技術継承への要員を確保せよ

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吊動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(DC会館) 千葉2935·2939番 電話 (鉄電) 1 (公) 0 43(222)7207番
043(25273 2001.2.27
7番
No.
技術継承への要員を確保せよ!
こんな「年度末合理化」は絶対承認できない!
回路の部品交換が相次いでおり、 は50両分の交換が発生) や電子
のセンサー)の欠陥(来年度に 231系ではLCU(ドア回路
様々な故障が発生している。E しかし、新形式車両導入以降も
修要員の削減を行うとしている。 なることを理由として4名の検 の配置車両が全て新形式車両に ては、今年度末で習志野電車区
運転関係に関する交渉におい
ともに何ら教育を受けていない 作業では、教育を受けた要員と 11月に発生した。しかし、この
車両のモーター交換作業が昨年 ている大修作業の中で、新形式
また、習志野電車区で行われ
作業に従事さる
未経験者を大修
1
故障が頻発
新形式車両でも
追及してきた。
を行い、団交の場で千葉支社を
年度末合理化に対して申し入れ 認められないとの立場から今次
無視した要員切り捨ては絶対に 動労千葉は、こうした安全を
大幅な要員削減となっている。 の要員削減など、全体で38名の
う信号要員の削減、旅行業部門
業務の兼掌化やATOS化に伴 また、営業関係では、出改札
減を提案してきた。
庫が縮減できるとして1名の削
投入により消耗品や備蓄品の在 の要員削減、また新型式車両の 番検査体制の見直しとして4名
1系)に置き代わることから交 新型式車両(209系、ビ23 野電車区について年度末までに 葉支社は、運転関係では、習志
今次年度末合理化において千
化」に関する団体交渉が行われ
葉支社において、「年度末合理
2月19日、16時から、JR千
た。
て迫ってきた。
及し、安易な要員削減の撤回を なっていることなどを厳しく追
形式車両の抱える問題は大きく
ーを扱えない者があるなど、新 かも今現在ですらコンピュータ ことなど考えられないこと、し
あるものを簡単に他に受け渡す しかし、メーカー独自の技術で との考え方を明らかにしてきた。
うな技術を取り入れていきたい、 カー技術も含めて対応できるよ
も行っていきたい、将来はメー
えるような中核的な社員の養成
主流であったが、この部分も扱 る物)がなかったため、吊り上
故障した場合はメーカー対応が ワイヤー(新形式車両に対応す
在はブラックボックスの部分が らモーターを吊り上げるための
千葉支社はこれについて、現 は、初めての作業であることか
をどのようにするのかを追及し
とから今後の検修作業の在り方 た、新形式車両に置き替わるこ
ように養成·教育するのか、ま とくに、今後の技術力をどの
る危険があることを追及した。
継承や安全の確保ができなくな
から、闇雲な要員削減は技術の
という事態が発生していること
チについては全編成で交換する
209系においても選択スイッ
なくしたところで部品等を取り
しかし、いくら在庫品等を少
することを理由に上げている。 ·受入·管理·決算業務が減少 点が150点に縮減され、発注 品10点が5点に、貯蔵品370 というものだ。回答では、消耗 ること等から、1名を削減する いては、予備部品等の在庫が減
さらに、事務要員の削減につ 承し要員を確保すること自体極
認められない 事務要員削減は
取り揃えることを確認した。
ついては現場の意向を踏まえて 追及し、今後は必要な部品等に 安全を無視した作業の在り方を
業を行ったと回答してきたが、 いては、一定の判断を行い、作 安全な作業が行われたことにつ
作業に支障をきたし、極めて不 げ時にモーターが傾いてしまい
してきた。
しかも、この作業にあたって
にする、との考え方を明らかに
定のルールに基づいて行うよう 大修等の作業にあたっては、一 この追及に対して千葉支社は、
なり作業をさせられているのだ。 要になるが、これもなしにいき
場合は見習い等による教育が必 経験したことがない車両を扱う
う事態が発生している。通常、
者も一緒に作業させられるとい
かにしてきた。
(営業関係につづく)
ことはできないとの立場を明ら
安易な要員削減は絶対に認める
めて困難になっていることから、
ないことなども含め、技術を継 業
要員配置は毎年数名程度でしか
いう状況の中で、技術系統への
年間に大量の社員が退職すると
い。とくに高齢化により今後10 化は到底認められるものではな
等を考えると、今回の要員合理 る事務要員の養成·教育の問題
修技術の維持向上や逼迫してい 社の考え方に対して、現在の検
動労千葉は、こうした千葉支
たいとの考え方を示してきた。 のことを考慮して対応していき
ような作業実態が発生した場合 動
整理するが、残務整理や上記の 等から、年度末で一旦標準数は の形で対応せざるを得ないこと できない作業については何らか
い作業や助役等の管理者で対応 こと、事務作業の中で頻度の低
後OJTなどにより教育を行う
費把握システムについては、今
これに対して千葉支社は、経
てきた。
態に基づいて千葉支社を追及し
到底理屈どおりにはいかない実 使い勝手が悪くなっているなど、 自動倉庫はすでに古いタイプで いこと、しかも習志野電車区の
上で考え付いたものに他ならな
うことはありえないことで、机
出す作業が極端に減るなどとい
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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