10・7三里塚現地闘争を闘いぬく

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10・7三里塚現地闘争を闘いぬく!
農地強奪は改憲と戦争、労組破壊攻撃と一体だ!
農地法による農地取り上げに断固闘う!
来年3・30集会に総結集を

全国から1460名が結集し、農地強奪阻止、戦争と改憲攻撃に反撃を宣言!

 10月7日、成田市東峰において、三里塚芝山連合空港反対同盟主催による「10・7三里塚現地総決起集会」が、全国から1460名が結集し開催された。
 現在、三里塚をめぐっては、暫定滑走路の北側への延伸工事が強行着工され、さらに空港会社が当初保存すると約束していた東峰の森についても、新たな誘導路を建設するために次々に伐採するという、言語道断の攻撃が行われている。
 また、安倍政権の下で掲げられた「アジアゲートウェイ構想」により、空港を24時間化し、これを要とした「東アジア経済圏構想」=アジア再侵略と、「国際競争力の確保」を盾にした労働者への激しい攻撃、さらに農業の切り捨てが進められようとしている。
 こうした中で開催された今回の全国集会は、労働者と農民の新たな同盟をつくり出す上でも重要な集会となった。
 集会は、本部役員の鈴木幸司さんの開会あいさつで始まり、北原鉱治事務局長が、「日本は今どうなってるのか。沖縄12万人の決起にあるように、怒りが沸いている。有事には成田に米軍50万が来る。そして成田を拠点にアジア侵略が再び行われるということだ。日本の労働者・農民が問われている。今日を新たな出発点として闘おう。来年3・30への大結集を」と力強く訴えた。
 萩原進事務局次長の基調提起後、田中委員長からの特別報告が行われ、36回定期大会での決定方針と組織拡大を紹介するとともに、三里塚闘争が今日の動労千葉を鍛え上げたこと、そして何よりも労働者が主人公となるような社会を目指して、原則を曲げずに闘いぬくことの重要性を訴え、当面、11・4労働者集会1万人結集を実現するために全力で闘いぬくことを訴えた。
 また、国・国交省、空港会社が農地法を改悪して農地取り上げを行おうとしていることに対して敷地内の市東孝雄さんからは、「私の問題は全国の農民の問題だ。政府は行き詰まっている。労農連帯を強化し、最後まで頑張る」との熱烈な決意が表明された。
 さらに、房総の米農家の農民からは、300万農家を14万に減らす政府は絶対に許さないとの発言が行われた。
 そして集会後は、政府・国交省、空港会社による土地取り上げ反対を訴えて敷地内のデモ行進を行った。
 三里塚闘争勝利!空港廃港!
11・4全国集会に全支部から根こそぎの決起を!

根津さんへの解雇処分を許さない!
都教委抗議の1日行動を闘う

沖縄12万人の決起を伝える新聞を示して、社会を変えるために11・4への1万結集を訴える田中委員長

 ファシスト・石原による「日の丸・君が代」への不起立・不斉唱を理由とした根津公子さん、河原井純子さんへの不当処分と解雇恫喝への抗議として、「『君が代』解雇をさせない!都庁前ワンデーアクション」が、東京・新宿の東京都庁前において行われ、動労千葉からも田中委員長を先頭に代表団が参加し、ともに闘いぬいてきた。
 田中委員長は、沖縄12万人の決起に続き、東京でも11・4に1万人の労働者を結集し、社会を変えようと訴えた。
 石原や都教委は、これまで400名に及ぶ教育労働者への処分を乱発し、根津さんには「来年座ったら解雇だ」との攻撃をかけている。しかし根津さんは「来年も座る」ことを宣言し、全国の教育労働者への闘いを呼びかけている。
 また、この日は、サンフランシスコ等で日本領事館に対する連帯の抗議行動も行われるなど、「日の丸・君が代」反対の闘いは、海を越える闘いとなっている。
 あらゆる闘いを結合し、11・4に1万人を結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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