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日刊 用動劳千菜 JInn NOODIng
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話{(鉄電) (公) 千葉 2935 · 2936番 043 (222) 7207番 96.2.9 No. 4340
分割·民営化体制崩壊. 「平成9年度問題」とは!上
が赤字に転落した。残すところ
化」されたJR七社のうち四社 二八兆円に膨れあがり、「民営
内訳の合計額は総額と一致しない (注)端数処理の関係で7年の債務の
·土地發级 4.4兆円
事業団 26.9兆円
株式など
国民負担 20兆円強?
長期債務の返済 正念場
国民負担、住専より重く
1/13日経.
しかも、これまでは放置し続け 一斉に報道されはじめている。 「二〇兆円を超す国民負担」が ている。マスコミでは、すでに
3ヶ交通新聞より
点では二八兆円を超すと言われ
団の債務は、今年三月の決算時 怒りの大爆発は避けられない。
は二六·九兆円だった清算事業 大失業時代が迫る状況のなかで
題」である。昨年三月の決算で のは目に見えている。しかし、 結論は、「国民負担」しかない
最大の問題は、「累積債務問
旧国鉄の債務処理 87年4月の想定
土地売却
-株式売却 1.2兆円
毛国民負担
$7.7兆円
事業団 (13.8兆円 25.5兆円
JRなど 新事業体 11.6兆円
「チーム」が設置された。
新幹線保有機構2.9兆円
をしめあげているのである。
95年度初め
今年夏には最終見通し
秋には方針策定にあたる「特命
平成九年度問題」と呼び、昨年 ざるを得ないこれらの問題を「
けて何らかの処理方針を策定せ 政府·運輸省は、十年目に向
限爆弾のように政府·JR当局
破産し、十年目という問題が時 る。分割·民営化は、全面的に 一年。十年目は刻々と迫ってい
国民負担!
二〇兆円の
州三社は、ぼう大な借金を清算 るJR東日本をはじめ、JR本
一千億円の経常利益」を豪語す ですまされることではない。「 題」は、清算事業団だけの問題
また当然にも、「二八兆円問
骨格が揺らぐ! らゆる面から崩れ去っているの
分割·民営化の
であった。しかし、累積債務は 完全民営化を果たすという計画
理を完了して解散、JR七社は
売却し、清算事業団は債務の整 年間のうちに土地·株式を全て
を迎える。「国鉄改革」は、十
営化が強行されてから満十年目 来年三月で、国鉄の分割·民
時限爆弾!
「十年目」の
期限切れ問題 6固定資産税等の優遇措置の 場できたとしてもせいぜい一兆
5公的年金一元化問題 職員二千人の雇用問題
4清算事業団の解散·事業団
3JR七社の完全民営化問題
2三島·貨物の経営問題 1二八兆円の累積債務問題
次のような項目である。
して検討されているのは、概略
「平成九年度問題」の課題と
題なのである。
化は、国家の存亡にかかわる問 って、「二八兆円問題」の表面
金を抱えている。支配階級にと
実際は三〇〇兆円と言われる借 いう問題などが積み重なってく Rが支払わなければならないと
国債発 残高が二四〇兆円。「
政は崩壊の危機に瀕している。 それでなくとも、日本の国家財
「住専」とは桁の違う金額だ。
清算事業団の累積債務問題は、 怒りが沸騰している。しかし、
である。
「住専」問題の処理に対する
やどうしようもないのである。 億円の利子が増え続ける。もは
円。その一方で、毎年一兆数千
R東海や西日本などの株式が上
額は四·四兆円にすぎない。J 清算事業団に残る土地の評価
結論をださなければならないの
る以上、遅くとも今年の夏には
家予算編成にかかわる問題であ
はできない。来年四月以降の国
を前に、もはや放っておくこと
ることもできたが、「十年目」
である。
営化という仕組みは、すでにあ
というのだ。つまり、分割·民
海道で五〇億円の負担増になる
〇〇億円、貨物で二五億円、北
れると、年間、JR東日本で三
る。固定資産税の優遇措置が切
一兆円あまりの「持参金」を丁
程される年金の一元化に伴って、 切れるという問題、今国会に上 Rの固定資産税等の優遇措置が
ある。
ない。
しかもそこに、あと一年で丁
で行き着かざるを得ない問題で ·仕組みそのものの見直しにま
という分割·民営化体制の骨格
からんで、「七分割·民営化」 をどうするのかという問題とも 赤字に転落した三島JRや貨物
結局、「二八兆円問題」は、
うような対応が許されるはずも
八兆円問題とは関係ない」とい
「私たちは一民間会社だから二
うことであるが、ここまできて
政策がサギでしかなかったとい
会社だ。それ自体分割·民営化
部分だけをかすめ取ってできた
Rや貨物も切り離して、儲かる ローカル線を切り捨て、三島J
事業団に肩代わりしてもらい、
1
新たな10万人合理化粉砕! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう!
