外房線特急や成田線、久留里線での列車削減=ローカルの切り捨て、5駅の業務外注化を提案ー3月ダイ改

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千葉支社 3月ダイ改の労働条件を提案

外房線特急や成田線、久留里線での列車削減=ローカルの切り捨てを許すな!
5駅の業務外注化を提案ー全面外注化攻撃に向けた攻撃の始まりだ!

12月20日、JR千葉支社は、3月ダイ改に関する労働条件の提案を行ってきた。
提案の中でJR千葉支社は、運輸関係では、特急わかしお2往復削減や総武快速列車の成田空港までの増発に伴うローカル列車の削減、久留里線の昼間帯3往復削減等を行おうとしている。
また、営業関係では、5駅での駅業務外注化や7駅でのみどりの窓口閉鎖等を行うとしている。
これらによる要員削減として、運転関係で▲1(運転士▲1、車掌▲1)、営業関係で▲40(一般▲31、管理▲9)を行おうとしている。
安全無視とローカル線切り捨てを絶対に許さず、反合・運転保安確立へ闘おう!

外房特急2往復、成田線1本、総武本線で2本の列車削減

提案の主な内容は以下のとおり。
◎「特急・わかしおの運転中止」について
◆乗客の利用が少ないことから、わかしお 9号(東京12時00分)、17号(東京16時 00分)、12号(一の宮11時33分)、16号(一の宮13時33分)の運転を中止する。これに伴い、現行253M、264Mを上総一ノ宮まで延長運転する。
◎「京葉線」について
◆しおさい6号について、東京駅の着発線確保のため、西船橋への疎開回送を行う。
◆京葉線の運転速度について、朝通勤時間帯以降の上り列車(蘇我8時26分~同48分までの5本をc速からb速に変更する。
◎「総武緩行線」について
◆乗客の利用状況から、千葉方面行き列車3本(1556B、1542B、150 4C)についてd速からb速に変更する。
◎「成田空港線」について
◆LCC(格安航空会社)増便による夜間 の乗客増に対応するため、成田止まりの快速列車(2149F)を成田空港まで延長し、下り快速列車(空港23時00分)を増発する。これにより、23時14分発の普通列車を削減する。
◆千葉21時55分発、成田行き普通列車について、佐倉止まりとし、佐倉からの折り返しを新設する。これにより、佐倉~成田間を削減する。
◎「久留里線」について
◆941D、947D、951Dについては、ワンマン運転を解消する。
◆乗客の利用状況により、久留里~上総亀 山間3往復(927D~932D、92 9D~934D、937D~942D)を削減する。なお、多客が見込まれる場合に、久留里~上総亀山間の運転を行う。
◆木更津発941D、943Dについては、久留里折り返しとする。これに伴い、上総亀山発944D、946Dを久留里折 り返しとし、久留里~上総亀山間の乗客対応を行う。
◎「成田エクスプレス」について
◆NEX5往復を臨時に鎌倉(横須賀)までの延長運転を行う。

5駅の業務外注化で33名の要員削減ー雇用破壊攻撃だ!

◎「駅業務の委託」について
◆大量退職によるエルダーの雇用の場の確保のため、5駅の業務を千葉鉄道サービスに委託する。
◎「みどりの窓口閉鎖」について
◆IT化による個人購入の比率向上に踏まえ、7駅についてみどりの窓口を閉鎖する。
◆準運転取扱駅から非運転取扱駅になった2駅について、輸送職の要員を削減する。
◎ダイ改期日は、3月15日としている。

 

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