賃金の大幅な引き上げ等を求めてCTS団交

 10月1日に最低賃金の引き上げが行われる(千葉では+28円)。これに対して動労千葉は9月24日、賃金の大幅な引き上げ等を求めて団交を行った。交渉の概要は以下のとおり。

組合無視の賃金改定

組合 8月1日に時給を引き上げたが、組合に対して何の提案もなく、職場の点呼・掲示で知らされた。労働条件の大きな変更だ。なぜ組合を無視する形にしたのか。
会社 無視しているわけではない。今回は会社の判断でそのようにした。下げるのではなく時給を上げるので。
組合 賃金こそ、もっとも重要な労働条件。職場を代表して、これまで何度も申し入れ、交渉重ねてきた。賃金を上げるにせよ、組合に提示するのが筋ではないか。不誠実団交そのものだ。
会社 …。
組合 労働条件の変更については組合に提案するというスタンスを変えるということか。
会社 スタンスは変えません。
組合 労働条件の変更については、今後も組合に提案すること。
会社 はい。

最低でも全事業所一律で時給1000円に!

組合 例年と違い8月1日に引き上げた理由は。
会社 いつもは最賃に追いかけられる形だったので早めに実施した。
組合 早めに上げた理由は。
会社 雇用継続、定着。募集と要員確保の観点から。そもそも応募が少ない。
組合 10月1日に千葉では28円引き上げる。これに対して、どう対応するのか。もう最賃とのいたちごっこはやめ、最低でも全事業所一律で1000円とし、1500円まで引き上げる時期にきている。
会社 出したいのはやまやまなんだが…。
組合 清掃は、JRにとってなくてはならない仕事。しかし賃金は昔の位置づけのまま。みんなきつい、汚い、危険な仕事でも納得してやっている。その代り労働条件については、きちんとやってもらいたい。8月に上げたからOKということではなく、10月1日の引き上げに対応してさらなる引き上げを求める。
会社 10月に上げる分を8月に上げた形になっている。
組合 この数年、千葉では27~8円の幅で最賃が上がってきたがCTSでは毎年20円づつしか上がっていない。幕張など千葉以西でも最賃にどんどん追いつかれている。最賃を基準にするのではなく、きちんと生活できるだけの賃金を出すべきだ。
さらに各事業所の格差を解消して一律賃金にすべきだ。また66歳以上についても、責任ある仕事についているのだから、格差を設けるのではなく事業所賃金に統一すべき。この点については職場の要求は強い。以上、改めて強く申し入れる。
会社 組合の要求は理解した。あらためて検討したい。

パートの年休日賃金の支給基準がおかしい

 さらに今回の交渉では、職場から疑問の声が上がっているパート賃金の支給基準について追及した。交渉を通して現制度が、短時間勤務者だけを想定しており、1日あたり7・5時間(短日数)のパート労働者を想定していない矛盾が浮きぼりになった。制度の改善が絶対に必要だ。この問題については、今後も追及していく。
組合 パート労働者の年休日賃金の支払いの基準は。
会社 「平均賃金」の考え方で、①3か月分の総支給を総日数で割る、②3か月分の総支給額を出勤日数で割り0・6をかける、この①②の額の多いほうを支給している。
組合 その都度、高いほうを選択しているのか。
会社 その月ごとに計算し高いほうを選択する。
組合 契約社員は時給×7・5時間分が出ている。なぜパートは約6割なのか。支給基準が違うのはおかしい。
会社 パートの方は7・5時間働いていないので。
組合 幕張では週3日、一日の労働時間は7・5時間という者がいる。一日年休をとっても、7・5時間分でないのはおかしい。京葉でも7・5時間の人はいる。
会社 そうか…、その認識はなかった。
組合 仕事に来れば7・5時間分なのに、年休をとったら約6割しかでない。これでは「できるだけ年休を取らないようにしよう」となる。こういうやり方はおかしい。労基法に違反するのではないか。
会社 この点については、もう少し検討させてもらいたい。

今年度の無期転換について

会社 今年度の無期転換対象者は41人。面接は11月を予定。
組合 事業所別の内訳は。
会社 6人(幕張、千葉)、4人(錦糸町、南船橋)、3人(津田沼、鴨川、木更津、成田)、2人(京葉、館山、成田空港)、1人(本千葉、西船橋、銚子)。
組合 例年どおり、健康状態の確認と、65歳まで働く意思を表明するだけでよい、ということでいいのか。
会社 その通り。
(以上)

◇オスプレーいらない! 千葉県民集会
10月12日<土>13時30分~
 千葉中央公園

◇三里塚全国総決起集会
10月13日(日)正午~
 東峰・萩原さん宅畑

◇関西生コン支部への弾圧を許さない!10・14東京集会
10月14日<月祝日> 13時
 曳舟文化センター

CTSの清掃業務、運転・車両業務の 労働条件改善を求めて団交で追及!

 9月13日、動労千葉は、CTSにおける労働条件の改善に向けて、CTSとの団体交渉を行った。交渉には、エルダー協議会を中心に清掃(駅・車両)、仕業・構内、上回りの各業務を行っている組合員が参加し、劣悪な労働条件の改善や要員の確保についてCTSを追及した。交渉の概要は以下のとおり

組合 CTSの直近の社員構成及び各事業所の構成を明らかにすること。
CTS 社員200名、嘱託30名、契約290名、パート110名、本社45名となっている。内エルダーは、140名。
各事業所の構成は以下の通り。

・幕 張 清掃110名  エルダー12名    運転108名   エルダー59名
・京 葉 清掃40名    エルダー8名    運転40名弱 エルダー10名
・津田沼 清掃40名弱   エルダー9名    運転24名  エルダー13名
・千 葉 清掃110名  エルダー15名
・南船橋 清掃45名    エルダー2名

五井駅トイレの汚物問題ーCTSと市原市で対応確認

組合 この間、五井駅のトイレにゴミが詰め込まれたり、便が壁に塗られるなどの事態が発生しているが、CTSとして管理者である市原市とどのような対策協議を行っているのか。
CTS 市からは、丁寧なトイレの利用を呼びかけている。また、会社としても見回ったが、綺麗だった。
組合 綺麗なのは清掃しているからだ。問題は、発見したら市原市とCTSに実態を見てもらいたいということだ。今後、発見したら、千葉事業所に連絡し、一旦トイレを封鎖し、市原市とCTSで確認する作業を行ってもらいたい。
CTS そのような手順で確認することはできると思うので、CTSとしても対応するようにしたい。

千葉駅A3業務ー15時前の収集でも問題ないことを確認

組合 千葉駅の「A3」業務について、ゴミの収集時間を15時以降でなければダメだと所長から言われている。ゴミの量も多く時間がかかり、帰りの列車に間に合わないとの声がある。以前は、14時40分頃から始まっていた。15時以降に収集する理由はないはずだ。
CTS 作業ダイヤ上に時間を指定しているが、ケースバイケースで対応しても問題ないと考えている。所長とも話すようにする。
組合 幕張事業所の女性用シャワー、京葉事業所の清掃担当の待機所の設置、鎌取駅のレンジと冷蔵庫設置などの要求が出ている。
CTS 幕張の女性用シャワーは設置済み。京葉の待機所の関係は、当面、庁舎を使ってもらいたい。鎌取のレンジと冷蔵庫は設置済みである。

本千葉駅詰所ー今年度中に対応することを確認

組合 千葉駅「A10」業務が本千葉で清掃業務を行うが、清掃道具と一緒の場所で休憩や昼食を摂るなど不衛生であり、キチンとした詰所を設置すること。
また、物井にも詰所を設置すること。
CTS 本千葉については、営業部と相談し今年度中に対応したいと考えている。
物井については、すでに対応済みである。
組合 これまで、詰所については事あるごとに改善を求めてきたが、まだ道具と一緒のところが多数ある。今後も改善を図ること。
CTS 会社としてもこうした状況が良いとは考えていない。できるだけ整理していきたい。

エルダー退職に伴う要員確保、年間休日増で追及!

