JR貨物春闘超低額回答弾劾!

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ベア定額700円+基本給の0.1%=平均1,000円
シニア社員、ベア定額1,000円

ものすごい賃下げだ!

3月17日、JR貨物は、2023年度の新賃金について、「定期昇給を実施すると共に、2023年7月1日現在(昇給前)の基本給に平均0・35%を乗じた額(平均1,000円)を加える」という回答を行った。動労総連合は、「組合要求とあまりにもかけ離れた回答であり、もちかえり検討する」とした。

2018年、18年連続のベアゼロから300円のベア実施。19年・20年が200円ずつ。21年がベアゼロ。22年は基本給×0・1%(平均300円)。今年が平均1000円! 5年で2000円も上がっていない。ウクライナ戦争による物価急騰で、ベア実施どころかものすごい賃下げだ!

日貨労は、「『額』と『率』の併用によるベースアップの実現、諸要求の前進を勝ち取ることができた」として妥結した。

23春闘勝利!
貨物団結集会を開催

回答指定日の17日、貨物団結集会を開催。平野書記長の司会進行で進められ、本部関委員長から「賃上げや労働条件を勝ち取るのも、戦争を止めるのも、労働者の団結した力、闘う春闘の旗をあげよう」と激が発せられた。

三本支部長は、「千葉機の問題点として、一時的な要員確保ではなく安定的な要員確保、シニア賃金の地域間格差解消等があります。貨物支部として、今回ストライキは配置しませんでしたが、この団結集会ではずみをつけ23春闘を勝利しましょう。JR東の仲間のストライキ配置の支援、県内の廃線阻止行動の支援など、千葉機関区支部としてがんばっていきたいと思います」とあいさつ。

佐藤貨物協議会議長から春闘交渉の報告とこれからの取り組みについて、本部北村執行委員から春闘第2波闘争となるCTS春闘について提起を受けた。

質疑応答・もちより議題の提起、樋口副支部長のまとめ・団結ガンバローで集会を締めくくった。千葉機の課題・問題解決の取り組みは「いまから・これから」である。怒りと誇りをもって、気を引き締めて闘い続けよう。

継続こそ力!
葛飾で31回目の春闘集会

3月15日、青戸平和公園において、「葛飾地区春闘 総決起集会」が40名の結集で開催されました。大企業労組では「満額回答」でも、中小企業や非正規職で働く労働者には賃上げがほとんどなく深刻です。連合はコトリとも声を上げない中、地域における春闘集会は非常に大切な取り組みとなっています。

国鉄闘争葛飾支援協から葛飾労組連へ、今年で31回目の開催です。まさに、「継続こそ力」! 東部地区の他の地区労の仲間、民間労組、水道、自治体、国鉄、教育、郵政、韓国サンケン弾圧支援、争議を闘う仲間がナショナルセンターの枠を越えて結集し、「春闘勝利!戦争反対!」のかけ声高く、元気よく集会とデモを貫徹しました。

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