外注化は破たんした!ただちに撤回しろ!
JR九州は4月1日、JR九州エンジニアリング(JR九州の孫会社)に外注化していた各車両区所における仕業検査や車両入換業務などを直営化した。当該業務を行っていた約180人がJR九州へ転籍となった。
JR九州は直営化の理由に「社員の退職状況」「管理業務の重複や契約業務の解消」を挙げている。つまり、徹底的に労働条件を破壊し、低賃金を強制する外注化攻撃が破たんしたということだ。
JR九州が外注化を撤回し、メンテナンス業務を直営化
【ポイント】
- 外注化されていた各車両区所における仕業検査などの検査修繕業務、車両入換業務などを直営化
- 外注先(JR九州エンジニアリング)の社員約180人をJR九州本体へ転籍
- 直営化の理由は「社員の退職状況」「管理業務の重複の解消」「契約業務の解消」
(2026年4月16日付 交通新聞の記事より)
JR東・外注化の破たん
外注化の破たんした現実は、まさにJR東日本で起こっていることそのものだ。CTSではプロパー社員の退職が止まらない。プロパー社員の仲間はあまりに低い労働条件を強制され、CTS幹部連中はすべてJR東からの天下りで牛耳られ、同じ検修業務を行っていてもJR社員とは格差をつけられている。
それを目の当たりにして将来の展望を見いだせず、退職者が相次いでいるのだ。「要員不足」になって当然だ。
この現実の中で、会社自身が外注化の破たんを認めている。雑誌『選択』26年1月号では経営幹部会議の内容が暴露されており、そこで喜㔟は、要員確保さえままならない現実に、「エルダーに頼ってきたから、外国人が入ってきても難しい」「グループ会社の要員不足をJRで採用・即出向で穴埋めしよう」などと話しているという。
「JRに就職したと思ったら即出向」――こんな「詐欺雇用」を画策しなければならないほど、外注化が職場を破壊しているということだ。
崩壊する鉄道の安全
さらに深刻なのは、鉄道の安全がその根幹から崩壊していることだ。
今年に入ってからだけでも、山手線・京浜東北線の停電事故、上野駅で架線断線による停電、宇都宮線での架線断線と大規模な運休が繰り返され、3月28日には中央本線で走行中の特急「かいじ28号」のドアが開き、4月2日には宇都宮線・白岡駅のホームのモニターが支柱ごと傾き、列車と衝突しかねない事態も引き起こされている。
われわれは一貫して「外注化は絶対に認めてはならない」と訴え、外注化阻止闘争を全力で闘い抜いてきた。それは外注化が労働者の権利を破壊し、無責任体制をまん延させ、技術継承を破たんさせ、安全を崩壊させるからだ。これはまさに今、現実になっていることだ。
それを前に、経営幹部の会議では、副社長・渡利が外注化で「JRは設備管理のプロ、グループ・パートナー会社は施工のプロ」となるはずが、「設備管理(JR)の人が現場の仕事をわからない状況」と語っている。社長の喜㔟はこれに、「このスキームは破たんしている」と応えている。
悪どい手口まで使って無理やり外注化を強行し、現場に出向を強制し続けた張本人が何を言っているのか! ただちに外注化を撤回し、すべての仕事とプロパー社員を含めたすべての仲間をJRに戻すのが当然だ!
今こそ職場からの闘いを
だが、JR東は4月1日から機能保全業務の外注化を強行した。絶対に許すことは出来ない!
会社は自ら生み出した矛盾に追い詰められている。そして、さらなる外注化はこれまで以上の破たんを生み出す以外にない。必要なのは職場からの団結した声と闘いだ。
すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに闘おう! 外注化を撤回させ、仕事と仲間をJRに取り戻そう!