組合 運転・車両関係について、エルダーが今後数年で大量に65歳退職を迎えるが、仕事を回す上で要員をどのように確保しようと考えているか。仕業・構内では、毎月交番変更しないと要員が回らない状況だ。
CTS 全体を見て要員を確保している。
組合 これまでCTSが採用した社員が10人以上退職している。責任が重い割りに賃金が安いからだ。抜本的な賃上げも含めて改善しないと要員など確保できるはずがない。JRの管理者で、自分の子供をCTSに就職させた者がいるのか聞いてみたい。
CTS 確かにJR採用はいるが・・・。
組合 構内運転士の養成はどうするのか。
CTS 幕張2名、京葉2名、津田沼1名を養成している。
組合 もう一つ、上回り業務の要員関係はどう考えるか。高齢者が退職した後のことを考えているか。
CTS そこも会社としては真剣に考えていかなければならない。
組合 あと数年でエルダーが大量に65歳になる。時間的余裕はないはずだ。
CTS 会社としても真剣に考えていきたい。
組合 最後に、年間休日数について、JRと同様の114日にすべきだ。年齢が上がるにつれ身体的にも厳しくなってくる。5日間休日数が少ないということは、年休が5日ないことと同じだ。
CTS ・・・・。
組合 また、JRでは日勤者に半休制が取れるが、CTSでは制度がない。年間休日数も少ない上に、半休もない。年休がいくらあっても足りない位だ。CTS本社は半休があるのだから、現場にも半休を認めるべきだ。
CTS 制度としては、現在、導入していないので・・・。
組合 今後も、清掃、運転・車両を含めて労働条件の改善を求めることとする。

すべてのCTS職場の労働環境の具体的改善をかちとろう!

みんなで声をあげれば職場は変えられる!

8月19日、本部でエルダー協議会が開催され、各職場での問題点が多く出された。とりわけ、CTSに出向し駅清掃を担当する組合員の職場環境が極めて劣悪な状態にあることが報告された。動労千葉はその改善を求め、22日にCTS本社に左記の申し入れを行った。

2019年8月22日

労働条件改善に関する申し入れ

 労働条件の改善に向けて下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1. 次の点を改善すること。
(1)千葉事業所の作業変更に伴い、A-10業務が午前・午後を通して本千葉清掃作業となったことにふまえ、早急に本千葉駅に詰所を設置すること。(昼休憩の時間に千葉に移動する場合も、着替えが出来る詰所が必要)
(2)千葉事業所の作業変更に伴う物井駅に昼食をとることの出来る詰所を整備すること。
(3)他の駅についても会社には「病原体等による健康障害を防止するために必要な措置」「清潔に必要な措置」を講ずる義務がある観点から掃除用具等の置き場を詰所としている箇所を早急に改善すること。
2. 運転業務について各事業所の標準数を明らかにすること

着替えができる詰所を

 千葉事業所の作業ダイヤ変更で、午前に行われていた本千葉駅清掃が、午前・午後を通しての作業となった。本千葉駅には詰め所がないため、昼休憩に千葉事業所に移動することになるが、汗でビッショリの状態で電車に乗らなければならない。着替えができ、休むことが出来る詰め所が必要だ。

 食事ができる詰め所を

 物井駅清掃の作業が11時からになり、昼食を物井駅でとることになった。物井駅詰所は掃除用具置き場と一緒になっている。快適に食事をとれる詰所の整備が必要だ。

 「無い無いづくし」

 出先の駅舎では、物井駅のように「無い無いづくし」のひどい現状のところが多い。中にあるのはモップを洗うためのシンクのみで、飲用や洗面につかう水道もない。エアコンはもちろんなく、手を洗うための石鹸すらない。
 酷暑の日や、極寒の日に、ゆっくりと一息ついたり、体を休めることもできない。このような労働環境で、丸一日、汗だくになって働けというのは本当にとんでもないことだ。

 明白な違法状態

 会社には「病原体等による健康障害を防止するために必要な措置」「清潔に必要な措置」を講ずる義務がある。 
駅舎での休憩施設の現状は、労働安全衛生法、事務所衛生基準規則など、最低限の基準さえも満たしていない明白な違法状態だ。
 声をあげ、会社の姿勢を追及し、すべてのCTS職場の労働環境の具体的改善をかちとっていこう!

◇ 労働安全衛生法
第二十二条 事業者は、(病原体等による健康障害など)を防止するため必要な措置を講じなければならない。

◇事務所衛生基準規則
(給水)
第十三条  事業者は、労働者の飲用に供する水その他の飲料を十分に供給するようにしなければならない。
(洗面設備等)
第十八条  事業者は、洗面設備を設けなければならない。
(休憩の設備)
第十九条  事業者は、労働者が有効に利用することができる休憩の設備を設けるように努めなければならない。

CTS全事業所一律で時給1500円に-さらなる賃上げ求め申し入れ

CTS全事業所一律で時給1500円に

-さらなる賃上げを求め申し入れ-

千葉県は最賃28円引き上げ(923円に)の見込み

 中央最低賃金審議会(厚生労働省)は7月31日、今年の最低賃金改定について全国の平均で901円(27円引き上げ)を「目安」とすることを決めた。これを受け、これから各県の引上げ額が決まる。千葉は28円引き上げられ923円(現在は895円)になる見込みだ(10月1日から)。
 この決定をうけて動労千葉は8月9日、千葉鉄道サービス(CTS)に対して一律大幅賃上げと労働条件の向上を求める申し入れを行った(囲み参照)。

要員募集の行き詰まりと8・1時給引き上げ

 これと前後してCTSは8月1日、突然、各事業所の時給額改定を行った。錦糸町(都内)1080円、千葉以西の事業所(千葉県内)は20円加算で時給1000円、千葉以東の事業所は30円加算で990~940円になった。また66才以上の基本賃金は錦糸町1010円、千葉県内は940~930円となった。
 これは基本的に、館山・鴨川・銚子事業所の基本賃金(7月以前は910円)と、66才以上の基本賃金が最低賃金を割り込むことが確実となったことに対応するものだ。また、これまでの時給額では十分な募集がないことから、しかたなく引き上げたにすぎない。組合から言われる前に決めたかったのか、今年は8月1日賃金改定という例年にない対応を行った。

時給1500円は絶対に必要だ!

 今回の賃金改定は、金額的にも職場の切実な要求額からはほど遠い内容だ。千葉エリアで時給1000円(月額16万円)になっても、月々の手取り額は日勤者なら12~13万円前後か、それ以下となる。これでは一人暮らしどころか結婚、子育てなど、とうてい成り立たない。
 時給1500円(月額24万円に相当)は、日勤でも食べていけるための最低限の要求額だ。酷暑の中でも極寒の中でも現場を支え続けている労働者に対して、CTSはきちんと生きていけるだけの賃金を支払え!

