エルダー組合員交流会を開催(11/26~28)
エルダーを先頭に65歳まで働ける労働条件確立へ!
「こうした集まりをもっとやってほしい」との意見が出るなど大盛況!
11月26日~28日の3日間、DC会館において、「エルダー組合員交流会」が開催された。
この間、大量退職期を迎える中で多くの組合員がエルダー・嘱託として働いている。エルダーで働く場合、これまでと全く異なる職種や職場で働くことになる。CTSの場合、車両基地の中でも仕業・構内業務、検修上回り業務、清掃業務などに分かれる。また、清掃業務では、千葉事業所の場合、千葉駅での業務の他、内房線、外房線、総武本線などの各駅での駅舎清掃を1人で行うことになる。南船橋事業所も京葉線の各駅を1人で回っている。この他に、駅業務(JESS)や広告業務等、多岐にわたる職種、職場でエルダー組合員が働いている。
こうした状況の中で、今後も多くの組合員がエルダーで働かざるを得ないこと、動労千葉の活動がエルダーが主体となるような団結強化が必要であることから、何よりもエルダー組合員の意見交換の場として今回の交流会が開催された。
意見に基づきJR、CTSは改善しろ!
【交流会で出された主な意見】
◆両国駅が改修中だが丸ごと外注化の準備ではないか。
◆八幡宿駅の排泄物対策をJRと市に要請を。
◆千葉みなとでJRが遅れるとモノレールに間に合わず、タクシー代行になる。
◆短日勤務を導入できるなら休日を増やすべきだ。
◆千葉駅清掃でゴミ回収を10時、15時に指定され、帰りの時間との関係できつくなっている。
◆清掃業務で、女性用シャワーが必要ではないか。
◆京葉事業所に待機用の詰所が必要だ。
◆嘔吐物を処理した場合の手当等の取り扱いはどうか。
◆短日勤務にした場合でも、年金が相当減額されている。
◆委託駅で清掃した時、社員の対応に問題があった。
◆こうした集まりをもっとやってもらいたい。
今後も、65歳まで働ける労働条件確立に向け、エルダー協議会の活動強化に向けて闘おう。
19年度エルダー雇用で千葉支社を追及
ー本人希望に基づく再雇用を!
この間、動労千葉は、19年度のエルダー希望者に関して、本人希望に基づく就労先の提示を求めて、JR千葉支社との団体交渉を行った。
外周地域にエルダーが働ける場所の確保を
組合 19年度の退職者数及びエルダー希望者数、JR本体希望者数を明らかにすること。
会社 19年度の退職者数は、次のとおりである。
営 業 35名
車 掌 25名
運転士 30名
車 両 10名
施 設 40名
電 気 15名
その他 65名
*「車両」には事務を含む。
*「その他」は、出向者、非現業等を含む。
組合 その内、エルダー希望者数はどうなっているのか。
会社 個別には回答できないが、約9割がエルダーを希望している。
組合 JR本体希望者数はどうなっているのか。
会社 全体で約5割がJR本体を希望している。運転関係はもう少し多く、約6割程度がJR本体を希望している。
組合 就労先の提示はいつ頃を予定しているのか。
会社 早くて12月末頃で、大体は1月になると考えている。
組合 19年度もJR本体雇用を希望している者がいるが、運転士の需給はどのように考えているのか。
会社 新規採用ー運転士養成についてはこれまで通り行いたい。その上で、エルダー運転士についても採用は続けていきたい。
組合 この間、外周地区での就労先確保を要求してきた。今年度は木更津に入ったが、まだ不十分だ。外周地区の展望はどう考えているのか。
会社 会社としてもあたっているが、厳しい状況だ。何とかしたいとは考えている。
組合 いすみ鉄道では、今年エルダーが就労したが、今後も継続的に就労できるのか。
会社 需給の関係で今年は入ったが、今後のことは・・・。
組合 いずれにしても、定年延長が必要だ。さらに、エルダーが働く労働条件の確立も含めて会社として責任をもって対応すべきだ。
会社 会社としてもそこは認識している。
以上