動労千葉弁護団総会を開催

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動労千葉弁護団総会を開催

 1月8日、13時から、DC会館において「動労千葉弁護団総会」が開催され、「大失業と戦争の時代」に突入するという激動の2002年を迎える中で、1047名の解雇撤回闘争をはじめ全ての事件の勝利をめざして、労働委員会・裁判闘争と職場での闘いを結合して全力で闘いぬくことを確認した。

11月集会は労働運動の大道示す−葉山弁護団長あいさつ−
 弁護団総会の冒頭、葉山岳夫弁護団長から、「失業率が5・5%を超えるという状況の中で、今年は大失業と戦争の時代となる。小泉政権は、PKFの凍結の解除を行い、アフガニスタン侵略戦争への自衛隊派兵を強行した。こうした攻撃への労働者の反撃として11・11労働者集会が開催され、帝国主義に反対する労働運動の大道を進む道を示した。動労千葉の闘いの発展に向け、動労千葉弁護団として全力でたたかおう」とのあいさつが行なわれた。

3ヵ月間の総決起体制確立へ!
 続いて、動労千葉・田中委員長から、国鉄闘争をとりまく情勢と当面する取り組みについて提起が行なわれた。特に昨年末、国労内の一部グループが脱退して新組合を結成するという、1047名闘争にとって重大な情勢を迎えている事、「第二の分割・民営化攻撃」として昨年末、繁沢副委員長、長田組織部長に対する不当配転が行なわれるなど、動労千葉への組織破壊攻撃が激化している事、こうした攻撃に対して年頭から2002年春闘過程を含めて全組合員の総決起体制を確立して闘いぬく事が訴えられた。

全事件の勝利に向け活発な討議
 動労千葉からの提起を受けて討議が行なわれ、昨年10月に行なったILOへの提訴に踏まえて、今後の取り組みを強化するとともに、現在東京地裁で結審している「JR不採用事件」行政訴訟への追加主張を行なうこと、最高裁に継続中の「90・3スト損害賠償請求事件」への主張の補充を行なうこと、現在中労委で命令待ちになっている7件の事件について、命令の早期獲得のために中労委に対する行動を展開すること、弁護団の強化に向け若手弁護士の獲得をめざすことなどが確認された。
 「改革」という名のもとで司法の反動化が進む中で、労働委員会・裁判闘争の意義はますます重要になっていることから、動労千葉と弁護団が一体となって闘いぬくことを確認し、弁護団総会は成功裡に終了した。


反対同盟2002年旗開きを開催

 三里塚芝山連合空港反対同盟は、1月13日芝山において2002年の反対同盟旗開きを開催した。
 最初に司会に伊藤信晴さんが反対同盟の闘争宣言を読み上げた。2002年闘争宣言は「反対同盟は暴虐きわまる追い出し攻撃を粉砕し滑走路延長を絶対阻止する。戦争反対への思いの全てを注ぎ、本格的に動きだした有事法制−改憲攻撃と闘う決意である。
 三里塚闘争を闘う者は反戦・反核の砦としての矜持にかけて総決起しなければならない。三里塚の敗北は戦争への道である。反対同盟は軍事空港建設を阻止し、沖縄、北富士、関西とともに反戦闘争の戦闘にたつ決意である。戦後最悪の資本攻勢と切り捨て攻撃に対して、動労千葉とともに『労農連帯』の旗を高々と掲げ闘おう。体を張った実力闘争にこそ人民の未来がある。これが35年間闘い続けてきた三里塚の実感である。われわれは必ず勝利する。反対同盟は暫定滑走路開港に対して成田空港の破産を宣言する。
 3・31現地闘争、4・14全国総決起集会への大結集を呼びかける。2002年の闘いの勝利へともに前進しよう」と暫定滑走路開港阻止への方針を打ち出した。
 反対同盟を代表して北原事務局長が戦争に向かう小泉政権に対して三里塚を闘う勢力が闘いにたちあがろう。暫定滑走路開港を阻止しようとあいさつした。
 乾杯の音頭の後、連帯のあいさつの最初に動労千葉の田中委員長がJRをめぐる状況と動労千葉は3ヵ月決戦にたつ決意を表明した。その後、支援団体、共闘団体や障害者、学生から決意表明を受けた。反対同盟からも萩原事務局次長が暫定滑走路開港阻止に向けた決意表明を行なった。最後に市東孝雄さんが団結ガンバローを行い旗開きを終了した。

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