2020年11・１全国労働者集会・改憲阻止！１万人行進

１１・１全国労働者総決起集会／改憲阻止！１万人大行進発言（敬称略）

11・１全国労働者総決起集会／改憲阻止！１万人大行進が11月１日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、全国から２０５０人が結集した。

新自由主義の攻撃に屈することなく団結と闘いを守りぬいてきた関西生コン支部、港合同、動労千葉の３組合が呼びかける11月集会は、今年で23回目を迎えた。

コロナに便乗した解雇と賃下げの攻撃が労働者を襲い、社会には「もう我慢ならない」という怒りの声は満ちている。そして関生支部への弾圧をはじめ労組解体攻撃も激化しつつある。11月集会が掲げる「闘う労働組合の全国ネットワークを」のスローガンが、今ほど説得力を持つ時はない。

コロナ禍をのりこえて成功した11月集会は、労働運動よみがえらせる希望を示し、新たな出発を切り開いた。

１１・１全国労働者総決起集会／改憲阻止！１万人大行進発言（敬称略）

【第１部】全国労働者総決起集会
【第二部】改憲阻止！１万人大行進
10・31労働者国際連帯集会を開催

【第１部】全国労働者総決起集会

◉開会あいさつ　金元重（国鉄闘争全国運動呼びかけ人）

新型コロナウィルス感染症拡大の困難の中、かくも大勢結集されたことに心からお礼申し上げます。

本集会にむけての３回目の実行委員会の議論の中で、われわれは、憲法２８条に規定された労働基本権、すなわち団結権、団体交渉権、団体行動権を、もっともっと、働く仲間に知らせて、訴えて、労働組合を結成し、労働組合に結集して、その有効性、必要性を訴えるべきではないか、という提起がなされました。憲法２８条の労働基本権を、労働者が人間らしく生き、働き、労働者の尊厳を守る武器に、砦にしていくこと。それを今日の都心デモで強く訴えていこう！という主張でした。まったく同感です。

◉３労組から　港合同、関西生コン支部、動労千葉

全国金属機械労組港合同　木下執行委員

「さまざまな困難なこともあろうかと思います。しかし労働者は、団結を崩さず執念をもって闘えば、必ず活路は切り開かれる。労働者は必ず勝利する。この闘いを共に前進させていきましょう。共に頑張りましょう！」

全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部　武谷書記次長

「日本労働運動の再生、発展をめざし、闘う労働組合に結集して先頭に立ち、ストライキをはじめあらゆる現場の行動を展開することで、大衆を犠牲にする政策を粉砕し、改憲、戦争する国、労組なき社会をめざす菅政権を打倒することができるのです。　本集会では、闘う労働組合の復権をめざし、闘う労働組合の全国ネットワークをつくることを全員で確認して、国鉄１０４７名の解雇撤回をかちとり、労働組合つぶしの弾圧を粉砕し、勝利するまでともに闘いましょう。

国鉄千葉動力車労働組合　関委員長

　最後に本集会にはまさに世界各地から賛同の声が寄せられていることを確認したいと思います。これまでになかった国際連帯闘争の広がりです。コロナ禍が、この時代を生き抜くための不可欠の要求として世界中の労働者を団結させようとしています。来年はそのすべての仲間を招くことができるように、この１年の間に私たちの組織的力量を高めることを訴えます。私たちは、１００万人組織を実現して前進する韓国民主労総の闘い、アメリカ全土で燃え上がるＢＬＭ運動をはじめ、全世界の労働者と固くスクラムを組んでいるのだということを改めて確認したいと思います。力を合わせて労働運動をよみがえらせよう。そのために一歩前に踏み出しましょう。ありがとうございました。