JRとグループ会社を貫く組織拡大を実現し、動労千葉の未来を切り開こう! 第52回定期大会報告②

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第52回定期大会は、関委員長ー渡辺書記長体制になって一年、日勤大会として開催された。コロナ禍のもと開始された国鉄分割・民営化型の大攻撃に対し、外注化阻止闘争、反合運転保安闘争の再構築と組織拡大をもって立ち向かう新たな闘争方針、組織体制を確立した。

大会で渡辺書記長が運動方針を提起した。
①廃線化・融合化・鉄道部門4000人削減等の国鉄分割・民営化攻撃に匹敵する、国とJRが一体となって進める国家大改造の大攻撃に総力を上げて立ち向かう。②1047名解雇撤回の闘いは正念場を迎えている。中労委は「時効」論のみですべてを切り捨てようとしている。そこを突破できれば、歴史的勝利への扉が開く。勝利に向け、全力で裁判傍聴、署名を全力で強化しよう。③戦争・改憲阻止、大軍拡を進め、国葬により安倍を神格化する反動岸田政権打倒へ。④コロナ、戦争情勢下で進む社会の大崩壊に対し、全国・全世界の仲間と連帯し闘いを強化し、「労組なき社会」化攻撃に11月集会を呼び掛けた3労組を軸に反撃する。⑤これらすべての闘いを、組織拡大の一点に集約する。特に組織拡大は、動労千葉にとって急務の課題。困難であるが全支部、全組合員が一丸となり全ての闘いを組織拡大に集約する、と提起し全体で確認された。

出された主な意見

▽車両センターが首都圏本部所属となる、グループ会社の大再編も避けられない。
▽要員不足が深刻。助勤や他のパートからの補充、非番勤務者の超勤で対応している。
▽ジョブローテーション、柔軟な働き方、融合化、絶対におかしいと思っているけど声が出せない若い人たちとつながっていきたい。
▽ヘビーメンテナンスの拡大について。
▽仕業周期延伸で検査本数が減り、入出区作業の合間に仕業検査が行われるなど、要員削減につながるのでは。
▽貨物におけるシニア基本給の地域間格差是正。退職者増による、千葉機の将来展望は。「戦争協力拒否」とは、具体的にどういう取り組みになるのか。
▽運転士の仕事の合間で企画業務を行うなど安全が守れるのか。
▽銚子の設備改修、女性用設備も、統括センター新設に向けたものではないか。

関委員長は総括答弁で、「職場闘争なくして組織拡大なし! 反合・運転保安なくして組織拡大なし! JRに最も打撃を与えるのは組織拡大だ。JRとグループ会社を貫く組織拡大を必ず実現し、動労千葉の未来を切り開こう。全員がもうひと踏ん張りを」と訴えた。

スケジュール
10月9日(日)三里塚全国集会
正午 成田市赤坂公園
10月12日(水)1047名解雇撤回・第11回行訴  14時~ 東京地裁527
10月13日(木)サークル協ゴルフ大会
10月15日(土)労働学校 13時 DC会館
10月17日(月)65歳以降雇用延長裁判 11時~ 千葉地裁601号法廷
11月5日(土)労働者国際連帯集会 13時~ 千葉市文化センター
11月6日(日)全国労働者総決起集会
正午~ 日比谷野外音楽堂
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