4党合意にとどめを

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日刊 另動労千葉 Winn
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(DC会館) 電話 (鉄電) (公) 043(222)7207番
千葉2935·2939番
FAX 04 3(224)719 7番
2000.9.1 NO. 5188
4党合意にとどめを 国労臨大と国鉄闘争の展望
で開催された。
続開大会は、こうした状況のなか 団と本部見解は激しく対立した。
止と四党合意の撤回を求める闘争
だが、あくまでも続開大会の中
との見解を表明した。
ず、全組合員の一票投票を行う、 総辞職する、(2)四党合意は採択せ
深夜に至って本部は、(1)執行部は 行部との激しい議論がつづいた。
たちが国労本部に結集し、本部執
団·家族、組合、支援労組の仲間
とくに大会前日の25日は、闘争
定的に追いつめた。
リおししようとする国労本部を決
この闘いは、続開大会の開催をゴ た連日連夜の闘いに起ちあがった。
議行動など、四党合意粉砕に向け を発して、本部への申し入れや抗
開大会の中止を求めるアピール」 本部の不誠実な態度に抗議し、続
20日から上京行動に入り、「国労
闘争団は臨大に先立って、8月
で開催された。
が会場前をうめ尽くす状況のなか
合員、支援の仲間たち三〇〇〇名 闘争団·家族を先頭とした国労組
8月26日の国労臨時続開大会は、
闘争団渾身の決起 「総辞職」覆し、
起は、支配権力の大陰謀をはね返 闘争団を先頭としたこの間の決 歴史的な快挙! 運動を二分する闘いとなって燃え どで本部方針をつき動かし、労働 より、全労連大会、全労協大会な 広げ、連合傘下からの叛乱はもと
ではない。
する姿勢は、断じて許されるもの あくまでも四党合意をおし闘争と
ない一票投票などというやり方で、 に立往生しながら、組合規約にも
闘争団や組合員の怒りの声の前
辱める行為だ。
による支配介入を容認し、自らを
が決定的な誤りであり、国家権力 合意を一票投票にかけること自体
を崩壊さることを目的とした四党
争をつぶし、国労の組織そのもの 言うまでもなく、一〇四七名闘
が一方的におし通された。
どの委員長あいさつだけで、それ
るという方針が提起され、10分ほ
合意を全組合員の一票投票にかけ
いう前日の確約は破棄され、四党 会では、「執行部は総辞職する」と
意の採択を阻止した。だが続開大
7·1臨大につづき、再び四党合 闘争団·家族の渾身の決起は、
一票投票を実施
ひろがった。
働運動全体に大きな衝撃と波紋を それのみならずこの決起は、労 の攻撃をはね返したのだ。 3ヵ月にわたる闘いを貫徹して敵 でつめかけ、力の限りを尽くして 壇にかけあがり、国労本部に徹夜
臨大会場を怒りの声で包囲し、演
国の労働者に必死で支援を訴え、
ことなく毅然とたち向かった。全 としたが、闘争団と家族はひるむ 難し、怒りの声を力でおし潰そう 入し、闘争団を「暴徒」と呼んで非
や革同多数派は臨大に機動隊を導
国労本部、チャレンジグループ
い快挙である。
こじ開けたと言っても過言ではな
動全体の階級的再生への可能性を またこの必死の決起は、労働運
を守りぬいたのだ。
ひらく歴史的快挙だ !!
労働運動再生の突破口 闘争団·家族の渾身の決起は
.
