、日常的な線路保守が出来ないとい
えなく、しかもそうした保線作業機械の台数も制
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全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉碎せよ!
I
国鉄3万人体制」粉碎のために

一動芳千葉
80.1.28
No. 335
(鉄電)二二五八~九·(公衆)四十三(2)七二〇七
千葉市要町 二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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