JRは、つり革消毒作業の責任をとれ! つり革消毒作業ー「日常清掃だけに追加、23時以降の消毒作業は行わない」との契約内容が判明!

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吊り革消毒作業でJR千葉支社を追及!
管理者を動員して窓閉め、消毒を行え!

動労千葉は、11月24日、つり革消毒に関する団体交渉を行い、契約に至る経過及び根拠、具体的契約内容などについてJR千葉支社を徹底的に追及した。
団体交渉の概要は、以下のとおり。

津田沼6万両、幕張8万7千両、京葉5万3千両、木更津2千3百両

組合 つり革消毒について、10月1日から日中帯の消毒作業が始まり、11月9日から夜間もつり革消毒が始まった。つり革消毒を行うに至った根拠・理由は何か。
会社 5月に鉄道グループが策定した「鉄軌道事業における新型コロナ感染症対策に関するガイドライン」に基づき実施することとした。
組合 つり革消毒についてはCTSとの事前打ち合わせを行っているはずだが、いつ頃から始めたのか。
会社 6月に手すりの消毒をお願いし、それ以降、9月末までに数回の打合せを行った。毎年10月に契約を更新していることから、10月1日付でつり革消毒を盛り込む形で契約を行った。
組合 契約の具体的内容はどうか。
会社 日常清掃につり革消毒を追加するかたちで契約した。また、起電停止の関係や他の作業との関係もあり、23時以降は消毒作業を行わないとの契約になっている。
組合 つり革消毒は、日常清掃だけに追加したこと、23時以降はつり革消毒を行わないことで間違いないか。
会社 その内容で間違いない。
組合 契約に基づく業務量について、当初の計画ではどうなっていたのか。
会社 当初の計画については回答できないが、CTSと打合せを行い、年間契約で次のとおりとなった。
津田沼 6万両。
幕 張 快速4万両、ローカル3万4千両、特急1万3千両。
京 葉 5万3千両。
木更津 気動車2千3百両。快速、特急については確認する。
組合 業務量を決定するにあたり要員数や時間等を含めて検討しているはずだ。基準は何か。
会社 要員数はあくまでもCTSが決定することであり、JRは何も言うことはない。業務量は、基本的に作業時間を基準にしている。
組合 昨年10月の契約と比較してどの程度の業務量が増えたのか。
会社 業務量として、両数や作業時間は変わっていない。
組合 ということは、つり革消毒作業の業務量分の契約金が増え、それをCTSに支払ったということか。
会社 そうなっている。
組合 CTSで要員が増やせるようにJRが責任をもつべきだ。
会社 要員はCTSで決定している。

今後1年間、吊り革消毒作業を行う? ふざけるな!

組合 契約は1年で更新となっているが、つり革消毒作業はいつまで行うことを考えているのか。
会社 新型コロナの状況が今後どうなるかまだ分からないが、契約が1年間であることから、1年間はつり革の消毒作業を行ってもらうことになると考えている。
組合 冗談じゃない。JRとして、つり革消毒作業がどれほど大変な作業になっているのか知っているのか。
会社 大変な負担をかけていることは承知している。
組合 日常清掃を行い、窓閉めも行い、さらに消毒作業を行っている。両腕を上げながらの作業で腕や肩がパンパンになっている。それを夜も行っている。このまま続けたら体が壊れてしまう。そうなったら労災事故が発生するということだ。そのくらい過酷な作業だということだ。
会社 ・・・過酷かどうかはわからないが・・・。
組合 窓締め作業は、契約の中に入っているのか。
会社 ・・・確認する。
組合 JRがコロナ対策で窓開けを行っているのであれば、JRが責任をもって閉めるべきだ。支社や運輸区、地区指導センターの管理者などを動員して窓締めや消毒作業を行ったらどうなのか。全部CTSの労働者に丸投げして、JRは責任を取らないなど絶対に認められない。
会社 組合側の意見は承知した。

 

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