訪中報告4 中国で考えた社会主義建設と戦争

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉砕!
中国で考えた
訪中報告
社会主義建設と戦争

動労子葉執行委員
:::::
布施宇一
いということです。
民を苦しめた侵略軍の一員であると同時に、「満
ったということ、私の父が、まぎれもなく中国人
私自身が北京市で生まれ、四才まで北京市で育
訪中に当って考えたことの第二点は、
「日中戦争」|中国侵略
疑問を感じたこともまた事実です。
的合意が可能なのかどうか、さまざまな意味での
者のスト禁止」などということについて、全人民
と思いつつも、「晩婚」「子供はひとり」「労働
て、この壮大な試みをぜひとも成功させてほしい
向と無関係ではありえない日本人民のひとりとし
しかし、あらゆる意味で、十億の中国人民の動
痛いほどに感じることができました。
ふれあいなどで、中国の祈りにも似たこの熱意を
々の場所で不充分ながらも交した中国の人々との
一人」を奨励する掲示、そして、街頭や飯店や様
させよう」というスローガンや「晩婚」「子供は
での論議、街々にかかげられた「人口調査を成功
講師に開催された中国の新憲法についての学習会
成都市で中国々際旅行社の全線随行員·羅戟氏を
中華全国総工会を訪問した際の陳宇副主席の話、
げようとしているように見えます。
は今、この経済の成熟を社会主義のもとで成しと
を強制されてきました。文化大革命を経て、中国
される経済基盤の確立について、極めて苦難の道
れたということも含め、十億の人民が充分に満た
を充分に経験する前に植民地主義によって収奪さ
革命以降の中国は、資本主義による産業の成熟
の中国の風土と生活の実態を自分の目で見てみた
もつ中国の世界史的影響力は現在も変らない、そ
に、十億の人口と広大な国土、豊富な天然資源を
同の成立等々、世界中に衝撃的影響を与えたよう
ッカーシー旋風(赤狩り) や日本における反共民
一九四九年の中国革命が、アメリカにおけるマ
=三里塚·ジェット闘争への確信Ⅱ
を終ります。
員のみなさんに再度お礼を申し上げて、訪中報告
以上、極めて不充分だとは思いますが、全組合
ます。
ことに、さらに確信を深めることができたと思い
止へ向けて、真に闘う戦線の構築を目指している
この間、「三里塚と国鉄」を基軸に軍事大国化阻
教科書検定が強行される情勢の中で、動労千葉が、
日本軍の中国侵略」を「進出」と書き改めさせる
しかし、中国人民の生活を自分なりに見て、「
でした。
どが日程から外れていたことは極めて残念なこと
た南京大虐殺の犠牲者を祀る「雨花台烈士陵」な
来たら、ここを素通りしてはならない」と指摘し
白井幕張支部長が「日本人であったら、南京市へ
その意味では、第一回県労連訪中団に参加した
に見てみたいということです。
とは当然であり、そのことを中国現地で自分なり
も含めそれ以上のものが、中国人民の中にあるこ
らえなければならない」ということですが、感情
であり、帝国主義、植民地主義を階級苦としてと
中国側の公式見解は「中日両 国 人民は犠牲者
題を中国現地で考えてみたいということです。
個人的な体験も含め、日本の中国侵略ー戦争の問
によって全て奪いとられた儀牲者でもあるという
近くまでの、人生で最も働ける時期の蓄積を敗戦
況に追われて中国へ渡り、二十代前半から四十才
州へ行けば給料が二倍」という一九三〇年代の不


その第一は、
りました。
自分なりに考えてみたいと思うことが二点ほどあ
訪中することが決まったとき、自分なりに見て、
社会主義建設への熱意
*******
届けしたいと考えておりますので御参照下さるようお願いします。
いては、報中団として報告集をまとめることとなっており、できあがり次第、各支部へお
交流·見学の中で感じたことを述べて報告を終りたいと思います。なお、不充分な点につ
二回にわたり、貴重な紙面を借りて経過報告的に訪中報告をしてきましたが、最後に、
82 B 10
’82年6月10日、 四川省·成都空港にて、布施執行委員。
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
*******
:
,動劳千葉
DO
82.7.23
M
No. 1103
(鉄電)二九三五~六·(公衆)◎四さ(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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