国鉄闘争全国運動7 ・4全国集会 千葉市民会館 大ホール 7月4日(日)午後1時開場

◉講演

関 道利(国鉄千葉動力車労働組合委員長)
国鉄分割・民営化型の大攻撃に立ち向かう

武 建一(全日建帯関西地区生コン支部委員長 )
関生弾圧と労働運動の展望を語る

関 連 企 画
7・3討論集会 新自由主義を終わらせる労働運動の再生を
7月3 日(土)午後1時30分~
千葉商工会議所 第1ホール(開場1時15分)
千葉市中央区中央2-5-1 千葉中央ツインビル2号館
◉その他、被解雇者、職場・地域からの報告など
コロナ禍は40年余の新自由主義の闇を暴き出した
医療崩壊、極端に拡大した社会的格差、倒産と失業、貧困の連鎖、56%が非正規という現実の中で自死に追い込まれていく女性の現実、不気味に高まる国家主義と戦争の足音……。コロナ禍は、40年余りに渡って社会を引き裂いて暴れ回った新自由主義的攻撃の闇の部分を明るみに引き出しました。
真っ先に攻撃されたのは労働組合でした。そして、社会保障・医療・教育・あらゆる公共サービス・地域社会など、競争を妨げるあらゆる制度や権利が破壊されました。政府はそれを「日本が21世紀に生き残るための国家改造計画」だと称したのです。
最大の焦点に据えられたのが〝国鉄解体〟でした。民営化の過程で20万人もの国鉄労働者が職場を追われ、国鉄のみならず日本の労働組合全体が解体・再編を余儀なくされたのです。2000万人を超す非正規職労働者の存在も医療崩壊も、すべてはここから始まりました。だから私たちは今も国鉄分割・民営化を問い続けているのです。
労組破壊、外注化やワンマン化と闘う動労千葉
いまJRの職場では今も激しい労組破壊攻撃、そして現業部門のすべてを外注化し労働者ごと突き落としていく攻撃が吹き荒れています。〝赤字〟を理由に地方ローカル線が次々に廃線され地域の〝総崩れ〟が進み、全国の駅の約半分が無人化され、障がい者の交通権が奪われています。
動労千葉は4つの闘いに挑戦しています。第一に、JR採用を拒否された国鉄1047名の解雇撤回闘争です。その闘いはついに最高裁で採用差別が不当労働行為であったことを認めさせ、勝利まで後一歩のところまできました。
第二に、ワンマン化・無人駅化、地方切り捨てに対する地域ぐるみの闘いの組織化です。3月ダイ改でも、労働運動再生への水路となることをめざして、48時間のストライキに立ち上がり地域ぐるみの行動を展開しました。
第三に、外注化・非正規職化阻止の闘いです。私たちは外注化攻撃を、労働者の総非正規化を狙う新自由主義の核心をなす攻撃だと考え、20年に及ぶ闘いを続けてきました。その外注化攻撃がついに破たんしようとしているのです。すべての業務と労働者をJR本体に戻させる闘いが始まります。
第四に、外注先企業(JR千葉鉄道サービス)で過半数組合をめざす闘いに挑戦しています。
新自由主義を終わりにさせよう! 7・4集会に結集を!
本集会を共同で呼びかける全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部、全国金属機械・港合同も、ゼネコンや巨大セメントメーカーに立ち向かって中小零細生コン労働者の権利を守る産別運動をおし進め、あるいは中小で働く地域の労働者を一つの労働組合として組織し背景資本と闘いぬくなど、新自由主義の流れに抗して強力な団結をつくりあげた労働組合です。
もう沢山だ! 世界で日本で怒りの声が噴き出しています。最底辺に落ちていく競争に駆り立てられるのはもうコリゴリだ。新自由主義を終りにさせよう。今こそ団結をとり戻そう、闘う労働組合を甦らせよう。7・4集会にぜひ結集を!
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