JR東で進む安全崩壊―外注化・融合化・組織再編撤回させよう!
レールがボロボロになっている。写真は蘇我駅ホームから見た線路の状態だが、シェリングや剥離がいくつも見られる。こうした状態を放置すればレール破断にいたり、脱線にもつながりかねない。重大な安全問題だ。
レール交換実現した安全運転闘争
動労千葉は2005年、2006年に安全運転闘争を闘い、大規模なレール交換を実現させた。04年から毎年のようにレール破断が多発するという異常事態が続く中、安全を守るために自主的に運転速度を落とす闘いをやり抜いた。
会社は「安全上問題はない」と言い続け、マスコミへの発表では「『破断』という言葉を使うな。『ひび』と発表しろ」という隠ぺい指示まで行った。そして、われわれの安全運転闘争を「違法行為」だと言って、数千名の管理者を動員し、運転台に監視要員を乗り込ませ、多くの組合員を処分した。JRは一貫して、「安全よりも組合つぶし」なのだ。
だが、レールが破断していく中での安全運転闘争は、大きな反響をまきおこし、広汎な社会的支持を集めた。会社も団交の場では否定し続けても、実際には安全上極めて危険な状態だったことは認めざるを得なくなった。そして、レールの大規模な交換が実現したのだ。
外注化が根本原因
この闘いから20年が経過している。そして、ここまでボロボロなレールが放置されている。
この現実の根本的な原因は保線を含めた鉄道業務の全面的な外注化だ。
会社は、「技術力はグループ全体で確保」という建前で外注化を徹底的に推進してきた。保線区・保線管理所は外注化時に6分の1にまで削減され、いまやJRがまったく関与しない線区が次々に拡大されている。
しかも外注化は際限なく多重化し、下にいけばいくほど低賃金化し、労働力確保も、技術や安全の担保もできなくなっていく。
会社の対応は、「センサーなどで異常を検知するから現場の技術力や経験など必要ない」と言わんばかりだ。
だが、このレールの現状は何なのか? 完全に破たんしている! コストと要員削減ばかりを優先し、安全を守る気などまったくないではないか!
今こそ闘う労働組合を
会社は今年4月に京葉車両センターでの機能保全業務外注化、人事・賃金制度の抜本的改悪を強行した。7月には組織再編も強行し、さらなる外注化、業務融合化へ突き進もうとしている。こんなことを進めれば、さらに安全を崩壊させ、矛盾がふきだしていくことは明らかだ。
今こそ職場に闘う労働組合を取り戻そう。それが会社の攻撃への最大の反撃だ。すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに闘おう!





