動労千葉 105票(昨年比 -6票)
CTS労組 67票(昨年比 -8票)
無効票 2票
棄権 1票
有権者数 175票(昨年比 -16名)
職場の怒りを示すもの
今年度のCTS職場代表選挙が6月10日に投票終了となり即日開票されました。幕張事業所では関委員長がCTS労組委員長に大差をつけ、2018年以来、8回連続の当選をかちとりました。
この数年、組合員の退職が多く出る中での闘いとなりましたが、組合員数を大きく上回る支持を獲得しました。たくさんの他労組や未加入の仲間が、動労千葉に投票し、あるいは支持拡大に動いてくれました。
これは、職場での長年の地道な労働条件・環境改善の取り組みが評価されたこと、同時に、数年にわたって続く歴史的な物価高騰の中で、あまりに低額の新賃金回答、コロナ禍以降の無茶苦茶なコスト削減、要員不足と労働強化にたいする職場の怒りを示すものです。
職場大再編に抗して、職場に闘う団結を!
日本の労働者の7割が働く中小企業の淘汰、そこで働く労働者の切り捨てが全社会的に始まっています。その先頭に立っているのがJR東日本です。
5月には、人事・賃金制度の抜本的再編を提案したJR東日本は「国鉄由来の制度を抜本的に変革する」と繰り返しています。定期昇給を廃止して「能力昇給」へ、退職金制度も抜本的に変更し、「一人ひとりが経営の主役」と称して、労働者をどこまでも競争に駆り立て、蹴落としあわせていこうとしています。
その下で、本来の鉄道業務はないがしろにされ、安全は切り捨てられ、多くのローカル線の廃線化が狙われています。
「価値創造だ」「利益をあげろ」と叫ぶこのJR東日本の新経営計画のもと、グループ会社をめぐる嵐のような会社再編、矛盾のしわ寄せが強まっていくことは不可避です。
組織拡大に総決起を
闘わなければ生きていくことも、将来展望を切り開くこともできない時代です。過半数代表にとどまらず、職場の過半数を超える労働組合が絶対に必要な時が来ています。
あらためて、動労千葉候補に投票してくれたすべての仲間、CTSで働くすべての仲間に、今こそ動労千葉への加入を心より呼びかけよう!
今こそ全組合員が組織拡大に総決起しよう!