列車遅延の理由は「言うな」
JR東は総武緩行線のワンマン化を来春に強行しようとしている。すでにワンマン運転の試行が開始されているが、会社はこのことをひた隠しにしようとしている。
「ワンマンで遅れたと言うな」?!
8月段階では津田沼~千葉~津田沼間で行われたが、当然のように遅れが発生している。しかし、乗客には何のアナウンスもなく、運転士の乗り継ぎ時にも「遅延理由をワンマン試行のためとは言うな」とまで言われているという。
本来、列車の遅れが1分でも遅延の理由は次の運転士に伝えなければならない。会社はわずかな遅れでも乗務後の報告書には理由も含めて書かせている。だが、ワンマン試行を行っていること、そのせいで列車が遅れていることを隠すためなら、こんなことまで行うのがJR東の姿だ。
現れているのはワンマン化の矛盾そのものだ。昨年、ワンマン化を強行した南武線では10分以上の遅れが2倍以上になり、社会問題化した。またもワンマン化で遅れが多発していることが明らかになればどうなるか。会社はそれを恐れているから、「隠せ」という指導まで横行しているのだ。
絶対に認められない!
ワンマン化は社長の喜㔟が宣言した「車掌1100人削減」攻撃であり、乗務手当廃止と一体でどこまでも乗務員を踏みにじる攻撃だ。いったい乗務員を何だと思っているのか! 絶対に許せない!
総武緩行線を担当する津田沼の乗務員区では、車掌の仲間に異動先の希望調査も進められ、会社はワンマン化を「既成事実化」しようとしている。異動を強制される中で、すでに退職してしまった仲間もでている。
ワンマン化は運転士にとっては激しい労働強化だ。車掌が担ってきたホームの安全確認、乗客への案内・対応、異常時の誘導・連絡など、すべての責任と負担が押し付けられる。長編成の列車で、混雑したホームをモニター越しに確認しながらドアを開閉させ、一人で安全を守らなければならないのだ。
モニターやホームドアがあれば解決する問題ではないことは、試行段階で遅れが繰り返されていることからも明らかだ。
鉄道の安全や異常時の対応はないがしろにされる。すでに駅は無人化・外注化されており、安全は崩壊せざるをえない。こんな攻撃を認めることは絶対にできない!
ワンマン撤回の声をあげよう!
だが、会社の攻撃の矛盾は明らかだ。会社自身もそれが分かっているから、ワンマン運転の試行そのものを隠そうとしているのだ。
会社は、組織再編や融合化、全面的な外注化、人事・賃金制度の抜本的な改悪など、激しい攻撃を仕掛けている。だが、鉄道の安全と運行を守っている鉄道現業の仲間をないがしろにする攻撃は根本的に矛盾している。
こうした会社の攻撃の前提は、職場の団結と労働組合の破壊であり、「職場から声が上がらない」ことだ。だからこそ、職場に闘う労働組合を取り戻すことが最大の反撃だ。
すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに「ワンマン化撤回」の声をあげ、闘いにたちあがろう。
9月26日(土)10時~ DC会館大会議室
※全組合員(シニア組合員含む)が大会の構成員です

