国鉄闘争全国運動　全国集会を開催 (動画・写真）

国鉄闘争全国運動６・18　全国集会を開催

670名が結集

国鉄1047名解雇撤回！　井出・深澤を法廷に
戦争絶対反対！　新自由主義を終わらせしょう！

　2023年６月18日　（於）江戸川文化センター

開会あいさつ

開会あいさつ　金元重（国鉄闘争全国運動呼びかけ人）

討論集会で３つの報告と議論された。原則的な闘いを貫くことは出来ること、闘う階級的労働運動の模索がなされている。労働者の魂に触れる労働組合、組合員一人一人が自覚し団結し組合に結集する労働運動が求められている。
１０４７名解雇撤回闘争は「国鉄闘争の火を消すな」を合言葉でに全国運動として出発した。文京シビックホールを２階まで埋め尽くした熱気を今も思い出す。
国鉄闘争全国運動はなんだったのか？　分割・民営化にあたっての採用差別、国家的不当労働行為を認めさせ、あくまでも追求する。
「ＪＲに責任なし」の不当判決、政治和解を乗り越えて国鉄闘争全国運動がかちとった成果は、不採用が不当労行為であることを２０１５年に最高裁判決で明確に認めさせた。
一審の白石判決、しかも国家的不当労働行為の認定した。
闘争団、弁護団の奮闘、同時に全国的に取り組んだ１０万人署名運動の力がそれを可能にした。今後にどう活かして闘いの展望を切り開くかを追求する集会として結集した。

連帯あいさつ

三里塚芝山連合空港反対同盟　市東孝雄さん

反対同盟は３人で登壇。市東さん「９人の逮捕者を奪還した」「反対運動をつぶすためだけの強制執行だった」と弾劾

改憲・戦争阻止！大行進運動　洞口朋子さん　杉並区議会議員

G７サミット実力粉砕の闘いは世界に伝わった。自衛隊募集業務への協力を弾劾、８・６、８・９闘争などへの決起を訴えた

入管法と民族差別を撃つ全国実行運動委員会　福島尚文さん

岸田政権の外国人労働者を使い捨て、戦争政策を弾劾し、入管法粉砕の決意、関東大震災から１００年、朝鮮人中国人社会主義者らが虐殺された歴史を指摘

基調報告

関道利（動労千葉委員長）

関生弾圧打ち破ろう

武谷新吾（全日建運輸連帯労組関西生コン支部書記次長）と高浜さん

「和歌山事件の大阪高裁での無罪判決の意義、上告を粉砕して無罪が確定した。判決は、正当な組合活動として強要未遂、威力業務妨害にはならないと。関生の団結権を脅かす行為に抗議したことは、労働組合の団結権を守るための正当な行為、無罪の判断だ。
全国の仲間の支援行動によってこの判決をかちとった。滋賀・京都時間の無罪判決をかちとるため全力、支援をお願いします。」
最後に、この判決を労働現場で活用して闘う労働組合を広げよう。１１月労働者集会への結集を訴えた。

高浜さん、「街宣活動、新たな弾圧、職場で組合脱退勧告、その日から自宅待機、業務命令。いまも続いている。在宅確認の電話などで、明るく元気に闘っている」。

1047名解雇撤回

発言、動労千葉争議団・中村仁。他、各地闘争団員

顧問弁護団、藤田弁護士　野村弁護士

海外からの連帯メッセージ

チェミョンホ氏（韓国鉄道労組委員長）

キムジノク氏（民主労総ソウル本部本部長）

全国鉄道労組ソウル地方本部

６１６世界鉄道労働者デーの国際連帯のために中国鉄道労働者連合会から日本鉄道労働組合への連帯の書

JR再編攻撃との闘い

渡辺書記長

ＪＲ組織再編との闘い、融合化攻撃、広範な範囲の駅を統括センター化する。職名廃止をやられてきた。７月には兼務が始まる。駅と運転、運転士に駅の仕事をさせる。鉄道部門４０００人削減攻撃、いかに少ない人数で鉄道を回すのが攻撃の本質。
鉄道を持つＩＴ企業を目指すと社長が言っている。私たちはＩＴ企業に就職したわけではない。プライドをもって仕事をしている。運転士と話す機会があるが職場では若い社員が悲鳴を上げている。「その他時間」が設定され、いろいろな仕事、ＪＲ東日本も離職率が増加している。５００人ぐらいが退職している。要員がひっ迫している。私たちは鉄路に生きる。鉄道を守る。闘う労働運動を共に復権させましょう。