“哪
込み、闘う労働組合としての国労
執行部を総辞職寸前の状態に追い
度にわたる臨大での採決を阻止し、 としている。その怒りの決起は二
て、勝利への新たな土台を築こう う労働運動を再生しようと願う労
し、深刻な組織的困難をのりこえ 動を根絶しようという攻撃と、闘 るが、その本質は、階級的労働運
性が大きくこじあけらようとして
から労働運動の戦闘的再生の可能 抗し、そうした激しい分岐のなか
対して、現場の労働者が激しく抵
体が全く無力になっている状況に 体制側の手先と化し、労働運動全
労働運動の指導部がことごとく 働者の非和解的な激突であった。
部における路線対立のように見え
面的には国労という労働組合の内 合意をめぐって起きた衝突は、表
利した経験は希有なことだ。四党
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
このような形で現場の労働者が勝 戦後の労働運動の歴史をみても、
の可能性を開く
労働運動再生へ
信している。運輸省は、JR法の めば必ず勝利の展望は開けると確 破たん点に向けて全力で闘いを挑
の側だ。われわれは、敵の弱点·
ジを受け、困り果てているのは敵
この間の闘いに決定的なダメー
四党合意を粉砕しよう。
る。全職場での議論をまきおこし 新たな地労委闘争が開始されてい
Rを不当労働行為の当事者とした
のなかからも、運輸省·自民党·J
決定的に重要なときとなる。国労
確立し、強固な団結を築きあげる
とって、確固たる路線·方針を再
のみならず、全ての国鉄労働者に
とくに一票投票の過程は、国労
るために全力を尽くそう。
し、逆にこれを反撃への転機とす
りも、四党合意を最終的に断を下
で闘いに起ちあがる決意だ。何よ
として、全国の仲間とともに全力
われわれは、一〇四七名の一員
四党合意に断を
ばならない。
し、原則に返って再出発しなけれ
りをたち切って闘う執行部を確立 あった。いまこそ、この路線的誤
の結果行き着いたのが四党合意で
な後退を繰り返してきたのだ。そ
の地位におとしめ、悪循環のよう
線」にのめり込み、自らを嘆願者
この間国労本部は「政治解決路
けて集約していくことだ。
らしい力を闘う執行部の確立に向 この間の攻防戦で発揮されたすば
いま国労に求められているのは、
的に示されている。
けた労働運動再生への展望が象徴
いるのだ。ここには、21世紀に向
国鉄闘争の再出発をかちとろう! 一〇四七名の解雇撤回に向けて、
四党合意に最終的な断を下そう。 な地平をきりひらきつつある。一
含め、国鉄闘争は、勝利への大き
ILOの最終勧告という情勢も
している。
めたとき、情勢は必ず動くと確信 織し、その結集軸となる決意を固
攻撃の矢面にたって怒りの声を組
する全国の労働者の先頭にたち、 われは、国鉄労働者自身が、苦闘
状を揺るがしはじめている。われ
一歩を踏みだして、労働運動の現
重大な決断をし、飛躍し、新たな
合が四党合意めぐる攻防の過程で、
ず、全国の無数の労働者、労働組
考えている。国労闘争団のみなら
ちに新たな呼びかけを発したいと
またわれわれは、全国の仲間た 生への転機に! 闘う労働運動再
いる。
大の闘いに本格的に起ちあがろう。
いまこそ、JR総連解体·組織拡 大きなチャンスを迎えているのだ。 JRにおける力関係を逆転させる
の崩壊がはじまろうとしている。
の結託体制だ。いまその結託体制 点は、JR総連·革マルとJRと
とくに、JR体制の最大の矛盾
R体制は深刻な矛盾に噴出させて
経営破たん、安全の崩壊など、丁 ずはない。またJR貨物·三島の
決のまま完全民営化などできるは
でいるが、二一〇四七名闘争が未解
改訂!JRの完全民営化を目論ん
しての決意表明にします。
撤回まで闘い抜く決意を明らかにして、動労千葉争議団を代表
を支えてくれている全国の皆さんとともに、一〇四七名の解雇 ともに、本日集会に参加した皆さんや物心両面にわたって闘い 強化し、そして、JR総連解体·組織拡大の闘いを強化すると
われわれ動労千葉は、団結を更に打ち固めてJRとの闘いを
ことは間違いありません。
いでしょうか。
〇四七名を守り、組合員の団結に依拠して闘い抜くことではな 願することではなく、われわれの闘いが生み出した宝として一
り上げることです。労働組合の自主性を放棄して政府与党に嘆
を産みの苦しみとして、より鍛えられた新たな団結と戦列を創
味で、一〇四七名闘争に今真に求められているのは、この困難
を推進する連中であることははっきりしています。そういう意
撃を受けているのは、自民党であり、JRであり、「四党合意」 今、七月一日の臨大での闘争団·家族の闘いにより、一番打
決起を心から支持し、ともに勝利の日まで闘い抜く決意です。
わたしは、一〇四七名の一員として国労闘争団·家族のこの
来にとってはかり知れない意味を持つすばらしい決起であった
う団結を守り抜く闘いでした。さらには、日本の労働運動の未
国労闘争団自らの尊厳をかけた全く当然の行動であり国労の闘
国労臨大での闘争団·家族の悲痛な叫び声、「演壇占拠」は
としては絶対にやってはならないものです。
やり方は、団結のひびをさらに拡大するものであり、労働組合
月二六日に続開大会を開こうとしています。しかし、こうした
り返す中、闘争団·家族や組合員の抗議の声を踏みにじって八
の闘争団·家族の必死の叫びを「暴力行為」と呼び、避難を繰 な岐路に直面しています。国労本部は、七月一日の国労臨大で
一〇四七名の解雇撤回闘争は、「四党合意」をめぐって重大
!
中村俊六郎さんの発言要旨
8·22集会での動労千葉闘争団
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