日刊 用動劳千菜 JInn NOODIng
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話{(鉄電) (公) 千葉 2935 · 2936番 043 (222) 7207番 96.2.9 No. 4340
分割·民営化体制崩壊. 「平成9年度問題」とは!上
が赤字に転落した。残すところ
化」されたJR七社のうち四社 二八兆円に膨れあがり、「民営
内訳の合計額は総額と一致しない (注)端数処理の関係で7年の債務の
·土地發级 4.4兆円
事業団 26.9兆円
株式など
国民負担 20兆円強?
長期債務の返済 正念場
国民負担、住専より重く
1/13日経.
しかも、これまでは放置し続け 一斉に報道されはじめている。 「二〇兆円を超す国民負担」が ている。マスコミでは、すでに
3ヶ交通新聞より
点では二八兆円を超すと言われ
団の債務は、今年三月の決算時 怒りの大爆発は避けられない。
は二六·九兆円だった清算事業 大失業時代が迫る状況のなかで
題」である。昨年三月の決算で のは目に見えている。しかし、 結論は、「国民負担」しかない
最大の問題は、「累積債務問
旧国鉄の債務処理 87年4月の想定
土地売却
-株式売却 1.2兆円
毛国民負担
$7.7兆円
事業団 (13.8兆円 25.5兆円
JRなど 新事業体 11.6兆円
「チーム」が設置された。
新幹線保有機構2.9兆円
をしめあげているのである。
95年度初め
今年夏には最終見通し
秋には方針策定にあたる「特命
平成九年度問題」と呼び、昨年 ざるを得ないこれらの問題を「
けて何らかの処理方針を策定せ 政府·運輸省は、十年目に向
限爆弾のように政府·JR当局
破産し、十年目という問題が時 る。分割·民営化は、全面的に 一年。十年目は刻々と迫ってい
国民負担!
二〇兆円の
州三社は、ぼう大な借金を清算 るJR東日本をはじめ、JR本
一千億円の経常利益」を豪語す ですまされることではない。「 題」は、清算事業団だけの問題
また当然にも、「二八兆円問
骨格が揺らぐ! らゆる面から崩れ去っているの
分割·民営化の
であった。しかし、累積債務は 完全民営化を果たすという計画
理を完了して解散、JR七社は
売却し、清算事業団は債務の整 年間のうちに土地·株式を全て
を迎える。「国鉄改革」は、十
営化が強行されてから満十年目 来年三月で、国鉄の分割·民
時限爆弾!
「十年目」の
期限切れ問題 6固定資産税等の優遇措置の 場できたとしてもせいぜい一兆
5公的年金一元化問題 職員二千人の雇用問題
4清算事業団の解散·事業団
3JR七社の完全民営化問題
2三島·貨物の経営問題 1二八兆円の累積債務問題
次のような項目である。
して検討されているのは、概略
「平成九年度問題」の課題と
題なのである。
化は、国家の存亡にかかわる問 って、「二八兆円問題」の表面
金を抱えている。支配階級にと
実際は三〇〇兆円と言われる借 いう問題などが積み重なってく Rが支払わなければならないと
国債発 残高が二四〇兆円。「
政は崩壊の危機に瀕している。 それでなくとも、日本の国家財
「住専」とは桁の違う金額だ。
清算事業団の累積債務問題は、 怒りが沸騰している。しかし、
である。
「住専」問題の処理に対する
やどうしようもないのである。 億円の利子が増え続ける。もは
円。その一方で、毎年一兆数千
R東海や西日本などの株式が上
額は四·四兆円にすぎない。J 清算事業団に残る土地の評価
結論をださなければならないの
る以上、遅くとも今年の夏には
家予算編成にかかわる問題であ
はできない。来年四月以降の国
を前に、もはや放っておくこと
ることもできたが、「十年目」
である。
営化という仕組みは、すでにあ
というのだ。つまり、分割·民
海道で五〇億円の負担増になる
〇〇億円、貨物で二五億円、北
れると、年間、JR東日本で三
る。固定資産税の優遇措置が切
一兆円あまりの「持参金」を丁
程される年金の一元化に伴って、 切れるという問題、今国会に上 Rの固定資産税等の優遇措置が
ある。
ない。
しかもそこに、あと一年で丁
で行き着かざるを得ない問題で ·仕組みそのものの見直しにま
という分割·民営化体制の骨格
からんで、「七分割·民営化」 をどうするのかという問題とも 赤字に転落した三島JRや貨物
結局、「二八兆円問題」は、
うような対応が許されるはずも
八兆円問題とは関係ない」とい
「私たちは一民間会社だから二
うことであるが、ここまできて
政策がサギでしかなかったとい
会社だ。それ自体分割·民営化
部分だけをかすめ取ってできた
Rや貨物も切り離して、儲かる ローカル線を切り捨て、三島J
事業団に肩代わりしてもらい、
1
新たな10万人合理化粉砕! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう!
