国鉄「分割 · 民営化」阻止!三里塚一期着工粉砕!
労働学校
アジア侵略·戦争をくいものに太ってきた日本
資本主義 を解明 労働学校(社
オ11回講座
田中学教授
宋かる
という高い小作料をまきあげた。
う関係にあり、地主はッナァールあたり三百キロ”
又、農業においては、「地主」と「小作」とい
いうやり方で労働者を酷使した。
らないと思った。(寄稿)
私は、このような歴史を二度とくり返してはな
はならないものがある、と講義はしめくくられた。
物があり、背景には軍事力強化があり、楽観して
には略奪があり、市場の競い合いはかなり激しい
賃金で働かせ、製品は低価格で海外へ輸出すると
でも知られているように、農村からつれてきて低
て、「女工哀史」「野麦峠」という映画や本など
製糸業(農家の「まゆ」を低価格で購入)におい
軸を紡績業(輸入綿を大規模工場で糸·布に)、
産業資本の確立により、再生産構造としての主
入っていった。
日露戦争を行い、朝鮮·台湾等への植民地侵略に
が命令一つで兵隊をつくり(国民皆兵)、日清·
一八七四年(明治六年)に徴兵制をしき、国家
労働者·農民の犠牲の上に発展
いった。
をかけ声に諸政策を行っていった。
入していった政府は、「殖産興業」「富国強兵」
より「資本の蓄積」をおこない、機械と武器を輸
を行い、土地の私有を認め、税金をかけ、それに
保した。そして「資本」においては、「地租改正」
手段をもたない農村の労働者を雇い、生産力を確
分的差別(士·農·工·商など)を廃止し、生産
すなわち、「労働力」については、今までの身
日本の場合、次のようにして創り出されていった。
される「資本」と「労働力」という前提条件は、
資本主義が発展していく過程に必要不可欠と
「近代化」というころもがえをもって形成されて
り入れて、政府主導のうわべだけの
戦によってうち倒し、外国の知識をと
封建主義体制を「明治維新」という内
「危機」は「侵略·戦争」へ向っている
感想文
日本の資本主義は、徳川幕府の
K生
成田支部
日本の成長過程には二重構造があり、繁栄の裏
略し、「今は資本により」侵略している。
本の資本が侵透していて、「昔は鉄砲により」侵
場はアジアに向けられ、アジアのすみずみまで日
に歴史を見てもわかるように、現在においても市
興をとげ、「高度成長」時代に入るが、このよう
又、敗戦後は、一九五〇年の朝鮮戦争により復
った結果として、戦争体制が確立されたものである。
このように政府に反対する運動がつぶされてい
ぎと戦争体制に入っていった。
満州事変1日華事変–第二次世界大戦へとつぎつ
し、軍部も抬頭して、国民の目を外国にむけさせ、員
こんだりした。その結果としてファシズムが抬頭
時の政府に反発する政党を大弾圧し、解散におい が
がしかれるが、同時に「治安維持法」が制定され、の
一九二五年には「普通選挙(女子は含まず)制」強
しかし、一九二〇年には恐慌がおこる。
って日本資本主義は一大成長をとげていった。
配するというように、まさに侵略と戦争特需によ
には中国大陸のドイツ植民地領を武力で奪って支
保し、一九一〇年には「日韓併合」、一九一四年
(明治三七年)日露戦争において満州の支配を確
げた賠償金で「金本位制」をしき、一九〇四年
争において台湾と朝鮮半島の支配を強め、まきあ
地政策をとり、一八九四年(明治二七年)日清戦
又、時の政府は、市場競争を海外へ向け、植民
れていたからである。
は、このような、人間を人間としない政策がとら
この当時、資本主義が高い成長率をあげた裏に
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
のとしてあることを解明されました。受講生からの感想文を紹介します。(編集委員会)
っているどんづまりの危機が、侵略·戦争という“日本資本主義の本性”につき進んでいくも
おしてみるという形でわかりやすくおこなわれました。そして、日本資本主義が今日ぶちあた
鮮戦争·ベトナム戦争への加担·特需景気ー復活–高度成長という歴史の流れのなかで問いな
維新から日清·日露、さらには第一次·第二次の世界戦争·アジア侵略戦争、そして敗戦–朝
本資本主義の歴史的特質」と題して、日本資本主義の成立–発展ーゆきづまりの過程を、明治
のなか、全支部および友誼単産からの受講生が参加して熱心におこなわれました。講義は「日
実力決起(非協力·安全確認1順法行動第一波=二月二十日~二十一日)への忙しい前夜情勢
田中学氏を講師に開催されました。「60·3ダイ改」阻止闘争の交渉が緊迫し、動労千葉単独
「動労千葉労働学校」第1回講座は、二月十六日、動力車会館において、東京大学教授·
=
麻動芳千葉
8
5
2
2
5
No. 1873
1
80
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
労働学校
アジア侵略·戦争をくいものに太ってきた日本
資本主義 を解明 労働学校(社
