臨調 · 行革粉砕!
三 里塚 ジェット 闘 争 勝 利!
************
かった。いつかまた時間をたっぷりと
ド等もまじえて(·このあたりは面白
マルクスその人の生いたちやエピソー
講義は、時おり、当時の社会情勢や
ルクスの思想形成)
(Ⅰ、資本主義批判の体系としてのマ
いったのか、について解説されました。
や変革への実践活動へとたちむかって
間への考察と分折、あるいはその批判
に対決し、問題意識をもって社会や人
時代の中でマルクスがどのような事態
った過程を話され、その激動していく
主義の社会体制が生まれ·発展してい
パで古い封建体制が崩れて新しく資本
田先生は、18世紀~19世紀のヨーロ ッ
社会」を考察した先輩格のスミスの経
の社会と国家––」の講義の前半で浅
「マルクスの思想体系––資本主義
に入っていきました。
説明とあいさつをうけ、さっそく授業
いく糸口としていってほしいとの主旨
働者階級の解放の武器をつかみとって
紹介と、このテーマの学習を通じて労
片岡教宣部長より、講師·浅田先生の
頃より始まりました。初めに、司会の
講義は定刻より少し遅れて13時30分
ってやってほしいと思う)、まず、
==
3
んでいく。
りと把握することに成功する。
立正大学教授·浅田光輝先生の講義から ===
「マルクスの思想体系–資本主義の社会と国家–––
ではないか、とも思いますが、どうでしょうか。
紹介をしてもらえれば、少しは準備して参加しようかなという気持も出るの
最低限準備しておいた方がよい予習事項なり、手軽な入門書·参考書などの
ーマ、あるいは獲得すべきねらい、更にできれば(後日でもいいのですが)
の感想を言うと、やはり一回毎の授業が終った段階で、「次回」の講師やテ
の側で集合時刻と出席が少しルーズになっていたのでは、と感じました。私
この労働学校も三回目に入って一寸気にゆるみが出てきているのか、生徒
マルクスは経済学に抜本的にとりくみ、
友·エンゲルスとの共同作業を通じて
ことをつかむ。––そして、生涯の盟
済の本質」を解明しなければならない、
うしてもその土台である「資本主義経
義国家」を把握していくためには、ど
論)」にはじまり、––「近代資本主
の過程は、まず「ヘーゲル批判(国家
たらす。こうして人間社会が失った『
すなわち、「マルクスの思想形成」
に解体し、市民社会と国家の分裂をも
会と国家」の全体像を科学的にしっか
らをのりこえて、遂に「資本主義の社
判し、いく多の社会的実践の中でそれ
済学や、ヘーゲルの法哲学を学び、批
2、そしてマルクスは、これら「市民
益の分裂という現象にますますつき進
と「国家」の分裂=私的利益と公的利
まえに公共性を喪失し、「市民社会」
体社会は「私的利益の追求」の原理の
権」と「自由」の確立。しかし、共同
の発展––近代市民社会の形成。「人
1、マルクスの生きた時代=資本主義
********* >
******
***********
なりました。
感
想
シ
自分のわかる所だけでも一所懸命かじってやろう、と居直ると少し気が楽に
りの人たちの様子もみんなそんな感じだったので、少し安心して、それなら
こんなむずかしい話をきいて、わかるかなぁ·」と、心配でした。でも、周
文
んだかむずかしそうな題名の本がずらーと並んでいて ····、 「これは大変だ。
た「講義の概要」を見て、授業の始まる前から圧倒されてしまいました。な
主義の社会と国家 !! 」と題する講義でした。正直言って、入口で手渡され
今回は、立正大学教授·浅田光輝氏による「マルクスの思想体系
––資本
本百回 労働学校
の体系)
(裏につづく)
社会と国家ーマルクスの資本主義批判
論』への過程)。
について述べられました。(Ⅱ、市民
史的担い手としての労働者階級の役割
と実践––の問題を解明され、その歴
するものとしての「共産主義」の思想
共同体と人間』を新たに再建(奪還)
の完成」は、共同体を『公』と『私』
は、主に、 「資本主義による私的所有
中間の休憩をはさんで、【後半』で
#
しめくくられました。
#
ある」という内容で【前半』の講義を
スにおいて、経済学と国家論は一体で
たのではないかと考えられる。マルク
家の問題へとかえってゆく方向をもっ
批判の体系は、経済学からふたたび国
の追求に出発したマルクスの資本主義
「 ·· 『資本論』は未完の大作。国家論
4、そして最後に、講師=浅田先生は、
..
