7/6 CTS清掃部門交流会 CTSとJRの両方をさらに攻め、 必要な要員や手当を要求していこう!

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7月6日、CTSの清掃部門で働く組合員が集まり清掃交流会を開催した。
冒頭、あいさつに立った関委員長は「今年前半のコロナ感染症対策や職場代表選挙の取り組み、大変ご苦労さまでした。コロナで現場の仕事は増えているにもかかわらず、CTSは人もつけない、金も出さないという姿勢に終始しています。本日、現場からの率直な意見をどんどん出していただき会社にぶつけていきたい」と述べた。

職場代表選挙 2倍から4倍の支持

続いて川崎書記長が、CTS幕張事業所をはじめとする職場代表選挙での大きな前進を振り返り「各事業所で組合員数の2倍から4倍の支持が寄せられている。この力を何としても組織拡大に結実しよう」と呼びかけた。北村執行委員が①春闘、②コロナ対策、③夏季手当、④職場代表選挙を中心に今年前半の経過を報告し討論に入った。

水戸の仲間も参加

また今回初めて、水戸鉄道サービス(MTS)勝田事業所で清掃業務を行っている動労水戸の杉井執行委員も交流会に参加した。独自の職場ビラを紹介しながら「コロナ対策で窓を開けているが、全線開通が強行された常磐線では車両が福島第一原発の直近を通過する」と問題を指摘し「改めて被曝労働の問題に取り組みを強める」と述べた。
討論のあと、会食を行いながらさらに討論と交流を深め、夏から秋にむけた闘いの体制を固めた。

 【交流会で出された主な意見】

▼熱中症の対策も
本日、JR千葉支社と吊り手消毒について団交を行った。「消毒作業の発注は行ったが、要員や手当についてはCTSが決めること」と無責任に丸投げの姿勢だ。CTSに新たな仕事を発注したのに、人もつけない、手当もつけないのなら、その契約金はどこに行ったのか。CTSとJRの両方をさらに攻め、必要な要員や手当を要求していくべき。日刊にも津田沼の吊り手消毒について書いてもらったが、これから熱中症も問題になってくるので、さらに対策を求めていく。

▼もっと突っ込んで追及を
コロナにともなう「自宅待機」について清掃だけ除外されていた。許しがたいということで団交やって認めさせた。団交では担当部長が「うちは清掃会社で消毒会社じゃない」「消毒作業のノウハウも指導体制もない」とはっきり言った。「じゃあ、やらなくていいんだな」と追及すると黙り込んだ。この辺を、もっと突っ込んで追及してもらいたい。

▼自分も驚いている
職場代表選挙は宣伝不足だったし、点呼の時間もバラバラなのでなかなか全員と話ができない中だったが、多くの人が票を入れてくれて自分でも驚いている。仕事面での要望を聞いたり、仲のいい人には日刊動労千葉を読んでもらったりしてきたが反応はいい。

▼差別は許さない
世の中で医療従事者への差別が言われているが、駅清掃でごみの回収をしている仲間に「コロナをまき散らすな」と暴言を吐いた客がいた。こうした問題へも取り組みを。

▼人を増やさないと
・大きな事業所ではなく同じ人数でやっているので、日常清掃の中で窓閉めや手すり消毒に加えて吊り手の消毒までやって、本来の清掃の仕事が手薄になっている。人を増やさないと対応できない。

・夏になると列車内の天井にクモの巣がたくさん発生し、その対応もしなければならない。本当に要員を増やしてもらいたい。

▼あまりにもひどい
エルダーになって半年。構内も上回りも清掃も、同じCTSなのに清掃の設備はあまりにもひどい。個人の机もない。洗濯機や乾燥機、トイレ、手洗いの数も人数の割に少なすぎる。女性は昼休み、トイレ待ちで並んでいる現状だ。改善させていく必要がある。

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