オ11回講座
田中学教授
宋かる
という高い小作料をまきあげた。
う関係にあり、地主はッナァールあたり三百キロ”
又、農業においては、「地主」と「小作」とい
いうやり方で労働者を酷使した。
らないと思った。(寄稿)
私は、このような歴史を二度とくり返してはな
はならないものがある、と講義はしめくくられた。
物があり、背景には軍事力強化があり、楽観して
には略奪があり、市場の競い合いはかなり激しい
賃金で働かせ、製品は低価格で海外へ輸出すると
でも知られているように、農村からつれてきて低
て、「女工哀史」「野麦峠」という映画や本など
製糸業(農家の「まゆ」を低価格で購入)におい
軸を紡績業(輸入綿を大規模工場で糸·布に)、
産業資本の確立により、再生産構造としての主
入っていった。
日露戦争を行い、朝鮮·台湾等への植民地侵略に
が命令一つで兵隊をつくり(国民皆兵)、日清·
一八七四年(明治六年)に徴兵制をしき、国家
労働者·農民の犠牲の上に発展
いった。
をかけ声に諸政策を行っていった。
入していった政府は、「殖産興業」「富国強兵」
より「資本の蓄積」をおこない、機械と武器を輸
を行い、土地の私有を認め、税金をかけ、それに
保した。そして「資本」においては、「地租改正」
手段をもたない農村の労働者を雇い、生産力を確
分的差別(士·農·工·商など)を廃止し、生産
すなわち、「労働力」については、今までの身
日本の場合、次のようにして創り出されていった。
される「資本」と「労働力」という前提条件は、
資本主義が発展していく過程に必要不可欠と
「近代化」というころもがえをもって形成されて
り入れて、政府主導のうわべだけの
戦によってうち倒し、外国の知識をと
封建主義体制を「明治維新」という内
「危機」は「侵略·戦争」へ向っている
感想文
日本の資本主義は、徳川幕府の
K生
成田支部
日本の成長過程には二重構造があり、繁栄の裏
略し、「今は資本により」侵略している。
本の資本が侵透していて、「昔は鉄砲により」侵
場はアジアに向けられ、アジアのすみずみまで日
に歴史を見てもわかるように、現在においても市
興をとげ、「高度成長」時代に入るが、このよう
又、敗戦後は、一九五〇年の朝鮮戦争により復
った結果として、戦争体制が確立されたものである。
このように政府に反対する運動がつぶされてい
ぎと戦争体制に入っていった。
満州事変1日華事変–第二次世界大戦へとつぎつ
し、軍部も抬頭して、国民の目を外国にむけさせ、員
こんだりした。その結果としてファシズムが抬頭
時の政府に反発する政党を大弾圧し、解散におい が
がしかれるが、同時に「治安維持法」が制定され、の
一九二五年には「普通選挙(女子は含まず)制」強
しかし、一九二〇年には恐慌がおこる。
って日本資本主義は一大成長をとげていった。
配するというように、まさに侵略と戦争特需によ
には中国大陸のドイツ植民地領を武力で奪って支
保し、一九一〇年には「日韓併合」、一九一四年
(明治三七年)日露戦争において満州の支配を確
げた賠償金で「金本位制」をしき、一九〇四年
争において台湾と朝鮮半島の支配を強め、まきあ
地政策をとり、一八九四年(明治二七年)日清戦
又、時の政府は、市場競争を海外へ向け、植民
れていたからである。
は、このような、人間を人間としない政策がとら
この当時、資本主義が高い成長率をあげた裏に
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
のとしてあることを解明されました。受講生からの感想文を紹介します。(編集委員会)
っているどんづまりの危機が、侵略·戦争という“日本資本主義の本性”につき進んでいくも
おしてみるという形でわかりやすくおこなわれました。そして、日本資本主義が今日ぶちあた
鮮戦争·ベトナム戦争への加担·特需景気ー復活–高度成長という歴史の流れのなかで問いな
維新から日清·日露、さらには第一次·第二次の世界戦争·アジア侵略戦争、そして敗戦–朝
本資本主義の歴史的特質」と題して、日本資本主義の成立–発展ーゆきづまりの過程を、明治
のなか、全支部および友誼単産からの受講生が参加して熱心におこなわれました。講義は「日
実力決起(非協力·安全確認1順法行動第一波=二月二十日~二十一日)への忙しい前夜情勢
田中学氏を講師に開催されました。「60·3ダイ改」阻止闘争の交渉が緊迫し、動労千葉単独
「動労千葉労働学校」第1回講座は、二月十六日、動力車会館において、東京大学教授·
=
麻動芳千葉
8
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2
2
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No. 1873
1
80
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合