「会社に対抗する強い力を持つ組合が必要だ」
CTS幕張事業所(清掃)
M君(58)
今度の夜勤者の人数削減の方針を知りまして、本社は勤務者の事を全く考えていないし、現場の事も全く分かってないように感じました。本社の一方的な考えはとても受け入れられません。
これに対抗するには強い力を持つ組合が必要であると思いまして、この度、動労千葉に加入いたしました。
私に出来ることは些細な事でありますが、動労千葉の一員として力になって行きたいと思う所存であります。
CTS幕張事業所(清掃)
K君(56)
この度、動労千葉に加入しました。今まで加入は躊躇(ちゅうちょ)していましたが、今回の夜勤人員削減に対して、会社側の「意見は聞くが文句は聞かない」発言に違和感を感じました。
会社は株主のものであると同時に従業員のものです。現場で働く者の意見(文句も意見の一つ)をないがしろにするのは駄目です。
私自身、前に出るタイプではありませんが、今ある生活を死守するために参加を決意しました。どうぞよろしくお願いいたします。
「夜勤削減」は白紙撤回しかない!
職場の怒りで「夜勤削減」10月実施を阻止!
幕張事業所の夜間清掃についてCTS本社は9月10日、一気に3人も削減すると通告してきました。すでに昨春のダイ改で20人から17人と3人減らされているのに!
9月16日の社員説明会は「とてもじゃないが、これ以上削減されたら仕事がまわらない!」「この体制でやれると言った主任・班長はいたのか」(→いません)、「14人で回せる根拠は?」「管理者を14人あつめて一回やってみろよ」と管理者に対する徹底追及の場に。説明会は1時間半近くにわたり、普段はあまり発言しない人もガンガン発言しました。
会社は、翌日以降に予定していた説明会は開催できない状態に追いこまれ、10月1日の要員削減実施は見送りになりました。
闘いの中で二人が同時に加入!
社員説明会を潰したことで職場は大盛りあがり。「いやぁ、面白かった。ざまあみろですね」。会社に対する怒りで職場が一つになり、職場がすごく明るくなりました。「ずっと言いたくて溜め込んでたことを、全部言ってやりましたよ!」と、しばらくはこの話題でもちきりでした。
こうした闘いをともに闘う中でM君、K君の2名が動労千葉に加入してくれました。
削減案は白紙撤回しかない!
しかし会社は今も、夜勤の作業体制案を練り直し、あくまで14人でやると言っており、1ヶ月以上にわたり闘争は継続中です。
3人も減らされたら作業体制は一杯いっぱいとなり、少しでも臨入や遅延があれば(こんなのは日時茶飯事だ!)すぐに超勤。要員削減が、ケガや様々な失敗のもとになることは明らかです。職場の安全はおびやかされます。削減案はあくまで白紙撤回しかない!
コロナ禍で、手すりやつり革の消毒、窓閉めなど、仕事は増える一方。退職する人がいてもコストカットで会社は要員補充もせず、一人ひとりの負担も増える一方。
他方、幕張事業所(清掃)は、副所長が以前の4人から6人に増え、やることもなくて職場でブラブラしている。管理者を一人減らせば3人雇えるほどの賃金をもらっていながら! コスト削減が聞いてあきれる。こういう、つもりに積もった怒りが夜勤削減をきっかけに噴出したのです。
夜勤削減と同様の話は、どの事業所でも始まっています。運転車両部門でも要員不足の矛盾のすべてが若い仲間に押しつけられようとしています。キッカケさえあれば、どこの職場でも要員削減やコストカットに怒りが爆発し、粉砕できる可能性が十分にあることを、この間の幕張の経験は示しています。
コストカット、要員削減攻撃に、さらに現場から反対の闘いをおこそう。
闘いなくして安全なし! 闘いなくして組織拡大なし! さらなる組織拡大に大胆に踏み出そう!