闘春

3517

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金路を見失った
者は誰か
寻動労千葉
NOons
Winn
all

きている。
争の危機がすごい勢いで増殖して
だ。分裂と対立と危機の噴出、戦
もない地殻変動を開始しているの
で進んでいる。社会全体がとてつ
この嵐は、全てのものをのみ込ん
出しながら、落日を迎えている。
が、蓄積された矛盾を一挙に噴き
わたる米·ソを軸とした世界体制
しただろうか。戦後四十数年間に
じた。このようなことを誰が予想
は、ソ連邦の崩壊·消滅で幕を閉
「湾岸戦争」に始まった九一年
ているのである。
旗を掲げるときが到来しようとし
歴史の創造主として、高々とその
場しなければならない。労働者が
そが、この変革の担い手として登
とは明らかだ。そして、労働者こ
革に向けて発展せざるを得ないこ
想像もつかないような世界史的変
世界の支配者どもの思惑をこえて、
うことである。この歴史的激動は、
史は、もとの鞘には戻らないとい
とは、ひとたび変動を開始した歴
しかし、ただひとつ明らかなこ
の労働者こそが
変革の担い手として
国鉄千葉動力車労働組合
〒280 千葉市要町2番8号(動力車会館)
電話
1(鉄電)千葉 2935 · 2936 番
(公) 千葉(22) 7207番
1992.1.1 No. 3517
うな方向を定めることができるか
何を決意し、その道ゆきにどのよ
う、歴史の転換点の最中にあって、
事件がしぶきをあげてぶつかり合
かもしれない。しかし、激しい諸
った後で語ることはたやすいこと
はじめた。ひとつの時代が過ぎ去
が、猖獗をきわめて激しく変動を
歴史が大きく動きだした。時代
ンを高々と掲げることができる。
って、われわれは、このスローガ
ヘ!」– 新たな年の劈頭にあた
「この好機を逃さず、反転攻勢
ではない。
つきりと確信することができる。
年」の指針となっていることをは
闘いの軌跡こそが、「変革の九二
とってきた。われわれは、自らの
えがたい、勝利への道すじを学び
くの血を流しながら、何物にも代
の労働組合とは何かを追求し、多
としていかに生きるべきか、本当
闘いの渦中に身をおいて、労働者
信じ、いかに困難なときにも常に
しかしわれわれは、自らの力を
は、言葉で語るほどたやすいこと
○歴史が動き始めた
11
びあがっている。
者とが、鮮明な対比をなして浮か
後まで勝利の確信を失わなかった
こには、針路を見失った者と、最
かもうとしているのか、すでにこ
誰が未来を失い、誰が未来をつ
崩しはじめたのである。
れの闘いが、ついに厚い壁をつき
ことの自認に他ならない。われわ
企業一組合路線が失敗に終わった
継続的に発展しつづけ、結局、一
千葉の不屈の決起を中心として、
はずだった国鉄労働運動が、動労
しかしこれは、「根絶」させる
闘春
応しい末路をたどったのである。
って捨て去られるという、最も相
破産」とも言うべき状況にたち到
JR総連·革マルは、飼い主によ
·民営化は、五年目にして、「総
こびへつらい、魂まで売り渡した
の足元にまで及んでいる。資本に
すでに革マル·松崎の牙城東日本
:JR総連瓦解”の火の手は、
揺らぎはじめた。
ぐる激震と期を一にして、激しく
「JR体制」も世界·日本をめ
執行委員会
国鉄千葉動力車労働組合
一九九二年 一月一日
日を待っているのである。
とばしる炎となって、燃え上がる
の職場に飛び散った。そして、ほ
火花となり、種子となって、全国
もり積もった怒りの全てを解き放
て闘いぬかれたこのストライキは、
全国の国鉄労働者の怒りを代表し
反撃の闘いの火ぶたをきっている。
年十一·二二–二六ストをもって、
れは、すでにこの攻撃に対し、昨
理化攻勢を開始している。われわ
分割·民営化」とも言うべき大合
て、堰をきったように、「第二の
JRは、こうした状況に直面し
反転攻勢の年に
年を反転攻勢の年としよう!
ちと固いスクラムを組んで、九二
って闘いに起とう。全国の仲間た
!この十年間の屈辱と苦しみ、積
爆発寸前である。まさに好機到来
矛盾は、いたるところでほつれ、
とつ終わってはいない。敵の側の
分割·民営化体制反対闘争は何ひ
開始する。われわれにとっては、
制」打倒に向けて、新たな闘いを
人体制」大合理化粉砕、「JR体
われわれは、ただちに、「五万
O
好機到来,22年を
有機構の解体と「鉄道整備基金」
り上げたことを発端に、新幹線保
務問題の解決が、完全に暗礁に乗
の発足、JRの経営危機の表面化、
株式上場が不可能となり、累積債
った。バブル経済の終焉に伴って、
そればかりではない。国鉄分割
うことである。
される年とならざるを得ないとい
·犯罪行為の是非が、再び問い直
割·民営化という、国家的な不正
終わった。つまり、九二年は、分
って強行したことは、全て失敗に
く崩れさった。分割·民営化によ
JR発足時の枠組みは、ことごと
先に述べた労務政策の破綻等々、
O
総破産した
分割 ·民営化

反合·運転保安確立! 反戦·反核を担う労働運動を!
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