エルダーの就労先を直ちに提示しろ!12月25日JR千葉支社との団体交渉/いすみ支部定期大会

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エルダーの就労先を直ちに提示しろ
業務外注化を中止し、定年延長を!

来年度のエルダーを希望する者への就労先の提示が、未だに行われていない。
この間JR千葉支社は、10月段階ではCTSを含めたグループ会社との調整を終えている。この段階では、「11月、遅くても12月には就労先を提示できる」と回答していた。しかし、すでに年末になる現在も、当事者への提示は行われていない。
こうした状況から動労千葉は、エルダー制度の関する就労先の提示を早急に行うこと、居住地に近い地域での働く場所の確保等について申し入れを行った。

エルダーの就労場所は、1月中旬には提示したい

12月25日、来年度のエルダーを希望する組合員も参加する中、JR千葉支社との団体交渉が行われた。
団体交渉の概要は以下のとおり。
組合 来年度のエルダーの就労場所について未だに提示されていない。本来、秋頃には提示されるはずだ。本人たちも不安を抱えている。
会社 ご指摘のとおりだ。来年度は110名程度が退職し、その内100名弱がエルダーを希望している。この中で、あと若干名の就労場所が確定していない。全員が確定しないと就労場所を提示することができない。あともう少し時間をもらいたい。
組合 具体的に、いつ頃就労場所を提示できるのか。
会社 1月の中旬頃を見込んでいる。
組合 本人の希望に基づく就労場所の提示ができる状況にあるのか。
会社 本人の希望に添った場所を提示したいが.100%は・・・。
組合 来年度のエルダーでこれだけ混乱している状況があのに、今後の大量退職を迎えるにあたり、希望者全員分の就労場所を確保できるのか。
会社 この間、千葉支社として2社の拡大をしている。
組合 2社程度では問題にならないはずだ。千葉支社として具体的にどうするのか。
会社 ピークは3年~4年後になる。会社として拡大を考えている。
組合 駅や検修業務等の拡大を考えているということか。
会社 会社全体の考え方を示していきたい。具体的には、関連会社への拡大を考えている。
組合 JRでは、グループ会社、パートナー会社、関連会社と分けているが、今言った関連会社という場合、職種はどういう内容になるのか。
会社 保安関係を考えている。具体的には警備員やガードマン、ビル清掃等になると考えている。
組合 大量退職を迎えるにあたり、根本的には定年延長を行うべきだ。
会社 千葉支社としても意見は同じだ。本社にも上申している。
組合 あらためて、業務外注化を中止し、定年延長と運転士の高齢者対策を優先して行うことを要求する。就労先については早急に提示すること。
会社 組合の要求は受け止めた。


JR本体の仲間たちと団結して闘う
第28回いすみ支部定期大会(12/23)

12月23日、いすみ支部は、勝浦市内において、第28回支部定期大会を開催した。
議長には、大藤君を選出して議事が進められた。
冒頭、関支部長からあいさつが行われ、「この1年間、大変ありがとうございました。前支部長の後を継いで支部長を務めるのは大変でしたが、みなさんのご協力で進めることができました。
いすみ支部も全員がエルダーとなりましたが、JR本体の仲間たちとともに闘いぬいて行きたいと思います。今後も団結して頑張りましょう」と檄を発した。
来賓として、本部の田中委員長から、JRが大量退職を組合破壊に使い、そして外注化を進めようとしていること、こうした中で乗務員の高齢者対策が必要になっていること、3月ダイ改で特急をはじめローカル切り捨てが行われようとしてることが、これは地方の崩壊に追い打ちをかけることになること、15春闘と3月ダイ改が重要な焦点として闘いぬくこと、そして、闘いの中で組織拡大を闘いぬくこと等について提起と報告が行われた。
支部執行部から経過報告、会計報告、会計監査報告、14年度方針案、予算案が提起され、質疑が行われた。
◎現在、12名の運転士の養成が終了したが、安全に関することが不安だらけだ。
◎今年年末に終夜運転を行うが、外房線との関係はどうなのか。
◎今後、一般の人を対象にした体験乗車を考えているようだが、問題ないのか。
本部からの答弁も含めて行われた後、スローガン案、方針案、予算案等が一括して採択された。
そして、新たに大藤支部長を選出し、いすみ支部定期大会は成功裡に終了した。
大会終了後の懇親会では、動労千葉の闘いや、いすみ鉄道の現状等について意見が交わされ大いに盛り上がった。

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