CTSでの職場代表選挙が始まった。本日29日から立候補の受け付けが始まり、6日~13日に投票が行われる。動労千葉は、幕張・津田沼・千葉事業所で組合員が立候補を準備している。
6月22日の3車両センター(幕張・津田沼・京葉)の首都圏本部移管、JR本体とグループ会社の大再編が始まっている中で、今回の職場代表選挙の位置はきわめて重要だ。今こそ職場に、現場の団結と闘う労働組合が絶対に必要だ。声を上げれば職場は変えられる!
闘いなくして安全なし!
現場から声をあげ事故のない職場を
2022年度の千葉支社管内の傷害事故(47件)は、前年度(52件)に比べれば減少したが、いまだに高い件数のまま推移している。会社には、職場での事故や疾病から労働者を守る「安全配慮義務」がある。
清掃・運転を問わず、どの事業所でもコロナ禍や要員削減により一人ひとりの負担が増えている。にもかかわらず、CTSは退職者の補充すら行わず、要員がひっ迫している。この間、ようやく募集を再開したが、助勤や異動で無理やり職場を回す状態が長い間、続いてきた。
十分な要員配置は安全作業の土台だ。動労千葉は、なによりも「働く者の安全」を第1に掲げ、先頭に立って会社と闘う。
おかしいことを「おかしい!」と言える職場に!
CTSはおかしいことだらけだ。おかしいことを「おかしい!」と言えることが安全な職場、パワハラのない職場、働きやすい職場づくりの土台だ。
この間、幕張事業所をはじめ、動労千葉組合員が職場代表を務めてきた事業所では、大きなことから細かいことまで、めざましい職場環境の改善をかちとってきた。
声をあげれば職場は変えられる! 職場代表選挙では、労働者のための代表を選ぼう!
職場代表選の争点③
職場再編・労働条件改悪を許さない団結を
JR東日本は、コロナ禍が落ち着いてきた中でもグループ会社へのコストカットをやめず、職場には人減らし、仕事減らしの攻撃が続いている。
車両センターの首都圏本部移管で、会社は「現場の仕事は変わらない」と言っているが、そんなことがあるわけがない。JR東日本の「変革2027」では、「グループ会社の再編成」が明記されており、遅かれ早かれCTSも会社統廃合もふくむ組織再編の荒波にさらされることは明らかだ。車両センターの6月移管、全JR職場の統括センター化はその始まりだ。
先輩たちが長い闘いの中でかちとってきた労働条件、職場労働環境の破壊を許さないためにも、今こそ職場の団結と、闘う労働組合が絶対に必要だ。
以上の点を重点的に訴え、全組合員の決起で職場代表選に勝利しよう。
職場代表選は、職場のこと、労働条件のこと、労働組合のことについて職場の仲間と議論する絶好の機会だ。組合員候補への投票はもちろん、この過程で動労千葉への加入を全力で訴えよう!