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第23回動労総連合定期中央委員会を開催(4/12)
反合・運転保安確立!「 第二の分割・ 民営化」 攻撃と闘いぬこう!

3・25反動判決弾劾!1047名の解雇撤回へ!

 動労総連合は、4月12日、13時30分から、パークサイドホテルにおいて、第23回提起中央委員会を開催し、動労総連合統一闘争として闘いぬかれた09春闘ストライキをはじめとした闘いを総括するとともに、1047名の解雇撤回、反合・運転保安確立、闘う労働運動の再生に向けて闘いぬくとともに、何よりも「全てを組織強化・拡大の視点から」を動労総連合の行動原理として総力をあげて取り組む方針を満場一致で決定した。

千葉・岡山に続いて組織拡大へチャレンジしよう

 中央委員会は、石井真一副委員長の開会あいさつで始まり、和田山繁執行委員の司会進行で進めら、議長には佐藤正和委員が選出されて議事が進行された。
 冒頭、君塚正治委員長からのあいさつをうけた(要旨別掲)。議事に入り、経過報告、当面する取り組み、協約協定締結報告、09年度暫定予算が提案され、質疑応答に入った。

◎質疑で出された主な意見
◆09春闘では、2月に加入した青年が3・14ストを闘いぬいた。これに続いて組織拡大を絶対にやり遂げたい。。
 4月3日にヒロシマ大行動の実行委員会が開催され、本格的に8・6ヒロシマ闘争が始まった。今年も成功に向けて総連合も協力してもらいたい。(広島)
◆篭原派出では一徹を日勤化したために業務が回らない状況だ。要員削減撤回に向けてストを闘いぬいてきた。(高崎)
◆登用差別の最高裁決定で勝利した。しかし会社は「間違っていなかった」と公言するなど、完全履行を拒否している。一方売店も廃止になり仲間が22年ぶりに復帰した。この力で勝利する。(水戸)
◆ライフサイクル攻撃が組織拡大のチャンスだ。この闘いの渦中の1月に1名が加入し、ストでは国労から1名加入した。さらに続いて取り組みたい。(千葉)
◆ライフサイクルで4名も出されて年休も入らない状況だ。会社のメチャクチャなやりかたは絶対許せない。(千葉)
◆強制配転者の原職復帰に向けて全力をあげたい。一方、駅では人が足りず残業になっている。この間、自動改札化による要員削減に反対して地域でビラまき等を行ってきた。(千葉)
◆輸送混乱時に京葉線・南船橋駅で異線現示がでる。原因究明と対策を要求したい。カード廃止、ベアゼロ、賃下げ攻撃にストで反撃したい。(千葉)
 以上のように活発な質疑が行われ、これに対する本部答弁を受けた後、方針、暫定予算等が満場の拍手で採択された。そして、大恐慌の中で「組織拡大」「11月集会への1万人結集実現」に向けて、委員会宣言が高らかに宣言された。
 最後に、関執行委員の音頭で組合歌を参加者全員で合唱し、君塚委員長の団結ガンバロー三唱で第23回提起中央委員会は成功裡に終了した。

全ての闘いの課題として組織拡大実現を!
君塚中央執行委員長

 昨年9月の「 リーマンショック」 以降、資本主義が根底から崩れてきた。米国ではGMやシティバンクが事実上国有化され、日本では昨年秋以降、「 派遣切り」 の嵐が吹き荒れている。
 こうした中で動労総連合は、09春闘で38000円の大幅賃上げを要求して闘いぬいた。賃上げを要求して闘わなければ定昇も維持できないことは明らかだ。
 09春闘を動労総連合の統一闘争として闘いぬいてきた。JR会社は、今次ストで国労にスト破りを強制した。東労組の平成採をスト破りに使うと動労総連合に加入しかねないという危機感があるからだ。
 1047名闘争が重大局面だ。3・25判決は「 解雇は正当」 「 停職6ヶ月以上、停職2回以上」 で不採用になった者は一切の請求を棄却した。動労千葉9名も同じ基準だ。判決は絶対に受け入れられない。一方で、4者4団体の「政治解決路線」は破綻した。
 動労水戸の登用差別事件で最高裁決定が出た。会社は組合要求=完全履行を拒否している。徹底的に追及し勝利しよう。
 当面、4・25尼崎現地闘争に全力で結集しよう。そして、11月労働者集会への1万人結集を実現しよう。
 全ての闘いの課題として、組織拡大に全力で決起しよう。「全てを組織強化・拡大の視点から」を行動原理として闘いぬこう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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