CTS幕張事業所長が、賃金請求の受け取りを拒否するという不当な対応!
千葉鉄道サービス幕張事業所において、長年、16時45分から18時までの休憩時間中に、192Mの便抜き、前面清掃等の作業を行っていながら、時間外労働分の賃金が支払われていなかった問題で、時間外労働を行っていた幕張事業所の当該労働者17名が、3月19日、CTS本社に対して時間外労働分の賃金の支払いを求めて請求書を提出した。
長年、作業をさせておきながら一銭も払わないCTS
この間の団体交渉においてCTSは、「時間外労働を行っていた労働者から請求があった場合は、時間外労働分の賃金は支払う」との回答を行っていた。
そうであるならば、今回の請求に基づき、CTSは、直ちに時間外労働分の賃金を支払え。
今回の請求にあたって幕張事業所では、前日の18日、所長に対して請求書の提出を行った。しかし、幕張事業所の所長らは、不当にも受け取りを拒否したのだ。時間外労働の整理をするのは事業所の所長だ。長年にわたって時間外労働をさせておきながら、時間外労働分の賃金を一銭も支払っていなかったのだ。
時間外労働を行っていた労働者は、休憩時間中に作業を行っているのに残業代が出ないのはおかしいと長年思い続けていたのだ。
今回の請求は、時間外労働分の賃金の支払いを求めているのであり、極々当然の権利であり正当な行為だ。
CTSは、こうした請求すら拒否したのだ。絶対に許すことはできない。
休憩時間を変更した」?
100%ウソの報告だ!
しかも、CTSは、千葉労基署からの指導で、休憩時間中に作業を行っていた労働者に対する聞き取り調査を行い、3月10日にその内容を千葉労基署に報告した。しかしその内容は、「休憩時間中に作業は行っていたが、その分、休憩時間の変更で対応した」とされているのだ。
これは、100%ウソの報告だ。
作業を担当した人たちは、昔から、休憩時間中に作業を行っていたから一緒に作業をやっていただけで、休憩時間の変更の指示などは、誰からも、一切受けていないのだ。
作業した本人たちが休憩時間変更の指示も受けておらず、しかも休憩時間だという認識が全くない以上、休憩時間の変更など、行われていなかったということだ。
こうした事実を無視してCTSは、「休憩時間を変更した」などというウソの報告を行っているのだ。
今回、当該の労働者が賃金を請求したことは大きな一歩だ。団結して職場で声を上げれば、絶対に現状を変えることができるということだ。時間外労働分の賃金を受け取るまで、闘いぬこう!動労千葉も、ともに闘います!
CTSは、時間外労働分の賃金を直ちに支払え!
3・29三里塚総決起集会に結集しよう!