大会特集3 三里塚ジェット方針について

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三里塚·ジェット闘争貫徹!「国鉄35万人体制」粉碎 !!
真に労働者·人民の未来を譲拓く道
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否して立ち上った三里塚農民に連帯し、日本労働
ための「列島改造計画」の犠牲にされることを拒
動労千葉の三里塚·ジェット闘争は、大企業の
指導の下に放置されてきたからに外なりません。
よければよい」という方針(路線)ですりぬける
ア·半植民地の人民」などに押しつけ「自分だけ
者が矛盾や犠牲を「自分より弱い者」や、「アジ
そうなっていないのは、労働者とりわけ組織労働
のです。しかし、日本労働運動の現状が必ずしも
抗して闘いに決起すれば全人民的闘いに発展する
れる存在です。
従って、労働者が「矛盾と犠牲の押し付け」に
本主義社会の矛盾をまっ先に受け、犠牲を強制さ
資本主義社会における労働者階級とは本来、資
組織労働者の階級的責務
安定宣言路線」こそ、その典型です。
しています。
変質せる動労「本部」の「三里塚敵対」「貨物
労働者の未来が守れるはずもないことははっきり
の右翼的統一」の動向であり、このような方針で
解決”できるかの様に宣伝するのが、「労働戦線
合に歩調を合せて結集し「話し合い」で問題を”
さらに資本の側へ身をスリ寄せ、闘わない労働組
このような路線(指導方針)の誤りと敗北を、
出てきているのが現状です。
卒先協力する「労働組合ならざる労働組合」まで
したり、「日本経済の危機を救うために」国策に
企業が生きのびるために」労働者の首切りに賛成
て支配する」という資本の側の政策に敗北し、「
でもなく「労働者を意識的にも組織的にも分断し
たたき出す労働者」 (チッ素など) の姿を見るま
きました。
たとえば、「抗議に来た公害病患者を工場から
漁民·住民などは「切り捨て」られ忘れ去られて
未組織·下請·中小の労働者や公害で苦しむ農·
そのような一面的な「労働運動」のもとでは、
れてきました。
進しましょう。
とずくものです。第三回大会で更に深化させ、前
路線」をかけて闘ってきたのは、以上の理由にも
エット闘争」と位置づけ、「八〇年代を勝利する
〔つづく〕
動労千葉がこの闘いの方針を「反合·三里塚ジ
ければなりません。
労働運動の再生をかちとるために、更に前進しな
おし上げ、右翼的労働戦線統一を阻止し、戦闘的
め、「二波のスト貫徹」の地平を更に広く、高く
「三里塚」を闘える情勢を開拓し、労農連帯を深
でも多くの労働者、ひとつでも多くの労働組合が
せた段階だと言えます。
われわれは原則的に闘うことを通して、ひとめ
「反合·三里塚ジェット」方針
労働運動の原則をうち立てる
力廃港へ」の可能性·現実性をはっきりと引きよ
の闘いは、いよいよ「二期粉砕·備蓄ゼロから実
「二波のスト」貫徹に象徴されるわが動労千葉
の勝利へと前進すべき局面を迎えているといえます。
る強靭な闘いに学んで、もっと自らを鍛え、究極強
たとはまだ言えません。三里塚農民の長期にわた固
「階級的責務を果し切った」といえる地平に達し
ジェットを闘ってきましたが、「これで充分だ」
われわれはこれまでも、全力を尽して三里塚·
働者の階級的責務」なのです。
とりわけ組織労働者の側にあります。それが「労
し、先頭に立って闘う義務は、はっきりと労働者
共に闘える基盤をはっきりと見極め、路線を提起
共通の矛盾の中で苦しむ全ての階層の人々と、
この間闘ってきました。
の強要」であることを原点にすえて、われわれは
保安無視等々、許すことのできない「矛盾と犠牲
れ国鉄労働者自身にとっても、合理化促進、運転
民の闘いに敵対する行為であると同時に、われわ
三里塚へジェット燃料を運ぶということは、農
展望開いた「労農連帯」と「二波のスト」
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全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉碎せよ!
う一面的図式に切り縮められた傾向の下で指導さ
たのです。
動は長らく、「労働運動=経済的要求運動」とい
高度経済成長のもとで、総体として日本労働運
ています。
今日、「労働運動の右傾化」は、急激に進行し
社会変革への突破口を切り拓くことも可能となっ
的な闘う支援·連帯が実現され、真の労農連帯·
直す展望をもって闘われたが故に、広範かつ重層
運動のこのような限界をつき破って戦闘的にたて
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をあてて見たい。
労働運動の右傾化に抗して
「労農連帯·ジェット闘争の意義」の面に光
では「反合·三里塚ジェット闘争』の主として
期大会にむけた職場討論の素材として、本号
一二月一一日~一二日の動労千葉第三回定
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大会ス
特集

88
F
80年『反合·三里
動芳千葉
79.12.6
No.293
(鉄電)二二五八~九·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二·八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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