じめて論理的に体系化した。(『資本
であることをつかみ出し、立証し、は
はますます共同性を喪失していくもの
者)はますます人間性を喪失し、社会
本が万能」の世界であり、人間(労働
のみを唯一の目的として活動する「資
やがて、この世界が「利潤の生み出し」
に参加して (聴講·△生)
期餅労働学校
第3回講座の浅田光輝先生( 6月30日·労働学校)
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
御動芳千葉
ac
84. 7. 3
7
00
No. 1680
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
というマルクスのとった道すじ」 「マ
た、「国家論→経済学→再び国家論、
「講義の概要」の中で、書かれてい
ます。
いて、少しわかってきたような気がし
えたかったことは何だったのか、につ
んなにもフ大な主張や著作をもって訴
にはじまり『資本論』にまでいたるあ
のか、又、一連のヘーゲル批判の著作
や人間について考え、かかわってきた
家が、どういう問題意識で現実の社会
ぎみです。
でも、マルクスという思想家=革命
の中につめこんだ感じで、少々パンク
問題を正味三時間半ぐらいの講義で頭
ですが、あらためてずい分濃い内容の
て、消化不良のまま書きならべたわけ
「感想文を書いてくれ」とせかされ
今後もがんばって勉強していきたい
感じたことの一つは、マルクスにあっ
回、第二回の講座も含めて)を通して
私なりに、この講座(および、第一
す。
にふれることができたような気がしま
ができました。
聞いたことがありますが、その輪かく
践·変革の哲学」という意味のことを
労働者階級(人間)解放の哲学」「実
今までにもよく、「マルクス主義は
目的のことばに大きな自信をもつこと
しての労働者階級」という今回の講義
の共産主義」「その歴史的にない手と
そして、これをとりもどすものとして
会が失ってきた共同体や人間性の喪失。
ある」「資本主義体制のもとで人間社
体」 「それは、資本主義批判の体系で
ルクスにおいて、経済学と国家論は一
いと思います。
かくにもがんばってのり切っていきた
きしめて、何とかこの一年間をとにも
出しそうな面もありましたが、気をひ
たかだか三回目ぐらいでもうアゴを
(おわり)
います。
ひきよせて勉強し追求していこうと思
今後、自分なりにいろんな現実問題を
つかみかけた「糸口」を大切にして、
事の方が多かったですけれども、この
ということで、とにかくむずかしい
ということでした。
て実践的な役割をもったものなのだ、
ちとっていくための武器としての極め
国家論)あるいは本当の人間解放をか
した社会体制を打倒·変革していく(
会体制の本質や矛盾を解明し、その矛盾
学問的研究分野ではなく、資本主義社
ては、「経済学」というのは、単なる
つかみかけた「糸口」を大切に、
論」で習ったことを想い起こしながら
本主義経済の仕組みと矛盾––経済原
た第一回目の鎌倉孝夫先生の講座「資
後半のところは、5月におこなわれ
て、ゆっくり考えながらおさらいして
でした。あとで録音テープをお借りし
くて、講義の半分位はわからずじまい
聴いたのですが、私には少しむずかし
□
:
みようと思います。
三 里塚 ジェット 闘 争 勝 利!
************
かった。いつかまた時間をたっぷりと
ド等もまじえて(·このあたりは面白
マルクスその人の生いたちやエピソー
講義は、時おり、当時の社会情勢や
ルクスの思想形成)
(Ⅰ、資本主義批判の体系としてのマ
いったのか、について解説されました。
や変革への実践活動へとたちむかって
間への考察と分折、あるいはその批判
に対決し、問題意識をもって社会や人
時代の中でマルクスがどのような事態
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主義の社会体制が生まれ·発展してい
パで古い封建体制が崩れて新しく資本
田先生は、18世紀~19世紀のヨーロ ッ
社会」を考察した先輩格のスミスの経
の社会と国家––」の講義の前半で浅
「マルクスの思想体系––資本主義
に入っていきました。
説明とあいさつをうけ、さっそく授業
いく糸口としていってほしいとの主旨
働者階級の解放の武器をつかみとって
紹介と、このテーマの学習を通じて労
片岡教宣部長より、講師·浅田先生の
頃より始まりました。初めに、司会の
講義は定刻より少し遅れて13時30分
ってやってほしいと思う)、まず、
==
3
んでいく。
りと把握することに成功する。
立正大学教授·浅田光輝先生の講義から ===
「マルクスの思想体系–資本主義の社会と国家–––
ではないか、とも思いますが、どうでしょうか。
紹介をしてもらえれば、少しは準備して参加しようかなという気持も出るの
最低限準備しておいた方がよい予習事項なり、手軽な入門書·参考書などの
ーマ、あるいは獲得すべきねらい、更にできれば(後日でもいいのですが)
の感想を言うと、やはり一回毎の授業が終った段階で、「次回」の講師やテ
の側で集合時刻と出席が少しルーズになっていたのでは、と感じました。私
この労働学校も三回目に入って一寸気にゆるみが出てきているのか、生徒
マルクスは経済学に抜本的にとりくみ、
友·エンゲルスとの共同作業を通じて
ことをつかむ。––そして、生涯の盟
済の本質」を解明しなければならない、
うしてもその土台である「資本主義経
義国家」を把握していくためには、ど
論)」にはじまり、––「近代資本主
の過程は、まず「ヘーゲル批判(国家
たらす。こうして人間社会が失った『
