CTS木更津事業所 発見された「注射針」入りペットボトル これでいいのか! 張り紙だけの安全対策!?

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革手袋も支給しない

CTSは清掃中に注射針がペットボトルに詰められて捨てられているのが発見されたという掲示をだしました。しかし、張り紙で「注意しろ」「発見したら報告を」と呼びかけるだけで、具体的な安全対策は何も取っていません。安全対策は「張り紙を張ること」だけなのです。
誤って注射針が刺さってしまったら、単純なけがでは済まないかもしれません。場合によっては重大な労災事故につながる問題です。しかも、注射針が発見されたのは一度だけではないのです。
本来なら、危険物を扱うために革手袋を支給するなど、安全を守るための対策が至急とられるべきです。CTSは安全を守るために必要な物品さえ支給していないのです。

 物品支給の申請を拒否

それだけではありません。作業靴は、以前は年2回の支給でしたが、労働者が自分で申請する方式になりました。それにもかかわらず、靴の支給を申請したところ、管理者に断られたという声があがっています。
前回の申請からの期間が短いというのが、その理由です。しかし、靴などの消耗品は、作業実態によっては、予想より早く使えなくなってしまうこともあります。それを単に期間が短いからと申請を拒否したのです。管理者は作業靴の状態を確認することもしないのでしょうか?

 申請に基づき支給は当然

すり減った靴のまま作業を続ければ、転倒する危険性も高まります。本来、使えなくなってしまう前に交換用に物品が支給されるべきです。
しかし、管理者が申請を断れば労働者から物品支給を申請することはますます難しくなってしまいます。
現場労働者が交換が必要だと判断したなら、会社がその申請に基づいて支給するのは当然のことです。労働者の申請を握りつぶすようなやり方は許せません。

なぜCTSだけ支給されないのか

さらに、軍手や軍足といったごく基本的な物品については、支給されてもいません。労働者自身が自分で購入したものを使うことも珍しくないのです。
こういった物品の支給は、JRでは当たり前のように行われています。それが、同じ職場で働いていてもCTSでは行われないのです。これが実態です。
CTSはコスト削減のために、労働者の安全もかえりみずに必要な物品費さえ削ろうとしています。利益のために労働者の安全や生活を犠牲にするなど、絶対に許されません。 何より最大の責任は業務を外注化しているJRにこそあります。CTSの収入はJRからの委託費がほとんどです。少なくとも、JRが委託費を十分に支払えば、人員も物品も十分な賃金も確保できるはずです。
しかし、JRは外注化してCTSにコスト削減をせまり、その責任まで押し付けています。
CTSは必要な物品を今すぐ支給しろ! 安心して働ける労働環境と労働条件を確保しろ! JRは外注化を撤回し、すべての仕事と労働者をJRに戻せ!

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