乗務員勤務制度改悪を阻止しよう②ワンマン化・自動運転と一体で極限的労働強化と人員削減へ


 「乗務員勤務制度改悪」提案は、乗務員勤務制度の抜本的な解体を狙う重大な攻撃だ。
 提案では、朝・夕に短時間行路を設定する一方、「生産性向上」「効率性のさらなる追求」として、「稠密線区における拘束時間限度の延長」「乗務割交番内の行路は実乗務割合を増やす」とされている。極限的な労働強化と人員削減の攻撃でもあるということだ。

乗務員の命と安全より効率化

 乗務員勤務は、労基法の特例的扱いによって、休憩時間も設定されていない特殊な勤務だ。だからこそ、乗務員の健康や列車運行の安全を守るために、拘束時間や一継続乗務時間等を厳しく制限しなければいけない。それが乗務員勤務制度の任務だ。
しかし、短時間行路を設定して枠外に出し、それを乗務員勤務ではなく、通常の「日勤」「変形」「交代」勤務で乗務させる。
 他方で、本来の乗務割交番内の勤務は、稠密線区の拘束時間を10時間から11時間へ、泊行路は20時間から22時間に延ばす。それに合わせて一般線区もさらに長大化させ、「実乗務の割合を増やす」というのだ。
 今でさえ乗務員の労働強化は限界をこえて行われてきている。とくにダイ改毎に泊行路の明け部分が日勤並に長大化し、乗務中に倒れる仲間が相次ぐほど事態は深刻だ。それなのに乗務員にさらなる殺人的な長時間勤務と、ロングラン行路を強制するというのだ。

職場から反撃にたちあがろう

 それが「ワンマン運転の拡大」とセットで進められようとしている。千葉支社では内房線・君津以南、外房線・上総一ノ宮以南、鹿島線のワンマン化が狙われている。それに加えて自動運転推進が公然と打ち出され「入出区作業の外注化」拡大等まで画策されている。
 今回の提案とあわせて考えれば、要員激減、運転士の耐え難い負担増が累乗的にのしかかることになる。乗務員の命も鉄道の安全も顧みず、効率化・利益を優先するということだ。こんな提案を許すことは絶対にできない。
 だが、会社が勝手に不利益変更を行うことはできない。労働組合が反対し、職場が一体となって声をあげれば、攻撃は必ず阻止できる。今こそ職場に闘う労働組合を取り戻そう。職場全体で反撃にたちあがろう。

職場討議資料の活用を
乗務員勤務制度改悪提案に対して職場討議資料を作成しました。職場の仲間との討論に活用し、現場からの反撃をつくりあげよう。

6/23第79回定期委員会に結集を!

 6月23日の第79回定期委員会は、乗務員勤務制度改悪、外注化・別会社化―転籍、検査体制縮小、ワンマン運転―ローカル線切り捨てといった「第3の分割・民営化攻撃」と対決する闘争方針を確立する場となる。大結集で成功させよう。
日時:6月23日13時~ 場所:DC会館にて