一方的な「賃上げ発表」は組合軽視の不当労働行為

 また、8月1日の賃金引き上げについてCTSは、事前に労働組合への連絡を一切せず、職場での突然の「発表」(点呼時の発表と掲示)という形をとった。
 動労千葉は昨秋にも、今春闘でも、職場アンケートにもとづく切実な要求をくり返し、くり返し会社に突きつけてきた。CTSはそれに応えず春闘で「ゼロ回答」を強行した。他方で今回は、組合にはなんの連絡もなく、一方的に賃上げを公表する。これほど現場を愚弄(ぐろう)するやり方があるか!
 会社が、形式的に団体交渉に応じたとしても、実質的に誠実な交渉を行わないことは「不誠実団交」であり、法律で禁じられている(労働組合法7条)不当労働行為だ。

JR東の労組解体攻撃と一体

 JR東日本は昨年来、労働組合解体・絶滅の攻撃を強めるとともに、「運転士・車掌廃止」など、とてつもない大攻撃を始めている。労働者の人生を左右するような大問題を、組合への提案もなく、次々と一方的に打ち出しているのだ。
 今回のCTSの組合軽視のやり方は、これと一体の動きであり「なんでもかんでも会社が勝手にやらせてもらうよ」ということの始まりだ。絶対に許してはならない。
 さらに現場の怒りと力を一つに結集し、大幅賃上げをかちとろう。動労千葉に加入し、ともに闘おう。


【申し入れ書(概要)】

 2019年8月9日

賃金引上げ等労働条件改善に関する申し入れ

1. 社員・契約社員・パート社員の賃金を大幅に引き上げ ること。契約・パート社員の時給を一律1500円とすること。

2 次の点を改善すること。

 (1)年間休日をJR東日本と同じ114日に。契約社員は月給制に戻す。
 (2)半休制度の導入
 (3)住宅手当の支給
 (4)契約・パート社員に扶養手当の支給
 (5)深夜早朝手当の事業所間格差の解消、一律1500円に
 (6)要員増を早急に実施

3. パート社員の年休日賃金改善し、7・5時間分支払え。

4. 今年度の無期雇用転換の申請・面談・判定の実施スケジュール、該当する社員数を明らかにすること

検修部門 ーミライの車両サービス&エンジニアリング構創 ー現場業務すべて外注化の重大攻撃

検修業務の丸投げ外注化許すな!
今こそ職場から怒りの声を!

 重大な攻撃が開始されている

 「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」なる文書が、組合を無視して一方的に業務用タブレットに配信されている。その内容は重大だ。会社は、「作業から判断」「高付加価値で創造的な仕事」などの言葉を並べて、抜本的な検修業務の転換を宣言している。その狙いは、施策のコンセプトに「人手をかけないメンテナンス」を掲げていることに露骨に示されている。
 これは本当に重大な攻撃だ。この攻撃を真正面から見据え、今こそ闘いにたち上がろう。
 文書では、AI・ロボット導入や定期検査という概念を解体するCBM検査を口実に、徹底した人員削減と労働条件解体の狙いが示されている。例えば次のように書かれている。

〈コンセプト〉

「人手をかけないメンテナンス」「高付加価値で創造的な仕事」

〈スマートメンテナンスの基礎づくり〉
「マルチ検修ラインによる入換ゼロ・編成一括での車体検査」「AIを活用したデータ分析、寿命予測」「モニタリング、センシング技術を活用したメンテナンス」「計画業務のシステム化」

〈車両センターの将来像など〉

「ロボット等による消耗品取替」「清掃作業の機械化・自動化」「作業から判断へ」「どこでも機能保全」「車両のモニタリング→タイムリーなメンテナンス」「車両・運用情報を一元的に管理」「回送に伴う乗務員が不要」

 現場の検修業務はすべて外注化

 現場の検査・修繕業務は「機械がやるもので人間は必要ない」と検修業務を軽んじ、「JR本体ではなくグループ会社がやればいい」と全面的な外注化に突き進もうとしているのだ。
実際、文書の「グループ会社との車両メンテナンス業務の役割分担」では、JR本体は「鉄道事業者としての業務」にしぼり、「現場に直結した業務」はグループ会社へと「水平分業」するとしている。しかも、JRに残される現場業務であがっているのは「保全体系」「検査業務(出場検査)」のみだ。「車体・部品修繕」「誘導・入換」「車両清掃」「各業務の施工計画」「改造工事」はグループ会社の業務とされている。「鉄道業務はJR本体に残さない」ということだ。
 また、これからの社員養成について「社外のノウハウを積極的に取り入れ」「様々な業務を経験」「技術習得(出向等)」と書かれている。社員養成、技術の継承も基本的に子会社に丸投げし、JR本体にはマネジメント的業務しか残さないということだ。
 その狙いは何より、業務ごと労働者を子会社、孫会社へと突き落とし、労働者の権利を奪うことだ。検修部門では、JR東日本テクノロジー(JRTM)が戦略企業として位置づけられている。CTSをはじめとしたグループ会社の労働者にも、転籍や「孫請化」など〝下へ下へ〟突き落とす攻撃を準備しようとしているのだ。

  ともに闘い外注化うち破ろう!

 これはジョブローテーション提案と一体の、鉄道業務の抜本的解体攻撃だ。文書でも「変革2027を想定」と書かれ、会社は「今後の30年に向けたもの」と語る。だが、実際には、7月1日より検査周期延伸が強行されるなど、攻撃は開始されている。乗務員勤務制度改悪やワンマン化について、「将来の構想」などといいながら瞬く間にジョブローテーション提案やワンマン拡大提案が行われたことと同じだ。
 声を上げるのは今だ。会社は明らかに検修・構内業務の全面的な外注化を強行し、現場労働者を切り捨てようとしている。今こそ「外注化反対」の声を上げよう。会社の施策への反撃に立ち上がろう。われわれは外注化と権利破壊の攻撃に対し断固として闘い抜く。すべての仲間に訴える。動労千葉に結集し、ともに闘おう。

CTS職場代表選挙   幕張事業所で関副委員長が再選!

津田沼・木更津・千葉・京葉でも大きく前進

 6月前半から始まったCTS(千葉鉄道サービス)各事業所での職場代表選挙に、幕張、津田沼、京葉、千葉、木更津の各事業所で動労千葉組合員が立候補しました。それぞれ、組合員数を2倍、3倍する得票をかちとり、昨年を上回る大前進となりました。投票してくれた職場のみなさん、ありがとうございました!

