現行「6日」を「9日」まで大幅延伸
背景には外注化の破綻した姿がある!
8月17日、JR東日本は、「仕業検査有効期間の見直し」について提案を行ってきた。
内容は、次のとおりだ。
1 仕業検査の有効期間の見直し
現行、6日で行っている仕業検査の有効期間を「9日」に見直す。
また、起算日について、仕業検査を実施した日に運用しなかった場合は翌日から起算することが可能とする。
2.改訂時期は、2022年3月上旬としている。
破綻した外注化を直ちに中止し業務と労働者をJRに戻せ!
提案理由としてJR東日本は、新系列車両の投入により車両の信頼性が向上したことを上げている。
しかし、この間、業務外注化がプロパーの退職やエルダーの65歳到達などにより要員が確保できなくなる中で完全に破綻した姿をあらわしている。
今回の提案も、外注化が破綻する中で、有効期間の見直しを行うことにより業務を削減し、要員を生み出そうとするものに他ならない。
仕業検査の有効期間延長反対! 破綻した業務外注化を直ちに中止しろ! 業務と労働者をJRに戻せ!
仕業検査有効期間の見直しについて(JR東日本)
2021年8月17日
1.実施内容
仕業検査の有効期間と起算日の変更
(1)有効期間 6日→9日を超えない期間
(2)起 算 日 仕業検査を実施した日から起算
ただし、施行した日に運用しなかった場合は翌日から起算することが可能
2.有効期間見直し
【現行】6日を超えない期間
【提案】「9日を超えない期間」
3.起算日の変更
【現行】有効期間の起算日は運用開始日
仕業検査施行から運用開始までの上限は6日
【提案】有効期間の起算日は仕業検査施工日
施行しなかった日に運用しなければ、有効期間の起算日は施工日の翌日
【パターン1】仕業検査を施行した日に運用した場合
【パターン2】仕業検査を施行した日に運用しなかった場合
4.改訂時期
2022年3月上旬