すなわち、「マルクスの思想形成」
に解体し、市民社会と国家の分裂をも
会と国家」の全体像を科学的にしっか
らをのりこえて、遂に「資本主義の社
判し、いく多の社会的実践の中でそれ
済学や、ヘーゲルの法哲学を学び、批
2、そしてマルクスは、これら「市民
益の分裂という現象にますますつき進
と「国家」の分裂=私的利益と公的利
まえに公共性を喪失し、「市民社会」
体社会は「私的利益の追求」の原理の
権」と「自由」の確立。しかし、共同
の発展––近代市民社会の形成。「人
1、マルクスの生きた時代=資本主義
********* >
******
***********
なりました。
感
想
シ
自分のわかる所だけでも一所懸命かじってやろう、と居直ると少し気が楽に
りの人たちの様子もみんなそんな感じだったので、少し安心して、それなら
こんなむずかしい話をきいて、わかるかなぁ·」と、心配でした。でも、周
文
んだかむずかしそうな題名の本がずらーと並んでいて ····、 「これは大変だ。
た「講義の概要」を見て、授業の始まる前から圧倒されてしまいました。な
主義の社会と国家 !! 」と題する講義でした。正直言って、入口で手渡され
今回は、立正大学教授·浅田光輝氏による「マルクスの思想体系
––資本
本百回 労働学校
の体系)
(裏につづく)
社会と国家ーマルクスの資本主義批判
論』への過程)。
について述べられました。(Ⅱ、市民
史的担い手としての労働者階級の役割
と実践––の問題を解明され、その歴
するものとしての「共産主義」の思想
共同体と人間』を新たに再建(奪還)
の完成」は、共同体を『公』と『私』
は、主に、 「資本主義による私的所有
中間の休憩をはさんで、【後半』で
#
しめくくられました。
#
ある」という内容で【前半』の講義を
スにおいて、経済学と国家論は一体で
たのではないかと考えられる。マルク
家の問題へとかえってゆく方向をもっ
批判の体系は、経済学からふたたび国
の追求に出発したマルクスの資本主義
「 ·· 『資本論』は未完の大作。国家論
4、そして最後に、講師=浅田先生は、
..
じめて論理的に体系化した。(『資本
であることをつかみ出し、立証し、は
はますます共同性を喪失していくもの
者)はますます人間性を喪失し、社会
本が万能」の世界であり、人間(労働
のみを唯一の目的として活動する「資
やがて、この世界が「利潤の生み出し」
に参加して (聴講·△生)
期餅労働学校
第3回講座の浅田光輝先生( 6月30日·労働学校)
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
御動芳千葉
ac
84. 7. 3
7
00
No. 1680
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
というマルクスのとった道すじ」 「マ
た、「国家論→経済学→再び国家論、
「講義の概要」の中で、書かれてい
ます。
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えたかったことは何だったのか、につ
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家が、どういう問題意識で現実の社会
ぎみです。
でも、マルクスという思想家=革命
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問題を正味三時間半ぐらいの講義で頭
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今後もがんばって勉強していきたい
感じたことの一つは、マルクスにあっ
回、第二回の講座も含めて)を通して
私なりに、この講座(および、第一
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にふれることができたような気がしま
ができました。
聞いたことがありますが、その輪かく
践·変革の哲学」という意味のことを
労働者階級(人間)解放の哲学」「実
今までにもよく、「マルクス主義は
目的のことばに大きな自信をもつこと
しての労働者階級」という今回の講義
の共産主義」「その歴史的にない手と
そして、これをとりもどすものとして
会が失ってきた共同体や人間性の喪失。
ある」「資本主義体制のもとで人間社
体」 「それは、資本主義批判の体系で
ルクスにおいて、経済学と国家論は一
いと思います。
かくにもがんばってのり切っていきた
きしめて、何とかこの一年間をとにも
出しそうな面もありましたが、気をひ
たかだか三回目ぐらいでもうアゴを
(おわり)
います。
ひきよせて勉強し追求していこうと思
今後、自分なりにいろんな現実問題を
つかみかけた「糸口」を大切にして、
事の方が多かったですけれども、この
ということで、とにかくむずかしい
ということでした。
て実践的な役割をもったものなのだ、
ちとっていくための武器としての極め
国家論)あるいは本当の人間解放をか
した社会体制を打倒·変革していく(
会体制の本質や矛盾を解明し、その矛盾
学問的研究分野ではなく、資本主義社
ては、「経済学」というのは、単なる
つかみかけた「糸口」を大切に、
論」で習ったことを想い起こしながら
本主義経済の仕組みと矛盾––経済原
た第一回目の鎌倉孝夫先生の講座「資
後半のところは、5月におこなわれ
て、ゆっくり考えながらおさらいして
でした。あとで録音テープをお借りし
くて、講義の半分位はわからずじまい
聴いたのですが、私には少しむずかし
□
:
みようと思います。