台風17号災害 危険箇所いっぱい 早急に対策を

4496

読み込みエラー:

PDF をダウンロード

RMU
日刊 丹動勞千葉 NOWIn
国鉄千葉動力車労働組合 〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 』(鉄電) 千葉 2935 ·2939番 電話(公) 043(222)7207番
96.11.8 No.4.96
台風17号災害 危険筒
ケ所がいっぱい 早急に対策を! 11 → 1
1 台風17号は、銅山トンネルの土砂崩壊等の危険災害を各所にもたらしたが、台風 による災害内容、災害が発生した原因及び発生から復旧に至る経過を明らかにする こと。
台風17号による災害は、自然斜面及び切取斜面の崩壊によるものが大半であった。 また、災害のおもな発生原因は多量の降雨によるものと考えられ、列車の抑止中に発 生したものであった。
各災害現場では、災害の発見後に応急工事に着手し、鋸山トンネル付近の災害現場 を最後に列車の運行を再開した。現在は、復旧工事計画を策定中であり、準備出来次 第、工事着手していく考えである。
2 重大な災害が発生した状況に踏まえ、安全に関する管内の一斉点検を行うこと。
るのは来年三月末の予定だと言
ネルの土砂崩壊も完全に復旧す
る。木更津––君津間の馬込トン
厳しくし、徐行がかけられてい
現在は、土砂崩壊検知装置が設 旧は、来年五月末になる予定で、
を起こしかねない危険箇所が多 に傷跡を残した。今も二次災害
台風一七号は、千葉以東全域
交渉が行なわれた。
〇日に危険箇所等に関する団体
運用の問題につづいて、十月三
ら復旧までの間の勤務や乗務員
「日刊」で既報の災害発生か
内房線等の災害箇所については、本社等に現地調査を依頼し、災害対策計画等の指導 を受けて復旧作業を行ったところである。 また、他の線区については、レールスター等により点検を実施したところである。 なお、今後においても千葉支社管内の構造物については、検査計画に基づいて順次検 査、点検していくことになる。
置され、運転規制値のランクを
を寸断し仮復旧したが、完全復 壊は、十日間にわたって内房線 とくに、鋸山トンネルの土砂崩
く放置されたままになっている。
1
.
われている。
3 この間、在線表示点灯による輸送混乱が多発している状況に踏まえ、千葉支社と して、その原因及び対策について、考え方を明らかにすること。
在線表示の点灯については、平成8年4月から9月末までの発生件数は 8件であり、 対前年同期と比較すると減少傾向になっている。いずれも原因は明らかになっており、 対策として、同種設備の総点検及び交換を実施する他、設備強化に努めているところで ある。
防護壁が線路側に傾いたままに
まま放置されたり、土砂の力で
所に杉の木や竹など倒木がその
態だ。さらに沿線には、いたる 「どのような調査をしたのか、
ネル付近も崩落の恐れがある状 れがある。上総湊の矢萩山トン
勝山の吉浜トンネルも崩落の恐
かったままになっている。安房 間くらいの太さの大木がひっか
ネルの山側の吹きつけには、人 の恐れがある。富浦の聖山トン 蛇山トンネル付近の土手も崩落 はそればかりではない。太海の : 「危険ではない」
しかし、危険と思われる箇所 ままの危険箇所
未だ放置された
、土砂の地滑りにより、土止めの った。これは、香取!水郷間で、 置されていたことも明らかにな
地元住民から連絡が入るまで放
告しても無視されつづけ、結局、 箇所が、実は、運転士が何度申
,
i
1
.
を行なったかのように回答した ちに運転規制をかけて復旧対策
なっている。
それどころか、あたかも、直
も具体的な回答はない。
たので 、…… 」と言う以上、何
ても「予想を超えた降雨量だっ こまで進んでいるのか」等質し
のか現段階で技術的な検討はど
たことについて、何故発生した 「あってはならない崩落が起き
度の耐用強度をもっていたのか」 ても、「『落石覆い』はどの程
鋸山トンネルの土砂崩壊にし
り返すばかりだ。
な状態とは考えていない」と繰
のか」と何度質しても、「危険
うな根拠で危険ではないという どのような状態なのか、どのよ れまでは運転規制もかかってい ようになったと言っている。そ
何ひとつ具体的な回答をしない。 に突っ込み、車体が浮き上がる
ていない」と繰り返すばかりで、 葉支社は、「危険だとは判断し
つ、議論を行なった。しかし千
れらの箇所を具体的に指摘しつ
団体交渉では、組合側からこ
と繰り返すのみ
現在のところ放置されている。
対策がとられるわけでもなく、
るわけでもなければ、具体的な
これらの箇所は、徐行をかけ
:
:
キュ陣千葉12時40% ネ陣 千葉 0時4(の ハン指定列車
許されない。
·日本今
をとれ。危険を放置することは る一斉点検を行い、早急に対策 題だ。千葉支社は、安全に関す
乗客や運転士の生命に係わる問
言で済ませてしまうのだ。事は、 断していない」「大丈夫」の一: たことの一切を「危険だとは判·
.
しかし、千葉支社は、こうし まだまだあげればきりがない。
したような鉄砲水がでている。 ネルでは、風呂桶をひっくり返
また、安房小湊の大風沢トン
要があるということだ。 は特別な運転規制値を設ける必 なかったのだ。このような箇所
キロのスピードで冠水した線路
キ扱いを行なったが、約一〇〇
水に気がついた運転士がブレー る本納駅構内は、台風の日、冠
さらに、常に冠水に見舞われ
安全一斉点検を
た壁は未だそのままだ。
以上たってからであった。傾い は結局三〇日。台風から一週間 のなかの土砂が取り除かれたの
状態になった事象だが、防護壁
防護壁が線路側に倒れかかった
:
:
:
:
: :

新たな10万人合理化粉砕 !! 労働運動の新たな潮流めざし全国へはばたこう !!
タイトルとURLをコピーしました