敵の攻撃を糧として、組織拡大の実現へ! 定期委員会成功かちとる!

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7月1日、DC会館において第88回定期委員会を開催し、23春闘、3月ダイ改闘争を総括し、鉄道の歴史を覆す「鉄道をもつIT企業」化攻撃と闘いぬき4000人削減―融合化攻撃粉砕、外注化ー非正規職撤廃、ローカル線切り捨て攻撃反対、戦争と改憲攻撃に立ち向かう闘う労働運動の再生と組織拡大に向けて闘う方針を確立した。

委員会は、千葉機関区支部の三本君を議長に選出。スローガン案提起の後、関委員長があいさつを行った(別掲)。動労千葉を支援する会の山本事務局長から熱い連帯のあいさつを受けた。その後、経過報告、当面する取り組み、質疑応答が行われた。総括答弁の後、委員会宣言案が発表され、スローガン、方針案と共に採択された。団結ガンバロ―を三唱し、委員会は成功裡に終了した。

正念場を迎えて   関委員長あいさつ

 本日7月1日、全駅の統括センター、営業統括センター化、全乗務員を対象に営業統括センターの兼務発令が強行されました。この攻撃に反対の声を上げ、制度廃止・撤回まで闘い抜きましょう。
本定期委員会で獲得すべき課題について提起します。 第1に、鉄道の歴史を覆す大攻撃と対決し、JRの職場に闘う労働運動を再生させることです。次に、動労千葉の未来をかけた闘いとして、11月労働者集会の成功を勝ち取ることです。そして、最大の課題は動労千葉の組織拡大・強化の闘いです。
会社の激しい攻撃の中で、現場の意識は一変し、二極化しています。ここにいる一人ひとりの組合員が、会社の矢継ぎ早の攻撃に負けることなく、逆に攻撃を糧として、組織拡大の実現に向けて立ち上がることです。
動労千葉は、あらゆる意味で、これまで築きあげてきたものを生かし若い世代に引き継ぐことができるかどうかの正念場を迎えています。動労千葉が培ってきた人間関係や日常的な連絡を、いま途絶えさせてしまうのではなくて、団結と組織を何としても維持していきたい。 7月8日に予定されている「シニア組合員交流会」への結集をお願いいたします。

出された主な意見

▽職場代表選では負けましたが、へこんでばかりはいられない。何にもやらない、公約も守らない会社の息のかかった職場代表に、「何とかしてよ!」と声がかかる。パンセンサーの鳴動が増え、パン検査が増えているのに要員が削減されるなど、職場の仲間たちと声を上げ、団交があれば行って、CTSをとことん追求していきたい。

▽組織拡大を実現した。これにつづいていく。車両センターの首都圏本部化について現場にはっきりしたビジョンが降りてきていない。意思統一して闘っていきたい。

▽来年以降定年退職が増え、残った組合員が大変になる、定期委員会を2回から1回に、それに大会とすることは出来ないか。

▽「その他の時間」が、今月から正式に始まる。乗客案内、ペットボトル・空缶の片付け、ベビカー・車椅子の貸出、清掃、今は4行路だが今後増えるのか。おかしいと声を上げていく。

▽シニア集会があるが、自分としては、若い世代に闘いを引き継ぐためにも、もうちょっと頑張りたい。

▽鹿と衝撃し、それが車輪や制輪子とからまってなかなか取れない、それを指令から「首を切れないか」という指示があったという。若い運転士から大雨の中びしょびしょになって竹を切った話があった。組合として闘いを。

▽運転台に倒木用のノコギリがあるかどうか上回りで確認しなければならない。車両と衝突した動物の首を斬るとかは感染の問題もあるので絶対にやめてほしい。構内から上回りに若い社員が来るが、仕事を覚える間もなく交替し、数合わせのみで意味のないことをやら
されている。

▽エルダーとなり、駅にいる仲間の組合費集めなど四苦八苦しながらやっている。動員などもなかなか出れないが、頑張っていきたい。

▽「車輪転削時の切削量削減に反映できる転削仕上げ形状に関する研究」で、ギリギリまで「転削量を抑制し、車輪寿命を延長しコストダウン」を図るという。恐ろしくなってくる。

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