幕張では47票差の圧勝

 幕張事業所では、昨年7月から職場代表をつとめてきた関道利副委員長が堂々の再選をかちとりました。昨年は1回目、2回目(決戦投票)でも決着がつかず3回目の選挙(信任投票)までもつれこみましたが、今年は1回目の投票で過半数を超える117票を獲得、2位の候補(CTS労組委員長、70票)に47票差をつける圧勝となりました。
私たちは、36協定などをめぐる会社との交渉でも職場の問題点を集約し、毎月の安全衛生委員会での議論を全体に伝えるために「安全衛生委員会だより」を発行するなど、職場を民主化し、改善し、働きやすい職場をつくるために全力を尽くしてきました。職場の声を背景に、具体的に改善出来た項目も多くありました。本当にありがとうございました。
「職場の雰囲気が、この一年でだいぶ変わってきたよね」という声も数多くあがりました。これからも誰もが「おかしいことはおかしい」と言える職場に変えていく決意です。

津田沼、初回で「29対29」の同数に

 津田沼事業所では渡辺靖正執行委員が立候補し、CTS労組書記長の候補を相手に、初回の投票で29票対29票の同数に。再選挙では惜しくも敗れましたが、昨年を大きく上回る支持をあつめ大きな前進を実現しました。
また千葉、木更津、京葉においても組合員数の2倍~3倍以上の票を獲得する善戦となりました。職場代表選挙を通して、普段、あまり組合や職場のことを話さない仲間からも、いろんな意見を聞くことができました。 

「グループ会社の大再編」が進んでいる

 JR東日本はJR本体での乗務員勤務制度の大改悪、新たなジョブローテーションと、運転士・車掌の職名廃止を進め、同時に、「グループ会社の大再編」をかかげて、さらに徹底的なコスト削減に突き進んでいます。今後、職場の統廃合、雇用形態の変更(出向や転籍)、それにともなう労働条件の大幅な変更さえ予想されます。
今でさえ、労災の根絶、働きつづけることも難しい低賃金、慢性的な要員不足、65才まで安心して働ける職場づくりなど、CTSで解決すべき問題は山のようにあります。
労働者が何も言わなければ、会社は必ず利益優先=コスト削減=要員削減に走り、安全は投げ捨てられます。闘いもしないで「労使双方が、よい形で成長していけるよう」「労使一体・労使対等の精神」(CTS労組候補の選挙所信表明より)など、ありえないのです。

CTSの職場に闘う労働組合を!

 いま必要なのは現場の団結の力に依拠し、しっかりと会社と対決する労働組合の存在です。
動労千葉は40年の歴史の中で、労働者が一致団結すれば、一見、強く見える会社とも十分に闘えることを何度も経験してきました。検査・修繕にしろ清掃にしろ、私たちの日々の仕事なしにJR東日本の業務は一日たりとも回りません。社長や管理者ではなく、私たちこそが職場の主人公です。職場のみんなが、さらにあと一歩づつ前に踏み出せば、もっと職場は変わります。会社も好き勝手にはできません。
代表選挙の結果をふまえて、全ての皆さんに改めて訴えます。動労千葉に加入し、ともに闘おう! CTSの職場に、闘う労働組合をともにつくりあげよう。

改憲・戦争阻止! 大行進運動・千葉
平和教育つぶしと学校統廃合に反対する
7・14ちば討論学習集会 
 7月14日(日)13時 DC会館 

動労千葉を支援する会 2019年度総会
7月21日(日)13時 DC会館

5/10動労総連合 出向無効確認裁判 控訴審判決不当判決弾劾!

これからが外注化粉砕闘争の本番だ!

 5月10日、東京高裁は動労総連合出向無効確認裁判で外注化・出向命令容認の不当判決を出した。われわれはこの不当判決を満腔の怒りを込めて徹底弾劾する!

 これが判決と呼べるか!

 判決は、職場の実態を調べることもなく、ただ会社主張を書き写しただけのものだ。
「原則3年」と言いながら、大部分の現場労働者が無制限に出向を延長されている。派出などの職場では、出向の目的であるはずの「教育」「技術継承」の相手さえいない。そういった職場の現実を判決ではすべて無視し、ただ理由もなく「出向命令の必要性は認められる」というだけだ。
さらに、地裁での結審後に会社が提案・実施したエルダー社員のJR本体配置で、「雇用の場の確保のため」という外注化の名目は完全に崩れた。だが、それも「例外的」「出向命令の目的、必要性は失われない」と事実を調べもせずに実態からかけ離れた、結論ありきの判断を行っている。こんなものは、判決ならざる判決だ!
少なくとも、出向命令には正当な理由や権利を守る規定、出向期間などの要件がある。それを無視し、会社の思うままに出向させることを認めるなど、絶対に許すことはできない。労働者の権利がこれほどまでに軽んじられていいはずがない!

 これからが闘いの本番だ

 何より、JRにおける外注化との闘いはこれからが本番だ。会社は「運転士・車掌廃止」提案を切っ先にして、鉄道業務すべてを別会社化する攻撃をかけてきている。「変革2027」では「20××年」の構想から現業機関はすべて消されている。残されているのは、企画業務と混み運用できる業務だけだ。それ以外の鉄道業務はすべてJR本体から放り出し、別会社化すると宣言しているのだ。
さらに、募集要項まで変更し、一般採用の「エリア職」からさえ「鉄道事業を支えるプロ」「現場第一線で活躍」という言葉が完全に削除された。「エリア全体のマネジメント」「新しいサービスを創造」が役割だというのだ。全面的な外注化攻撃が進めば、「転籍」が問題になることは間違いない。「マネジメントを担う人材になれなければ、出向・転籍しろ」という攻撃だ。

 外注化粉砕まで闘いぬこう!

 われわれが闘いぬいてきた外注化阻止闘争は、この攻撃を粉砕する展望を示している。
われわれが全力で闘ってきたことで、検修部門はもっとも外注化が遅れている。そのせいで、全体の外注化も最後の段階に踏み出せないでいる。会社は「7~8年で最終段階にもっていく」計画だったが、20年たってもいまだに「転籍」を言い出すこともできていない。職場で団結を守り、断固として闘いぬいたことが、決定的な歯止めになっているのだ。
外注化の破綻が全面化するのはこれからだ。外注化で業務全体に責任を取るものがいなくなったことは間違いなく事故を引き起こす。プロパー社員の養成は進まず、退職も相次いでいる。技術継承の破綻も全面化していく。これからが外注化を粉砕する勝負の時だ。
東京高裁不当判決弾劾! 分社化・転籍攻撃阻止! JR―CTSを貫く組織拡大を実現し、外注化粉砕まで全力で闘いぬこう!

CTS新賃金 ゼロ回答!絶対に許せない!JR天下りは「お手盛り報酬」

 CTS(千葉鉄道サービス)は4月9日、2019年4月1日以降の新賃金の回答を提示してきた。内容は本当にひどい超々低額の回答だ

▽社員 定期昇給を実施(4号俸)、年齢給に一律2000円を加算。
▽契約社員、パート社員については賃上げを見送り。

これでは実質賃下げ!

 CTSの現場の3分の2を占めている契約・パート社員については文字通りのゼロ回答、一円たりとも賃上げしないというひどい内容だ。正社員についても、昨年の春闘では年齢給3000円加算、職務給1号俸加算(約3500円程度のベースアップ)が実施されたが、今年は大幅に後退している。時間単価にすれば12・5円、一日あたり100円弱という話にならない水準だ。 “CTS新賃金 ゼロ回答!絶対に許せない!JR天下りは「お手盛り報酬」” の続きを読む

4・8CTS再団交に現場から集まろう

生きていける賃金を出せ!
正規・非正規の格差をただちに解消しろ!

4・8CTS再団交に現場から集まろう

 動労千葉は4月2日、新賃金および労働条件改善についてCTSと団体交渉を行った。今回の団交では、来年4月から「同一労働同一賃金」制度が施行されることから、正社員と契約・パート社員の格差解消について重点的に追及を行った。
 具体的には、契約・パート社員について、①基本賃金を引き上げ全事業所で時給1500円とすること、②定期昇給の実施、③月給制度に戻すこと、④夏期・冬期手当を正社員と同じ基準で支払うこと、⑤退職金制度の導入、⑥扶養手当の支給等である。

〝原資がない〟!?

