現場エルダー組合員の怒り 「CTSは嘘ばかりつかないで俺らを雇え! 絶対に責任を取らせる」

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動労千葉は4月7日、春闘第2波の闘いとしてCTS本社前で抗議行動を行った。今年度に65歳を迎える組合員が前列に並び次々と発言を行った。CTSは団体交渉の中で、何度も「JR側で新たな制度ができたから、それを通さないでエルダーの雇用延長は行えない」「管理者も同じだ」と回答し続けてきた。だが、その回答はウソだった。管理者だけは隠れて雇用延長させていたのだ。現場の怒りの発言を紹介する。

幕張事業所(検修)
山田 護さん
「今日65歳になりました。去年、高齢者雇用安定法が変わり、65歳以上の雇用が努力義務になった。CTSと再三団交をやってきました。CTSは『管理者も含めて70歳までの雇用の努力義務はJR東にある。CTSはCTS社員の努力義務がある。だからエルダー社員はCTSの直接雇用はない』と何度も回答してきた。それが大嘘だった。南船橋事業所では65歳過ぎても管理者が雇われている。どういうことか聞くと、「認識が違っていた」と。組合側との認識と違うのではなく、CTS会社内での認識が違っていたと。本来「労使の認識が違っていた」でしょ。これが通用するはずがない。何十年もJRとケンカしてきたが、ここまで180度の嘘をつく会社はみたことがない。会社の体(てい)をなしてない。こんな会社は潰すしかない。これからも働いていきます。絶対にこの会社に責任を取らせる。

千葉事業所(清掃) 
山田 繁幸さん
「今回の団交での大嘘はだまし討ちだ。絶対に許せるものではない。謝ってすむ問題ではない。こうなったら徹底的に闘いたい。」

幕張事業所(構内)
越川 幸夫さん 
「CTSは去年から大先輩の首を次々と切ってきた。我々も雇わないと言ってきた。仕事のやる気を削ぐことばかりやってきた。それがフタを開けたら管理者だけ雇っていた。ふざけるんじゃない!物価も上がってきて、年金だけで生活できるのか不安になってきている。JRとCTSは嘘ばかりつかないで俺らを雇え。怒りしかない。」

千葉事業所(清掃)
堀江 さん
「千葉事業所は今年4名の組合員が65歳を迎える。他にも組合員もいるので、根気よく闘い抜くつもりだ。」

津田沼事業所(清掃)
渡辺 靖正さん
「私も津田沼に来て4年になる。多くは65歳を迎えると辞めていった。一昨年までは会社のほうから辞めてほしいとは言わなかった。しかし65歳過ぎても雇われている管理者がいる。これは絶対に許せない。この怒りは現場で働いたものしかわからない。いま仕事が増えてきている。その中で現場の労働者のが頑張りがあって、JRから天下ってきたCTS本社の幹部連中だって生活できている。それを「雇ってやっている」という勘違いしてるんじゃないのか。こんな会社には明るい未来はない。私は職場代表選挙で4度目で勝利した。うれしかった。しかし来年2月に65歳を迎える。6月の職場代表選挙には相馬支部長が代表選に出る。動労千葉が職場の主導権を握りたい。」

津田沼事業所(清掃)
志賀 さん
「今年の10月で前期高齢者の仲間入りです。血圧が少し高めですが健康で頑張っています。65歳以降の雇用延長は、本当にささやかな最低限の要求です。ただ働きたいという要求です。それすらできないなんてCTSは最低の会社だ。最後まで要求をかちとるまで頑張ろう。」

 

65歳以降雇用延長 外注化粉砕 
千葉地裁 第1回裁判
4月18日(月)10時 
*9時30分 千葉地裁前集合

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