CTSは4月、職場にほぼ何の説明もなく密ひそかに就業規則を改定しました。これは、正社員と契約・パート社員の差別賃金を固定化する重大な改悪です。
何回かにわたり問題点を明らかにして、会社に撤回を求めます!
今回の就業規則改悪は“時給が10円上がる・下がる”というレベルの話ではありません。
4月の「同一労働同一賃金」スタートにあたり、CTSが「賃金格差の是正は一切やるつもりはない」と宣言したに等しいものです。
正規・非正規は「職責が違う」??
その理由についてCTSは「社員と契約・パートでは職責が違う」、つまり“責任の度合いが違う(→だから賃金格差は当然)”と言っています。
では、CTSの仕事に正規・非正規の区別がありますか? 現場には、そんなものありません。
CTSは、あらゆる仕事を契約・パートにやらせています。なのに、同じ賃金を払いたくないので、格差賃金を改めるどころか、「班長・主任試験も受けさせない」「65歳を過ぎて契約社員になったら役職も手当もなし」とまでしたのです。
団交では「作業責任者もやってもらう」と回答
団交で「では契約社員には今後、作業責任者はやらせないのか」「それで仕事が回るのか」と問うと、「やってもらうことは同じ」「作業責任者もやってもらう。そういう担務だ」などと回答しました。無茶苦茶もいいところです。あまりにデタラメなので、会社は現場で改定内容の説明すらまともにできません。
嘘にまみれた就業規則は、撤回しかありません。
同じ仕事には、同じだけの賃金を支払え!
津田沼事業所
あえて要員不足にして
いるのはCTSだ!
●6名減でも人を増やさない
この間、CTS津田沼事業所で要員不足が深刻になっています。右のとおり2~7月で6名もの減です。所長や副所長まで清掃の仕事に入ることがあるほどで、誰かが休めば、たちまち仕事が回らなくなる状態です。
●これ以上、現場に矛盾を しわ寄せするな!
昨年春から窓しめ、消毒、吊り革消毒と、次々と負担が増えているのに、CTSは人を増やさず、労働強化ばかりを押付けてきました。これ以上の、一方的な矛盾のしわ寄せなど絶対に許せません。
●要員不足なのに延長拒否
しかも、65歳で退職予定となっている3名のエルダー社員は、65歳以降の雇用延長を希望しています。しかし、CTSは要員不足にも関わらず雇用延長を拒否しています。
5年も清掃作業を経験してきたエルダー社員の存在は、要員不足を解決する上でも大きい。本人たちも働く気十分なのにです。
●要員を増やせ!エルダーの雇用延長を行え!
ただでさえ人が足りないのに、なぜこんなことをするのか? CTSは「コスト削減のため」と説明するが、冗談ではありません。
CTSはただちに要員を増やせ! 65歳以降の雇用延長を行え!
●コロナ禍の今こそ
コロナ禍と労働強化、あらゆるコストカット攻撃が迫る今こそ、職場の団結、闘う労働組合が必要です。
CTSで働くすべての仲間は動労千葉に加入し、ともに闘おう。
半年で6名減!
2月 エルダー社員 65歳退職
3月 エルダー社員退職
4月 新規採用者退職
5月 清掃社員が運転車両へ異動
5月 エルダー社員 65歳退職
7月 エルダー社員 65歳退職