 しかし会社側は、「原資がない」ということを理由に、格差解消策については「現段階では実施は厳しい」とゼロ回答の姿勢をあらわにした。また、基本賃金の大幅な引き上げについても組合要求とはほど遠い回答姿勢を示している。とうてい容認できない回答内容だ。

大嘘つくな! 18年度は増収増益

 団交の場で示された2018年度のCTS決算(概要)では、営業収益は9200万円増、営業費用は8300万円の増で、営業利益は800万円増の増収増益となっている。
CTSはJR東日本の100%子会社であり、その収入の大半はJR東日本からの業務委託費だ。毎年毎年、巨額の利益をあげ続けているJR東日本が、金が出せないわけがないのだ。「原資がない」など絶対に許せない大嘘だ。

要求実現へ再度の申し入れ

 職場アンケートでは、CTSで働く仲間の大半が「生活費の不足」を訴えており、低賃金と将来展望のなさから契約・パート社員はもとより、正社員の仲間からも離職者が相次いでいる。年間をとおして要員募集を続けている典型的な「ブラック企業」というのが、CTSの現実だ。
また、アルバイト職員にボーナス支払いを命じた大阪高裁判決(2月)、契約社員に退職金支払いを命じた東京高裁判決(2月)などからも、格差是正にむけた具体的な施策の検討をただちに始めることが必要だ。なによりも、基本賃金における「同一労働同一賃金」の実現こそ、もっとも大きな格差解消だ。
 以上の観点から4月4日、CTSに対して下記のとおり再度の申し入れを行った。4月8日の団交に、現場から全力で集まろう。

2019年4月1日以降の新賃金および
労働条件の改善に関する申し入れ(その2)

動労千葉申第21号 2019年4月4日

 この間、動労千葉は、2019年2月27日付「動労千葉申第16号」(「同一労働同一賃金に関する申し入れ」)及び2019年3月18日付「動労千葉申第20号」(「4月1日以降の新賃金及び労働条件改善に関する申し入れ」)に基づき、正社員と契約・パート社員の格差解消、4月1日以降の賃金の大幅な引き上げ等を求めて団体交渉での議論を行ってきたところである。
 しかし会社側は、団体交渉の席上において、定期昇給制度、夏期・冬期手当の支給基準、退職金制度の導入、扶養手当の支給等の死活的要求について「現段階では実施は厳しい」と正規・非正規の格差解消についてゼロ回答の姿勢をあらわにしている。また、基本賃金の大幅な引き上げについても、組合要求とはほど遠い回答姿勢を示している。
 CTSで働く労働者の大半が「生活費の不足」を訴えており、低賃金と将来展望のなさから正社員、契約・パート社員ともに離職者が相次いでいる状況は何ひとつ変わっていない。
 以上に踏まえ、下記の通り再度申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.4月1日以降の新賃金について、2019年3月18日付「動労千葉申第20号」に基づき引き上げを行うなど、労働条件の抜本的改善を行うこと。
2.正社員と契約・パート社員の格差解消に向けた具体的な展望を明らかにすること。
3.扶養手当、夏期・年末手当、退職金制度については、この間の格差解消をめぐる判例等にふまえ、直ちに格差解消にむけた制度の見直しを行うこと。

-以上- 

3・18 CTS団交報告 「同一労働同一賃金」制度への対応について/外房線地域集会に100名

賃金格差の抜本的是正を
「同一労働同一賃金」制度への対応について

3・18 CTS団交報告

 来年4月から施行となる「同一労働同一賃金」制度への対応について3月18日、CTSと団体交渉を行った。CTSで働く現場組合員を先頭に、正社員と、契約・パート社員との賃金格差の是正を求めた。

 日々の仕事は同じ!

【組合】社員と、契約・パート・嘱託の雇用形態に分かれている。同じ仕事であれば、不合理な賃金格差があってはならない。会社として、勤務形態による格差を、どのように認識しているのか。
【会社】作業手当等については当社は同額。扶養手当の問題(社員には支給。契約・パートはなし)については検討の余地がある。社会的風潮と当社の制度を照らし合わせて検討していくしかない。
【組合】作業手当は同額だが、最大の問題は基本賃金。契約・パートには昇給制度もない。夏期・冬期のボーナスでは、ベテランでも3倍以上の開きがある。どう考えてもおかしい。
【会社】社員については基本給が上がっていくが契約・パートは昇進の基準がないので…。
【組合】社員も、契約・パートも日々の仕事は同じだ。昨年来、こうした議論をしてきたが、会社の回答は、つまるところ「転勤の有無」だけだ。転勤の有無だけでこれほどの賃金格差は合理化できない。
【会社】負っている責任の度合いが違う。

「将来の期待」 だけではダメ

【組合】厚労省の同一労働同一賃金ガイドラインでも「将来の役割期待や、賃金の決定基準・ルールが異なるという主観的・抽象的説明」ではだめだと言っている。大阪医科大学のアルバイト職員へのボーナス支給を命じた判決でも「抽象的な将来への期待」などでなく、具体的に仕事の差があるのかどうかが判断基準となっている。
【会社】「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」の内容に基づき、当社の制度内容と照らし合わせて検討していく。
【組合】今後も具体的な問題をめぐって繰り返し議論していくべき課題と考えている。

将来展望を持てる だけの賃金を

 会社側は「作業手当はCTSでは同額だ」などと述べ、CTSの現状には基本的に問題がないかのような姿勢に終始している。断じて許しがたい。
会社は、労働者を雇用している以上(しかも多くはフルタイムだ!)、きちんと生活し、将来展望を持てるだけの賃金を保障する雇用責任がある。ましてや、契約・パートの大半の仲間が無期転換して65才まで働く意思を示している。郵政では、無期転換した期間雇用社員に扶養手当を支払うことを決めている。
 今春闘を出発点にして、CTSにおける賃金格差の抜本的是正について、取り組みを強めていく。 

今年度、全員無期転換

 また今回の団交では、今年度は全事業所で20名程度が無域転換を希望し、全員が無期転換することを確認した。

船橋法典駅で休憩スペースを改善

 この間、作業環境改善を求めてきた駅清掃にかかわる休憩スペースについて、今年度は船橋法典駅(西船橋事業所)で休憩スペースの改修を行ったとの回答を受けた。今後も、具体的に要求を続け、少しでも駅清掃時の作業環境改善を進めていきたい。
(以上)

3月18日、動労千葉はCTS本社に、2019年度新賃金および労働条件改善に関する下記の申し入れを行った。

1.2019年4月1日以降の基準内賃金を、30,000円の原資をもって引き上げること。配分については職務給を重点に行うこと。
2.契約社員・パート社員について、一律、時給1500円に引き上げること。
3.契約社員については、月々の収入を安定させるため月給制に戻すこと。
4.契約社員・パート社員について、定期昇給を実施すること。
5.全社員に住宅手当を支給すること。
6.契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。
7.契約社員・パート社員の夏期手当、冬期手当については、正社員と同じ基準で支払うこと。
8.契約社員・パート社員について、正社員と同様の退職金制度を新設すること。
9.深夜早朝手当の事業所間格差を解消し、一律1500円を支払うこと。
10.年間休日を、JR東日本と同じ114日とすること。
11.半休制度を導入すること。

外房線地域集会に100名

3月10日、「外房線と地域を守る会」の主催で「外房線の利便性向上と地方の発展に向けた地域集会」が勝浦市内で開催され、地域住民をはじめ100名の市民が結集した。 集会では、上総一ノ宮駅以南でのワンマン運転導入の計画に対して、ワンマン化絶対阻止に向けて闘うことが確認された。

本日(3・15~16)スト突入! 津田沼~中野4往復を解消しろ! 木更津支部で組織拡大!

