「58年度国鉄監査報告」出される

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臨調 · 行革粉砕!
三 里塚ジェット 闘争勝利!

‘」 とした
「いかなる経営形態がふさわしいか国鉄は模索の
また、同時に発表した松沢委員長談話のなかで、
営化」の布石をうとうとすろものである。
今後、より一層の合理化強行によって「分割·民
投資の抑制、第十に国に助成を求めるとしており
経営の効率化、第八に余剰人員対策、第九に設備
第五に関連事業の拡大、第六に資産売却、第七に
確立、第三に組織の簡素化、第四に経営の重点化、
第一に、新再建計画の樹立、第二に職場規律の
としています。
べき姿」として「10の提言」を行った。
すなわち監査委員会は、「60年代の国鉄のある
大量首切りを狙う「10の提言」を許すな
化にむけて取り組む」よう求めている。
動の成果」と評価し、許せぬことにさらに「合理
が可能」であることを「人員削減、活発な営業活
均衡目標が改善され、このままいけば60年度達成
そのうえで監査報告は「60年度内に幹線の収支
ことを端的に示している。
財界の都合のよいように利用してきた結果である
われわれは、国鉄労働運動解体攻撃の本質がま
字」なるものが「国策」の名のもとに国鉄を政府
を除けば昨年並みといわざるをえないように「赤
分、東北·上越新幹線の資本費負担であり、これ
大量に採用した職員の退職手当や年金負担の増加
「赤字」については、戦中戦後、「国策」として
う」などと合理化に率先協力し、産報化の道をひ
の合理化攻撃の先兵となって「骨身を削って働こ
しかし、「過去最大」と“宣伝”する単年度
務は、十九兆九千八百三十三億円の巨額に達した
積赤字)は十兆六千二百五十億円、借金の長期債
億円と過去最大となり、年度末の繰越欠損金(累
前年度よりさらに悪化し、「赤字」は一兆六千六百
8/27
:
「報告書」によると、「58年度」の国鉄収支は、
きた政府·財界の責任
「赤字」は国鉄を食いものにして
国鉄の経営実績(単位·億円)
57年度
58年度
増減率
(%)
営業収入
33,130
25,415
3
32,989
25,797
.415
O
2.794
4.
1.987
.284
.. 394
雑収入
助成金受け入れ
3,638
3,383
14
営業経費
47,749
51,401
人注 費
0,574
31.141

資本経理
13,892
14.599
13,283
15,661
営業外収入
931
1,913
106
営業外経費
90
105
10
純 損 益
413,778
416,604
16,424
16,389
一般損失相当額
特定年金損失相当
12,247
12,752
i
東北·
·上越新幹線資
本套相当額
3
▲2,196
▲3,551
特定退職手当純損失
12,947
13,877
〈注>▲は損失または減少。特定年金、特定退職
手当の損失とは、戦中戦後に大量に引き受けた
職員が、このところ退職年齢にきているため異
常に膨れ上がった年金、退職金の負担分。他の
公社などには見られない国鉄特有の年齢構成の
ゆがみが、この「異常支出」を押し上げている。

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全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
02497 83588
ある。全力をあげて闘おう。
反動中曽根内閣打倒が勝利のもっとも近い道で
りとみすえなければならない。
2112 6 32
さしく反動中曽根による攻撃であることをしっか
革マルを国鉄戦線から一掃しなければならない。
いまこそ国鉄労働運動破壊を狙う動労「本部」
た走っている。
こうした情勢下で動労「本部」革マルは、当局
全力をあげて中曽根内閣を打倒しょう
は、国鉄労働運動解体攻撃を絶対許すわけにはい
急提言=「分割·民営化」攻撃の中で、われわれ
臨調·行革、再建監理委員会による、第二次緊
経営形態の変更に大きく踏みこんでいる。
必要にせまられている」と述べ、昨年報告と違い
ものをうち出し、国鉄労働者に犠牲を押しつけている。
に提出した。
めの具体的方策」として「職場規律の確立」「要員合理化」をはじめとする「10の提言」なる
更した「経営改善計画」の完全な遂行にむけて取り組むよう求めると同時に、「国鉄再建のた
「報告書」は「赤字」が過去最大に膨らみ、国鉄の危機的状況が深まったとして、五月に変
国鉄当局と国鉄監査委員会は、八月二七日「68年度国鉄決算、監査報告書」を細田運輸大臣
.
「另8年度 国鉄監查報告」
出される
白和 動芳千葉
84. 9. 11
9
1
No. 1740
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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