浅草橋駅(4徹)の外注化は、 駅全面外注化-別会社化・転籍に向けた踏み込みだ!

JR千葉支社との団交で徹底追及
「エルダー雇用の場確保」の回答に終始

 JR千葉支社は、浅草橋と都賀の2駅を東日本ステーションサービス(JESS)に外注化しようとしている。これに合わせる形で、3月1日には浅草橋駅のみどりの窓口の営業時間が短縮され、都賀駅も乗降終了合図を廃止した。それに伴い各2名、計4名の要員削減を行った。そして、この合理化提案から3ヶ月後には業務を外注化しようとしているのだ。
 こうしたJR千葉支社の提案に対して動労千葉は、5月30日、団体交渉において徹底的に追及を行ってきた。

営業職場ー今後5年間で200名以上が退職

 今回の提案では、千葉支社では初めて4徹の浅草橋駅を外注化しようとしている。この点について千葉支社は、「大量退職のピークを迎え、エルダーの雇用の場を確保するために業務を委託する」との回答に終始した。
 一方、現在の千葉支社における駅の要員は、次のとおり回答してきた。

標準数 1100名(4月1日)
現在員数 1200名
エルダー  150名
若年出向  100名

今後の退職者数
18年度―40名 19年度―40名
20年度―50名 21年度―50名
22年度―40名 23年度―15名

 今後5年間は大量退職が続き、それに伴いエルダーが200名~250名規模になるという状況だ。
こうした状況の中で千葉支社は、「エルダーの雇用の場の確保」を名目に、今後続く大量退職者の処理を目的にして次々に駅業務の外注化を行おうとしているのだ。

運転取扱駅は9駅ーしかし業務ごとに外注化は可能

 また、駅業務外注化について千葉支社は「運転取扱駅ではないことが業務委託の条件になっている」としている。
 現在、千葉支社の運転取扱駅は次のとおりだ。
 千葉駅、佐倉駅、銚子駅、本千葉駅、 蘇我駅、木更津駅、横田駅、久留里 駅、成田駅 計9駅
 この回答からいくと、回答した9駅以外は全部外注化が可能だということだ。しかし、千葉駅西口のように、「運転取扱駅でも業務委託はできる」(千葉支社回答)という状況だ。 
 一方、今後の駅業務外注化の考えについて千葉支社は、「年度毎の退職者とエルダー希望の規模等を勘案して決める」との回答を行ってきた。

乗務員勤務を根本的に解体する見直し提案絶対反対!

 駅業務の外注化は、車掌、運転士の登用・養成に直接かかわる問題であり、新採を配置する駅がまともに残るのかどうかは重要な課題だ。
 この点について千葉支社は、「今後の採用については、少子化の問題もあるが、一定の採用枠は確保する考えである。車掌、運転士への登用や要員確保の考え方については、これまでと変わるものではない」との回答を行ってきた。
 その上で千葉支社は、「社会的な変化に対応するために、自動運転化や要員の効率的運用、業務の見直し、IT化などにより効率化を図る必要がある」と回答するにいたった。
 この間、提案されている保線や検修でのCBM(状態検査)による検査体制の縮小、乗務員勤務制度改悪による乗務員という考え方の解体と要員削減、戦略的ダウンサイジングによるローカル切り捨て等々、徹底的な合理化、外注化をすすめ、最終的には別会社化、労働者の転籍―非正規職化しようとしてるのだ。
  JRによる際限のない駅業務外注化に反対して闘おう。
乗務員勤務制度改悪阻止に向けてストライキで闘おう。