本日(3・15~16)スト突入!

津田沼~中野4往復を解消しろ!

 本日、習志野運輸区に勤務する本線運転士が改悪乗務員勤務制度の中止を求めて、ストライキに突入する。
 明日16日のダイ改から改悪乗務員勤務制度が実施される予定となっている。現時点では部分的な導入にもかかわらず、習志野運輸区では、津田沼~中野3往復(泊で4往復)の行路が設定されるなど、これまでの乗務労働のあり方が根本から変えられようとしている。これが全面的に適用されたら一体どうなるのか。現在の朝夕、御茶ノ水折り返しが中央線列車の11両化でなくなれば、津田沼~中野が基本行路となり、三鷹折り返しや千葉折り返しが付けられる可能性もある。これでは身がもたないと怒りの声が上がっている。
 さらには、短時間行路が設定されたが、習志野運輸区では、結局、日中帯の2本を除き朝夕の短時間行路は予備や休勤の本線運転士が担当するようになっている。強引な行路指定によって労働強化と矛盾があらわになっている。
 習志野運輸区を突破口に超ロングランと長時間拘束を標準化し、強行しようとする攻撃を絶対に許してはならない。
 今回のストライキは、乗務員の怒りを体現し、これらと断固として対決する闘いだ。労働者の団結した力こそ攻撃を打ち破る力だ。千葉運輸区で、現場からの闘いで「見極め」強制を粉砕した力をバネに、ストライキを貫徹し3月ダイ改合理化粉砕へ闘おう! 

闘いの要求
①改悪乗務員勤務制度実施を中止すること。
②習志野運輸区B17行路について、津田沼~中野4往復を解消すること。
③拘束時間の延長を中止し、日勤行路は9時間以内、泊行路は19時間以内とすること。
④乗務員の高齢者対策を早急に実施すること。
⑤3万8千円の大幅賃上げを実施すること。
⑥外注化を撤回し、仕業・構内業務をJRに戻すこと。

木更津支部で組織拡大!

 千葉運転区支部における「見極め」粉砕と共に、木更津支部が組織拡大で3月ダイ改阻止・19春闘勝利へ、大きな突破口を切り開きました。3月1日付けで加入したYさんを紹介します。「すべての力を組織拡大へ!」、各支部は木更津支部に続こう!

 はじめまして。新組合員です。

CTS木更津事業所 Yさん

皆様、はじめまして。
 この度、動労千葉へ加入させていただきましたCTS木更津事業所のYと申します。以後、おみしりおきをお願いします。
 まだ、右も左もわからぬ新参者ですが、活動を通じて皆様から有意義なお話等をうかがえたら幸いです。
これから宜しくお願いいたします。

「動労千葉に入ってよかった」と思えるように

木更津支部 花崎 薫支部長

 自分も、分割・民営化反対の第一波ストライキの時に国労から動労千葉に入りました。「動労千葉に入って良かった」、これが一番に言えることです。新しく結集してくれたY君が、自分と同じように心からそう思えるように頑張ります。
 今、JR東日本が組合をなくすという方向に動いていて、東労組がつぶれて社友会ができています。若い人、みんなが不安がっています。だからこそ自分も経験した分割・民営化の頃の、気持ちが高ぶるようなストライキをみんなに見せてやりたい。今日のストライキはその新しい一歩です。
 今年は、本当に勝負の年。組織拡大の絶好のチャンスが来ています。各支部、力を合わせて頑張りましょう。

「同じ仕事をしているにもかかわらず・・」正規・非正規の格差是正を!– CTS春闘

「同一労働同一賃金」、 CTSはどうするのか!

 動労千葉は2月27日、CTS(千葉鉄道サービス)に対して左記のとおり「同一労働同一賃金」への対応を問う申し入れを行いました。
CTSでは、およそ3分の2(約400人)が契約社員・パートで働いています。日々、同じ仕事をしているにもかかわらず、基本賃金や定期昇給制度、夏期・冬期の手当、退職金制度等において、あまりにも大きな格差が存在しています。無期雇用に転換したベテランの仲間ですら、わずか時給10円アップのみ。正社員と契約社員・パートでは、ボーナスの支給額は少なくとも3倍以上もあります。
大半の仲間が、家族の支えや、貯金を取りくずすなどしなければ働きつづけられないのが現実です。このような現実を会社が放置しつづけることは、もはや絶対に許されません。 “「同じ仕事をしているにもかかわらず・・」正規・非正規の格差是正を!– CTS春闘” の続きを読む

エルダー組合員交流会を開催/19年度エルダー雇用で千葉支社を追及

エルダー組合員交流会を開催(11/26~28)
エルダーを先頭に65歳まで働ける労働条件確立へ!

「こうした集まりをもっとやってほしい」との意見が出るなど大盛況

11月26日~28日の3日間、DC会館において、「エルダー組合員交流会」が開催された。
 この間、大量退職期を迎える中で多くの組合員がエルダー・嘱託として働いている。エルダーで働く場合、これまでと全く異なる職種や職場で働くことになる。CTSの場合、車両基地の中でも仕業・構内業務、検修上回り業務、清掃業務などに分かれる。また、清掃業務では、千葉事業所の場合、千葉駅での業務の他、内房線、外房線、総武本線などの各駅での駅舎清掃を1人で行うことになる。南船橋事業所も京葉線の各駅を1人で回っている。この他に、駅業務(JESS)や広告業務等、多岐にわたる職種、職場でエルダー組合員が働いている。
 こうした状況の中で、今後も多くの組合員がエルダーで働かざるを得ないこと、動労千葉の活動がエルダーが主体となるような団結強化が必要であることから、何よりもエルダー組合員の意見交換の場として今回の交流会が開催された。 “エルダー組合員交流会を開催/19年度エルダー雇用で千葉支社を追及” の続きを読む

「平和教育」つぶしを許さない 改憲と戦争への道をとめる! 12・16千葉県集会へ / 契約・パートにも同じ基準で支払え! CTS年末手当回答弾劾!

「平和教育」つぶしを許さない
改憲と戦争への道をとめる! 12・16千葉県集会へ

◇ 講演:高嶋伸欣さん
(琉球大学名誉教授)
―沖縄から平和教育を問う―(仮題)

◇ 報告①:平和教育つぶしとの闘い
「沖縄修学旅行平和学習プリント
回収命令事件」について

◇報告②:動労千葉から

◇討論:学校現場や、県内の労働組合、市民団体からの報告や討論を予定。

日時:12月16日(日)13時開始(開場12時半)  
会場:船橋市東部公民館講堂 

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千葉運転区支部、京葉支部定期大会開催

エルダー運転士の労働条件を確立しよう
千葉運転区支部 第43回支部定期大会

 11月6日、DC会館において、第43回千葉運転区支部定期大会、第42回乗務員分科定期総会が開催された。議長選出ののち、「第3の分割・民営化攻撃粉砕、外注化―非正規職化を許すな!」「定年延長と65歳まで働ける労働条件を確立しよう!」「全組合員の総力を結集して、組織強化・拡大を実現しよう!」の3本のスローガン案が提起された。 “千葉運転区支部、京葉支部定期大会開催” の続きを読む

エルダー組合員同士の意見交換と団結強化に向け エルダー組合員交流会に集まろう!

