起こるべきして起きた池袋脱線事故

1942

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国鉄「分割 ·民営化」阻止!三里塚二期着工粉砕!
続発する
起こるべくして起きた池袋脱線事故
国鉄事故の
示すもの…
過員対策」等、労働者を職場から放り出す当局施
動労「本部」革マルは、首切り「三本柱」や「
たことだ。
働者の安全作業の要求がことごとく無視されてき
えに、士職兼転修に伴う教育、訓練を軽視し、労
ろくに消化できない厳しい要員状況におかれたら
第二は、誘導担当、信号担当の労働者は特非も
労働条件、作業安全無視
事故要因の第二は、職場の
熟練度が不足していたのである。
に推進の場合の後部車両の位置判断などの経験、
先輩から仕事のノウハウを教わる機会もなく、特
た結果として、新たに構内電運士になった人達は、
の全乗務員を八四年度末で全員退職させてしまっ
動労·池袋電車区支部の革マル分子が、五五才以上
すなわち、「三本柱」クリアー運動を推進する
経験しかなかったことだ。
の経験しかなく、とりわけ当該運転士は二カ月の
第一に、構内電運士十名のほとんどが一年未満
事故の要因について、具体的にみてみよう。
だ。
ワ寄せ、犠牲が労働者におしつけられているから
させた」 「組織に多大な迷惑ゃ損害を与え絶対に
柱」のクリアーをかかげることにより、一切のシ
理化」「職場規律」に全面協力し、首切り「三本
なぜならば、動労「本部」革マルが当局の「合
とから起こるべくして起きた事故といえる。
一名、誘導二名とも動労「本部」組合員であるこ
この事故は直接の関係者である構内電車運転士
民家に突っ込む事故が発生した。
車がそのままコンクリートのストップを押し倒し、
ユニットを切り離すために九両編成で進入した電
五月八日、池袋電車区構内18番線において、一
労働を強制させられてきたからにほかならない。
事故の概況は次の通りである。
五五才以上の退職強要
事故要因の第一は、
一掃しょう。
革マル松崎は責任をとれ!
東京の国鉄池袋電車区で8日午
後、入れ替え作業中の電車が重
止めを乗り越え、5你先のアパ
国電、突っ込む
ートに突っ込んで、一階部分を壊した、幸いけが人はなかったが、もしア
「本部」革マルを絶対に許さず、国鉄から追放·
ついては、知らぬふりをしようとする卑劣な動労
働条件を政府·国鉄当局に売り渡している責任に
他人の責任は追及しても自らが国鉄労働者の労
いのか。
全国の国鉄労働者に対し自己批判をすべきではな
今回の事故で、東京地本委員長·革マル松崎は、
しつけ、大阪地本に自己批判をさせた経過がある。
許せない」とし、当該乗務員にすべての責任をお
すための逆包囲網形成のたたかいを一挙にがかい
た「西明石事故」に対し、「国鉄を国鉄として残
動労「本部」革マルは、昨年十月十九日に起き
る動労「本部」革マルにあるといえる。
先兵となって「三本柱」「合理化」に率先協力す
以上のことから、事故の一切の責任は、当局の
強要を許し、現場労働者は動揺、不安感の中での
その結果が、当局のワッペン等の権利侵害、退職
全、労働条件の改善について何んら取り組まず、
バートに人がいたら ……………
aM:午後2時55分。東京都券5 1:24 :111223番に記事
(5月8日 池袋電車区、事故現場)
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
策に全面的に協力しながら、肝心な職場の作業安
は責任をとるべきである。
るべくして起きた事故である。当該地本委員長·革マル松崎と、全乗会長·革マル富岡等
アー運動を推進し、合理化に率先して協力する動労「本部」革マルの裏切りによって起こ
て要員削減·労働強化、無謀な強制配転を強行する国鉄当局と、さらに、「三本柱」クリ
五月八日、池袋電車区構内で発生した脱線事故は、職場の労働実態や運転保安を無視し
クリアー運動(ガ郎
合理化·配転強要(うと、ついに率先協力する「三本柱」
動いこそが事故の元凶
印動芳千葉
85.5.20
No.1942
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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