第28回全支部活動者研修会開催 ジョブローテーション粉砕! 3月ダイ改阻止!20春闘勝利へ、決戦体制!

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反撃に立ち上がる!

第28回全支部活動者研修会が、1月26日~27日、山梨県石和市において開催された。
冒頭あいさつにたった関委員長は、「4月1日の運転士・車掌の職名廃止に対し、動労千葉として断固として反撃に立ち上がる。なぜ今、職名を廃止するのか。『職名まで廃止されるのか』と、『鉄道会社としての常識は通用しない』と突きつけ、労働者側の抵抗する力が最も強く、最も象徴的な位置にある乗務員の抵抗力を打ち砕き、諦めさせ、抵抗できなくさせ、すべてのJR労働者の権利を根底から破壊するためだ。職名廃止に対して、決して諦めず、絶対に許さない闘いを、団結を守って徹底して闘い抜けば何かをつかむことができる。闘えば道は開ける。全活を期して決戦体制を確立し、ジョブローテーション粉砕!3月ダイ改阻止!20春闘勝利へ、ストライキを配置して総決起を開始しよう!」と、今全活の重要な意義をあきらかにした。

3つの提起で確信

初日は、川崎書記長から「20春闘勝利!3月ダイ改阻止!ジョブローテーション粉砕をはじめとした当面する取り組みについて」、田中顧問から「俺たちは鉄路に生きる・40年の闘いの到達点・労働運動の再生のために」について提起を受けた。
二日目は、動労千葉労働学校の藤村先生から「『資本主義は持続できるか』、『世界的規模でどんな危機が起きるかわからない』『日本も例外ではない』、だからこそ、労働者階級の現場からの闘争と団結がすべてを決める。JRを軸に、日本労働運動の転機を作り出そう」と題した講演を受けた。
参加者は、3つの提起で、決戦を闘う確信を掴んだと思う。全活の詳しい内容、参加者の感想文は「機関誌・動労千葉」にて報告される。

19年は『騒乱の年』20年はそれ以上に

この決戦を闘うにあたって、全活を通して提起された時代認識は何か。
イギリスの経済誌『フィナンシャルタイムス』は、「未来の歴史家は2019年を特筆すべき『騒乱の年』と定義づけるかもしれない」とし、2019年は資本主義時代始まって以来の「全世界同時の巨大な労働者人民の反乱」が起きた。しかも、「20年は19年以上に大規模デモが世界を揺るがすかもしれない」と論説している。四半世紀にわたる新自由主義的な搾取、収奪の結果として政治的経済的危機が全世界を覆っているなかで、「金持ちと貧乏人しかいない。不公平だ」(チリ)と、貧困、そして激しい格差に対し全世界で反乱が起きているということだ。
たしかに、日本の状況は世界の動きと隔絶されたかのような感じがある。しかし「限界国家ニッポン」と呼ばれる現実、安倍政権のもとで進む社会の「総崩れ」、あまりにもデタラメで傲慢な政権運営・・・日本の労働者民衆の中に、怒りはマグマのように渦巻いているのだ。

原点にかえって

JRで進む「労組なき社会」をつくる攻撃、関西生コン支部への大弾圧、そして「働き方改革」、改憲への突進。国鉄分割・民営化以来の歴史的攻撃は、JRだけではなく労働者全体の未来を左右する攻撃だ。これと真っ向から闘う動労千葉の任務は重大だ。
「どんなに小さな労働組合でも労働者階級全体の利益、労働運動全体の前進という観点を忘れないこと」。
今こそ闘う労働組合が必要だ! 職場の怒り、現場の怒りと結びつき、労働運動の復権を! 動労千葉結成40年、国鉄分割・民営化、外注化と闘い抜いてきた原点にかえり、反合・運転保安闘争で2・3月の決戦を闘い抜こう!

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