出向先の労働条件・職場環境改善、団結強化に向けエルダー協議会を強化しよう!

 現在、動労千葉は、多くの組合員が定年退職を迎え、エルダーとして働いている現状にあります。
 こうしたことに踏まえ、本人希望に基づくエルダー雇用の実施、エルダー雇用先での労働条件改善等を組合の最重要課題と位置づけて取り組みを行ってきました。

清掃、構内、検修、駅、メディア等多岐にわたる職種

 とくに、エルダー組合員が働く職場・職種が多岐にわたる状況にあります。CTSの場合、清掃だけでも津田沼、幕張、京葉の各車両基地、千葉駅等の駅舎、線区毎の各駅、外周の事業所での車両清掃等があり、さらに仕業・構内業務や検修業務も行っています。また、駅業務では、JESSに委託された各駅で1人勤務を行っているところもあります。
 一方、動労千葉組合員がエルダーで働くことにより職場の状況も大きく変化しています。今年の夏は酷暑といわれる状況の中で、飲み物や冷蔵庫の設置などの改善が進みました。
また、幕張では昨年夏の死亡に踏まえたAEDの設置も実現し、職場代表選挙では動労千葉組合員が当選し、CTSで働く労働者からの信頼と期待も大きくなっています。
 こうしたことはほんの一部ですが、これまでエルダー組合員が仕事を行う中でCTSの労働者と一緒に苦労し考え、職場環境や労働条件の改善のために声を上げたことが少しずつ形となってあらわれています。

全てのエルダー組合員は、交流会に参加しよう!

  こうしたことを踏まえ動労千葉は、エルダー協議会の強化を図るとともに、エルダー組合員同士の情報や意見交換の場として、「エルダー組合員交流会」を左記のとおり開催します。全てのエルダー組合員の結集を訴えます。

エルダー組合員交流会

日 時 11月26日(月)27日(火)28日(水)
 ※各日、13時~、18時~
場 所 DC会館2階会議室
 その他 会食を含めて交流会を行う予定です。

当面する行動予定

◎第33回動労総連合定期全国大会

日 時 2018年12月9日(日)
11時開会
場 所 千葉市・DC会館

*闘う労働運動の再生に向けて、傍聴に結集しよう!

あまりに不合理! 10・18賃金改定等についてCTS団交

・最賃が27円上がっているのに事業所賃金を10円しかあげない
・「深夜早朝手当」30分の休憩が入っているため500円と1500円の差

 10月18日、最低賃金引き上げにともなう賃金改定等についてCTSと団体交渉を行った。

時給1000円は 最低限の要求だ!

 まず事業所基本賃金の引き上げについて解明と交渉を行った。
今回、60~65才の時給額を大きく引き上げたが(60才までと同額に)、各事業所の時給額そのものは大半の事業所で10円引き上げにとどまっている。千葉以西の事業所でも、東京都の最低賃金(985円)以下となる。

組合:時給1000円が千葉県内の同業他社でも基本的な水準になっている。最賃が27円上がっているのに事業所賃金を10円しかあげない理由は?
会社:他の施策も実施したので全体を見ての判断。
組合:最賃は昨年が26円、今年が27円。他方、CTSは、昨年10月に10円、春に10円、今回も10円の引き上げにとどまっている。こんなことを続けていたら全体の中でCTSが陥没していくのは明らか。
会社:今回は60~65才の賃金引き上げも行ったので…。
組合:60才以上についても本来あるべき額になっただけ。これまでがおかしかっただけ。全体の賃金額は、いまだに最賃との追っかけっこの状態だ。最賃が3%上がれば、全体の賃金水準も、社員も含めて最低でも3%は上げていかないと。社員からすれば「なんなんだ!」という話になる。
会社:会社の経営が悪化して、社員のみなさんを路頭に迷わせるわけにはいかない。
組合:労働者あっての会社だ。社会全体の賃金水準から陥没していけば、人の募集も定着もない。時給1000円は最低限の要求だ。さらに66才以降の賃金についても、同じ仕事をしているのに「雇ってやるから」最賃額とイコールでよいとはならない。66才以降も同額にすべきだ。

「深夜早朝手当」改定基準の矛盾を追及

 深夜早朝手当の支給基準改定については「深夜の実労働時間4時間」という新基準の矛盾を徹底的に追求し「全事業所一律1500円」支給をあらためて要求した。

組合:それぞれの区分の対象は。
会社:「深夜帯すべてを拘束される」のは運転車両関係と成田空港事業所。「深夜帯4時間以上(1500円)が錦糸町、津田沼、京葉、幕張、西船橋、南船橋、千葉、空港、稲毛の一部。
「4時間未満(500円)」は木更津、館山、鴨川、銚子、一ノ宮、稲毛の一部。
組合:例えば木更津と幕張では終業は同じ午前2時。しかし、深夜帯にわずか30分の休憩が入っているため500円と1500円の差がでる。あまりに不合理だ。仮に、実労働時間で見るにせよ、休憩時間は全体の8分の1。それでなぜ手当が3倍も違うのか。
組合:4時間で区切った意味は
会社:深夜帯は22時~5時の7時間。そのおよそ半分という判断。
組合:だったら3・5時間でいいではないか。深夜2時までの職場(深夜帯4時間)が多い中で「4時間」と設定にすること自体に無理がある。休憩時間が5分でも10分でも入れば500円にななる。
会社:ひとつの基準として会社として判断した。
組合:恣意的に作業ダイヤを変えれば、就業規則を変えなくても手当が引き下げられる。非常に危険な基準設定だ。絶対に許されない。
会社:人件費を削減するために作業ダイヤを変更することはない。あくまで実作業に即して判断する。
組合:作業ダイヤの変更で、実際には月の手取りが1万~2万円も変わってくることになる。そういう不安定な基準を導入したこと自体がおかしい。深夜帯に働く身体的負担は、どこで働いても同じだ。これで終わりとはならない。組合としては、あくまでも「全事業所一律1500円」の支給を要求する。
(以上)

劣悪な労働条件を改善し、65歳まで安心して働ける職場を!    エルダー協議会

 大量退職時代を迎え、これから多くの組合員が60歳定年―エルダー・嘱託再雇用を迎えるにあたり、エルダー組合員が抱える様々な問題や職場の状況に対応できるように3月エルダー協議会が結成された。このエルダー協議会の活性化に向け、第47回定期大会においてエルダー担当の2名の特別執行委員が指定された。
 今回は、そのエルダー協議会の越川会長(幕張支部)、山中副会長(木更津支部)に就任にあたっての決意と抱負をお聞きした。

