声明 2.20-21順法闘争へ

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国鉄「分
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二里塚二期着工粉砕
不退転の決意りち固め 2.20-21非協力·安全確認行動へ 日
一 九 八 五 年二 月 十 八 日
国鉄千葉動力車労働組合
右声明する。
い抜く決意である。
員」を発生させ、国鉄労働者の首切りを強行せんとするこの暴挙を粉砕するため、ドロ沼化を恐れず断固闘
われわれは、国鉄労働者に非人間的なまでの労働強化を強い、列車の安全をおびやかし、大量の「余剰人
このことによって起こる一切の混乱の責任は、問答無用の姿勢を改めようとしない国鉄当局にある。
に決起することを出発点に、かかる理不尽な攻撃に対決する闘いを強化する。
あくまでも団体交渉による解決を要求し、一九八五年二月二十日、二十一日の両日、非協力·安全確認行動
われわれは「二月十九日をもって60 ·3ダイヤ『改正』の団交は打ち切る」と主張する国鉄当局に対し、
客と自分自身の生命と生活を守る決意である。
国鉄当局が運転保安を無視し、安全を守ろうとしない以上われわれは、労働者の尊厳をかけ、自らの手で乗
しかし国鉄当局は、われわれの切実な要求を無視し、60·3ダイヤ「改正」を強行しようとしている。
摘し、提案の撤回を求めてきた。
われわれは、この間の団体交渉の過程で、安全無視の当局提案が必ずや重大事故に直結することを強く指
こえた劣悪なものに されようとしている。
としているのである。60 ·3ダイヤ「改正」を期して、動力車乗務員の労働条件は、精神的·肉体的限度を
としている。列車本数、仕事量が増えているにもかかわらず、二百名余りもの動力車乗務員が減らされよう
によって生み出されたものである。
国鉄当局は、60 ·3ダイヤ「改正」において、千葉局管内では四百二十五人もの国鉄労働者を削減しよう
6.3ダイヤ「改正」は、まさに18万8千人体制へ向けた突破口としてある。
し、ことさらに「職場規律」を言い立て国鉄労働運動破壊の攻撃を強めているのだ。
政府·国鉄当局は、この邪悪な意図をおしかくすため「赤字」の責任が国鉄労働者にあるかのように宣伝
備新幹線計画」を推進するなど、中曽根内閣の国鉄政策の意図は明白である。
現在も一方で「赤字」を理由に「分割·民営化」を推進しつつ、他方で20兆円もの資金を必要とする「整
そもそもこの膨大な国鉄「赤字」は、新幹線建設など政府·自民党や独占資本のための野放図な設備投資
ているという現実に示されるように、その論理の破産は誰の目にも明らかである。
去六年間に2万人から3万7千人へと約10万人もの労働者を減らしながら「赤字」は逆に10兆円以上も増え
国鉄当局は、この要員削減大合理化の根拠として「国鉄の再建=赤字の解消」をあげている。しかし、過
を上まわる恐るべき大量首切り攻撃を認めることはできない。
われわれは、今後五年間に、三人に一人以上の国鉄労働者を切り捨てるという、一九四九年の「定員法」
とするものである。
労働強化等、自民党政権下の国鉄で発生した全ての矛盾と犠牲を国鉄労働者と利用者·大衆に押しつけよう

全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
5百人の要員削減を強行し、18万8千人体制とする」ことを骨子に地方ローカル線の切り捨て、運賃値上げ、
国鉄当局は、本年一月十日「経営改革のための基本方策」を発表した。この内容は、「5年までに12万4千
とともに、自らの生命とくらしを守るため、当局提案の撤回を求め、断固たる決意で闘いに決起する。
われわれは、千葉管内の動力車乗務員の80%を組織する労働組合の責務にかけ、乗客の生命と財産を守る
常な運行は妨げられ、重大事故発生の危険性は、はかり知れないほど増大する。
働強化と人減らし合理化を強行しようとしている。これが提案通りに強行されるならば、列車の安全かつ正
国鉄当局は、来たる三月十四日の、いわゆる60 ·3ダイヤ「改正」を期して、安全を無視した恐るべき労

新動芳千葉
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85. 2. 19
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No.
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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