春闘討議資料③

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉碎!
『物価「公共料金」の気、値上げ許すな、

(表一1)
春ら賃上げ率と賃金(名目·実質)
の 対前年上昇率の推移
%
35
32.9
春の賃上げ率
30

25
1
えしているというのが実態である。
こ数年、全く上昇していないばかりか、下落さ
らのが通説であることを考慮すると、実質賃金は、
生活実感からかけ離れて低く発表されているとい
〇〇%」なる数字は、実際の家計をあずかる者の
まである。しかも、政府統計による「物価上昇率
の上昇は、わずかに二名台を低迷しているありさ
質賃金指数(=名目賃金指数 ·· 消費者物価指数)」
実質的にはどんどん切り下げられ、ここ数年「実
さやかな賃上げ分でさえ、物価上昇に喰われて、
ほしい。われわれが必死の想いで勝ちとった、さ·
「物価で帳消し」となった!)。(表ー1) を見て
ちとった。 (それすらも、その年の秋には、ほぼ
物価高騰」の情勢の中で三二·九%の賃上げを勝
一九七四年の春闘は、「第一次石油ショック·
え、「物価」で帳消し ……
ささやかな「賃上げ」 分さ
21.5
名目賃金指数
20
20.1
16.9
16.0
14.8
15
14.6 15.3
物価上昇で …::
9. 12.5
13.1
:喰われた部分
10
8.8
11.0
8.7
8.8
8.5%.
6.4
8.
60
5
1.
実質賃金
5.9 . 5.6
指数·
2.7 2.9
2.5 2.7
2.2

0.5

1971年 72年 73年 74年 75年 76年 77年 78年 79年
4
春印討論資料そのろ歯止めのはずれた物価急上昇の
一九七四年の「第一次石油ショック·物価高騰」
来月一日からの電気、ガス料金大巾値上げを控
5/25 六年ぶりに「物価メーデー」
10万人の怒りが憤出!
「八%うち破れ!」「大幅賃上げを!」 ……
:
:
いぬいた。
春闘共闘会議隊列五千名の仲間と共に最後まで闘
参加し、新宿コースのデモの先頭を担った千葉県
動労千葉は各支部から六六名の参加者をもって
参加者は怒りも新たに集会デモを闘った。
としている」と’非常事態”を宣言した。「こん
の大巾値上げにより、物価は天井知らずになろう
通しはすでに大きく崩れている。その上公共料金
!」の声は会場に満ち、
なんで八%に抑えるのか
!」「大巾賃上げを!」
なんじゃ喰ってゆけない
時以降六年ぶりに持たれた、この日の「物価メー
る十万名の結集をもって、その怒りを叩きつけた。
都道府県で集会をもち、中央集会には予想を越え
れて、我慢の限界にきている労働者は、全国三〇
理化等とにはさみうちさ
急騰、加えて低賃金·合
」と称される昨今の物価
「第二次石油ショック
が東京·代々木公園で開催された。
え、三月二十三日、春闘共闘会議主催の中央集会
印動芳千葉
80.3.26
に異常である。
昇ピッチたるやまさ
フを見れば、その上
(つづく)
:
(表しろ) のグラ
【表-3).
卸売物価の推移
(1975年平均=100)
·
(表一2)
(対前年同月比)
上る)
1. (前月比)
2
– 0.9
向に衰えないで本年に至っている。
1151
(指数
1.5
1979 年
1.3
10
N.9 (前年
1.
同月比)
1-0.1)
5.
2
105
(前月比)
?
バシードニー0.1-66
6.2
1978年
100
121|1 2 3 4 5 6 7 8 9101112
’出所) 每日新聞 79年11月9日 夕刊
は一〇%台をどんどん突破し、急上昇の角度は一
七月=八·三%と急上昇に転じ、さらに八月以降
年同月比」で、五月=三 ·五%、六月=五·二%、
安定傾向にあったものが、昨年半げを境に「対前
最近の「急騰」ぶりをよく示している。
前半は円高の効果が残っていた事で相殺されて、
1、まず「卸売物価」についてみると、一昨年

全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ !!
価ならびに消費者物価の推移」を示す表であるが、員
(表12) は、政府統計による最近の「卸売物
との実感を持っている。
卸売物価
消費者物価
ら政府の見通しなど、ほとんどの人間が信じてい:
「物価の上昇は六·四%におさえる」などとい:
0
00

00
(下降) 最底
3
4.2
9
除 – 3.7
3.7
10
最→ 4.0
3.3
11
– 3.2
35
(下降)
2
(ゆるやかに上昇)
>- 2.3
1979年1月
– 1.6
3
0.1
45 6 7 0
2
35
5.2
急激に上昇)
8.3
10.9

12.6
2
10
14.5
3.2
2.4
最底
2
2.6
3.1
3.8
4.2
3.1
3.1
4.2
(上昇)
「(卸売物価と消費者物価の関連)
(朝日新聞の調査に
ない。大方が「一〇%台から二〇名」近い上昇、
1
公約した消費者物価上昇率六·四%以内、なる見
デー」で、挨拶に立った槙枝総評議長は「政府の
C
Z
NO. 386
(鉄電)二二五八~九·(公衆)日四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
3.
4.
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