JR情勢が重大な転換点を迎えているなかで、7月4日、千葉市市民会館大ホールで、国鉄闘争全国運動の集会がかちとられた。
国鉄1047名闘争勝利に向けた「あと一歩を」かちとるための支援を訴えるとともに、始まったJRの大再編情勢と全面的に対決する動労千葉の闘いの決意を示す集会として勝ち取られた。
また、7月13日に予定されている関生支部・武委員長への「労働組合活動を犯罪とする」反動判決を粉砕する意味でも決定的集会だ。
集会では、動労千葉から関委員長が、「国鉄・分割民営化型の大攻撃に立ち向かう」と題して講演を行い、続いて、関西生コン支部の武建一委員長が、「関生弾圧と労働運動の展望を語る」
と題しての講演(ビデオ)が行われた。
我々は、「外注化阻止闘争の再構築」を掲げて今春闘を闘い、外注先のCTSで労組の多数派を目指す挑戦を本格的に開始し、幕張に続いて津田沼でも職場代表選挙で勝利した。
コロナ禍とそれに便乗した激しい攻撃の中で、職場には「闘う労働組合が必要だ」という意識が生まれている。医療労働者のストが社会的共感を呼び、「変わらない」と思わされてきた現実を少しずつだが変え始めている。7月国鉄集会の成功から、11月集会へ、現場から闘う労働組合を復権させよう!
木更津事業所で1名が動労千葉加入
津田沼事業所 職場代表選挙
渡辺執行委員を代表に選出
幕張事業所に続き勝利
7月2日、CTS津田沼事業所の職場代表選挙で、動労千葉の渡辺靖正執行委員が有権者(60名)の過半数の信任をかちとり職場代表に選出された。選挙戦は左記のような経過をたどる大接戦となり3度目の投票で決着となった。6月中に決着した幕張事業所(有権者229名)での勝利に続き、非常に大きな勝利となった。
<渡辺執行委員のあいさつ>
津田沼事業所で働く多くの労働者の投票に心よりお礼を申し上げます。構内運転・仕業、清掃等の問題点を、一人ひとりから話を聞かせて貰い改善要求をまとめていきたいと思います。
職場全員の声を一つにまとめて行くことこそ会社に対する最大の力となります。今後ともご協力、よろしくお願いいたします。
【1回目】
動労千葉 渡辺候補 29票
CTS労組Y候補 30票
棄権 1票
(→過半数に達しないため信任投票)
【2回目】(Y候補の信任投票)
信任する 29票
信任しない 30票
棄権 1票
(→Y候補不信任)
【3回目】
(渡辺候補への信任投票)
信任する 31票
信任しない 29票
→渡辺候補を津田沼事業所の職場代表に選出!