12月16日のCTS団交では、津田沼、木更津での夜間つり革消毒について集中的に議論し、以下のことを確認した。
「つり革消毒」に関する緊急申し入れ(その2) 2020年12月21日付
1.津田沼事業所について、簡易清掃でのつり革消毒作業を中止すること。2.木更津事業所について、0時52分入区列車のつり革消毒作業を、直ちに中止すること。3.窓閉め作業については、管理者を総動員し、率先して作業を行うこと。
*JRとの契約と異なり、夜間帯で簡易清掃でのつり革消毒が行われいること。
*簡易清掃のつり革消毒を中止するか、要員を増やす(元の夜勤者6名+窓閉め1名)か判断すると回答。
【CTS木更津】
*車両センターでは23時以降のつり革消毒は行われていないのに、木更津事業所では0時52分入区10両のつり革消毒、君津事業所でも23時30分ごろから快速15両の消毒が強いられていることについて検討する、と回答。
*本社判断ではなく木更津所長が「(現有の要員で)できる」と判断した、と回答。
●現場長を追及! 現場が疲れきっているのを分かっているのか
この点について木更津事業所長を追及したところ、0時52分着10両のつり革消毒について「自分ができると判断した」と認めた。
コロナ禍の中、窓閉め作業がのしかかって肩や腰をいためる人が続出している。現場は疲れきっている。しかも、木更津の夜勤者は、わずか4人(うち3人は午前8時30分始業の徹夜勤務者!)だ。所長は現場の気持ちを本当に分かっているのか!
車両センターでは「23時以降は立て続けに入区があるので、つり革消毒は無理」と判断している。木更津・君津での深夜帯つり革消毒は、ただちに中止するしかない!
●管理者こそ窓閉め・消毒を率先しておこなえ!
申し入れ書ではさらに、管理者を総動員して窓閉め作業に入るよう要求した。
木更津事業所では所長1人(副所長0人)のころから現場の要員は変わらないまま、副所長が2人も増えている。
現場にばかり矛盾をしわ寄せしておきながら、高給をむさぼる管理者ばかりが増やされている。こんなことが許されるはずがない!
管理者こそ、率先して窓閉め・消毒をやれ!
CTS津田沼【夜間「簡易清掃」のつり革消毒】
簡易清掃のつり革消毒をただちに中止しろ!
●JRとの契約は「日常清掃につり手の拭きあげを追加」! 「簡易」はやる必要はない
CTS津田沼事業所については、右表のように、簡易清掃の車両についても「つり革消毒」が指定されている。すべて10両編成だ。
しかし、16日の団交では「日常清掃に、つり革の拭きあげを追加」がJRとの契約内容であることを再確認した。簡易清掃の車まで消毒させるのは絶対におかしい。
●身体を壊す人も出始めている!
とてもじゃないが、わずか5名でこんな作業はこなせない。窓閉め作業や嘔吐物処理も多く、走り回りながらこなしているのが現実だ。こんな状態では、体を壊す人も出てくるし(すでに1週間休んだ人も!)、傷害事故が絶対におきる
●CTSはただちに判断を行え
16日の団交に出席したクリーン事業部長も、さすがにこの作業ダイヤには無理があることを認め「この場では即答はできないが、要員を増やすか、簡易清掃車両のつり革消毒をやめるか検討する」と回答せざるをえなかった。
現場では日々、無理な作業が続いている。CTSは申し入れ書の通り、ただちに判断を行え!
(清掃作業別)
18:28分着 簡易
18:40分着 日常
18:46分着 つり革消毒 日常
19:03分着 簡易
19:17分着 つり革消毒 日常
19:36分着 つり革消毒 日常
21:10分着 簡易
21:22分着 つり革消毒 簡易
21:31分着 つり革消毒 簡易
21:40分着 簡易
22:05分着 簡易
22:31分着 つり革消毒 簡易
22:43分着 つり革消毒 簡易
23:14分着 簡易
23:39分着 簡易
0:02~1:26に12本の簡易清掃
※平日(夜間)10両、27本を4人+1人(窓閉め)で清掃