声を上げていく体制をつくっていく

エルダー協議会  越川会長

 本部役員に久々に戻りましたが、新規にエルダーのために何か役に立てればいいなと思っています。65歳まで働ける労働条件の確立のためにエルダーが一つにまとまってみんなと協力できるように頑張りたいと思います。
●職場の状況はどうですか。
 初めて行う仕事もあり、エルダーとして構内の仕事を一人前に次の人にある程度は教えられるような形にしたい。また、年齢的な問題からくる仕事のミスなども出てくると思うので、高齢者対策のような仕事も要求していく必要があると思います。
 これから先はエルダーの人たちが人数的には多くなりますが、うちの組合員が主体になって交渉しないと何もかちとれない。職場代表選挙に関副委員長がなって、幕張の労働条件が少しでもよくなったと思っているので、この力関係を守っていくために、エルダー協議会としても頑張っていきたい。
 清掃のメンバーも朝行き会ったときには「何か問題はないか」と声をかけています。問題点を引き上げ解決できるように、役に立てるように少しでもがんばって行きたいと思います。
●今後の抱負をお願いします。
 駅の清掃は一番きついという話が出ている。実際どういう仕事をしているのか、一人でどれくらいがんばれる仕事なのか、孤立させない取り組みをいくらかでもできればと思っている。労働条件的には、エルダー組合員が行って一定程度はいい方向に変えていると思う。今後とも声を上げてもらうことが大事だと思う。
 車両清掃の方は、幕張、京葉、津田沼とか他の仲間もいるので孤立はしないが、通勤が厳しいので、できたら銚子とか成田とか外周区に仕事を要求していくことも必要だと思います。これから交流会をやって、そのなかで問題点を話してもらえたらと思います。
 11・4労働者集会は、私も年休を入れましたが、エルダーになった人に声をかけて、出れるような動員体制をやっていきたいと思っています。

 清掃代表として普通の労働条件獲得を

 

 

 

 

エルダー協議会  山中副会長

 

●清掃の仕事はどうですか
 最初は昨年の7月の暑い時期で本当にキツかった。清掃は一人仕事が多く、仕事を覚えれば自分なりにポイント、コツをつかんでこなすことができる。最初の頃は疲れ切って、家に帰ると「グラッ」ときた。JRより仕事がきつくて給料は半分。千葉事業所はもっと大変かもしれない。
●職場の状況は
 人が全く足りない。稲毛の方にも助勤を出している。俺は休勤はやらないけれど、今月すでに勤務変更が3回あった。
 南船橋事業所は、管轄が13駅、48人(標準数)の職場。エルダーは2人。ここにきて急に助勤や清掃競技会に人がとられている。所長は現場に出ないが、副所長が出てなんとか回している。入ったばかりの20歳の若者が休勤も含めて6連勤(日勤・夜勤を組み合わせて)になることもあった。
 職場の環境は、こちらが問題点を言っていくことによって、少しずつだがよくなってきている。今年度、休憩場所や詰め所など何件か改善されるが、今までが本当にひどかった。千葉みなと駅の休憩所つくるのも素人の仕事だった。
●就任にあたっての抱負をお願いします。
 越川君が運転代表、私が清掃代表で特別執行委員になった。普通の労働条件に近づけるために清掃代表として頑張りたい。
 エルダーと本体の組合員数が逆転すると、会社との力関係も弱くなる。エルダーにそんなに力があるわけではないが、これからエルダーが闘いの先頭に立たなければならない。これから全員がエルダーに来てほしい。駅の清掃では職場にエルダー組合員が一人か二人ぐらいしかいない。一人でも声を上げて、職場をよくしていきたい。実際、いろんな問題が先送りになっているのでしっかり取り組んでいきたい。
 交流会などの機会をつくって、「あーでもない、こーでもない」と、それぞれの職場の状況を出し合って、問題点をあげて解決していきたいので、ぜひ参加してほしい。

CTS 賃金改定と就業規則改定を提案 60~65歳の賃金を大幅に引き上げ   基本賃金引き上げは、またもや10円!

 CTSは27~28日に最低賃金の引き上げに対応する賃金改定と就業規則改定を各労働組合等に提案した。

60~65歳の賃金を大幅に引き上げ  
基本賃金引き上げは、またもや10円!

 今回の提案で最も大きな変更点は、60歳以上(~65歳まで)の時給額を大幅に引き上げた点。60歳時点での賃下げをなくして各事業所賃金に一本化するという提案だ。試用期間の賃金(入社から3カ月、マイナス20円~60円)もなくすため、入社から65歳までは同一の時給額になる。

 職場の怒りの声を反映

 これまで60歳時の引き下げ(80円~30円)により、最大で約1万3千円(月額)もの賃下げとなり「とても食べていけない!」と怒りの声が上がっていた。この数年にわたって「60歳時点での賃金引き上げをやめろ」と要求してきたが、今回それが反映された提案となった。

 嘱託の最低額も引き上げ

 嘱託賃金はこれまで「60歳到達時の基本給額×68%、各事業所別の60歳以上の賃金に達しない場合はその額」だったが、60歳~65歳までの時給額引き上げにともない嘱託賃金最低額も引き上げとなる。

 基本賃金は10円!

 一方で、事業所基本賃金(時給)については、昨年10月に続いてわずか10円の引き上げ提案となっている。
 昨年は最賃26円引き上げに対して10円、今年も27円引き上げに対して10円だ。今年4月に時給10円アップがあったものの、まったく話にならない低額回答だ! 千葉以西の事業所(980円)ですら東京の最低賃金(985円)以下になる。

 環境アクセスは50円!

 他方環境アクセスでは、千葉エリアも含めてパート社員、一律50円アップが提案されている。こんなことをしていたら、CTSの賃金は、全体の中で、ますます落ち込んでいくばかりではないか。要員も集まらなければ、継続して働き続けることもできない。
 千葉以西ですら日勤だけなら手取り額は12~13万円にすぎない。外周地域の事業所では、まさに最低賃金ギリギリの提案だ。あくまでも「最低でも時給1000円」「全事業所で時給1500円」を求め闘っていく。

深夜早朝手当の支給基準を改定

 もうひとつの大きな変更点は、深夜早朝手当の支払基準の変更だ。これまでは事業所ごとに深夜早朝 手当が定められ、最大で6倍(1500円~250円)もの格差があった。今回、CTSは、
①深夜帯すべて(22時~朝5時)をすべて拘束している場合(主に運転車両)=1500円
②深夜帯の実労働時間が4時間以上=1500円
③深夜帯の実労働時間が4時間未満=500円、という新しい支払基準を提案した。

 これでは格差の固定化だ!

 これは改善したように見せかけて、事業所間格差の固定化を狙う許しがたい提案だ。同じ深夜帯に働きながら、なお3倍も格差(10徹で月に1万円、15夜勤すれば1万5千円もの開きとなる)が発生するのは絶対におかしい。外周地域では時給額も安いため「せめて深夜早朝手当は同じにしろ」と切実な声があがり続けてきたのだ。これで、この問題を終わらせることなど絶対に許されない。

 作業ダイヤ変更で、どうにでもできる悪質なやり方

 例えば木更津事業所では、午前2時までが拘束時間(深夜帯4時間)なのに、深夜帯に休憩時間が入るため「実労働時間が4時間未満」となり手当額は500円となる。こんなおかしな話があるか!
休憩時間の設定は、電車の入区時間などJR―CTSの都合で変動しうる。他の事業所でも、午後10時~午前2時の間に休憩時間が入れば「実労働時間が4時間未満=500円」になってしまう可能性もある。こんな不合理で悪質な基準設定は絶対におかしい。

 一律1500円を!

 深夜帯に働く身体的負担は小さい物ではない。事業所によっては4連続夜勤、5連続夜勤など、人間の限界を超えた作業シフトが設定されている。こうした作業を担っている仲間のことを、会社はなんだと思っているのか! 
われわれは、あくまでも全事業所、一律1500円の支払を求めて闘う決意だ。