団交回答は全部ウソだった! CTSは希望者を全員雇え!
生きていけるだけの賃金を出せ!
動労千葉は一年以上にわたり、65歳以降の雇用延長をめぐってJR東日本本社、千葉支社、CTSと団体交渉を重ねてきた。
この中でCTSは「21年度からJR側で新たな制度(高年齢者求人求職情報提供サービス)ができたから、これを通さなければエルダーの雇用延長は行えない」「管理者もエルダー社員はサービスを通す以外に雇用しない」と回答してきた。そして「CTSはサービスに登録できる経営状況ではない」と言い続け、65歳以降の雇用延長を拒否し続けてきた。
にもかかわらずCTSは、昨年12月末でエルダーが終了した南船橋事業所の所長をこっそり今年1月から管理嘱託社員として採用していたことが明らかになった。「制度」を盾に雇用延長を拒否し、就労を希望する仲間の首を切っておきながら「管理者は別だ」と特別扱いすることなどどうして許せるか。
団交での回答はすべてウソだった。「管理者もサービスを通す」というのもウソだった。「新規に採用する経営状況にない」というのもウソだった。すべての前提が根本からくつがえる大変な話だ。CTSは団交での虚偽回答を謝罪し、すべて撤回せよ!
希望者全員を70歳まで雇用しろ! 総力でCTS本社を包囲し、怒りをたたきつけよう。
黒字決算のときに賃上げしないでいつ上げるのか!
また3月30日には、CTSと4月以降の新賃金をめぐる団体交渉を行った。
会社が示した決算概要では、JR東日本がCTSに対する業務委託費(清掃+運転)を1年間で1億円以上も削減したこと、他方でCTSが人件費を1億1800万円も削減したことで、減収増益であったことが示された。その結果、2021年度は4700万円の黒字決算(昨年比1100万円の増益)となる見通しであることが示された。また、1年間で社員数が約30人も減少していることも明らかになった。
CTSは団交で「今後も業務量の減少が予想され、新型コロナ感染症の先行きも不透明」と賃上げ拒否の姿勢を示してきたが、冗談ではない!
この2年間、社員はベースアップなし! 契約・パート社員は、最低賃金が大きく引き上げされたにもかかわらず時給引き上げはたった10円!
夏・冬のボーナスも減額され続けてきた。他方でこの1年、物価は上昇を続け、ぎりぎりの生活を続けているわれわれにとっては大変な圧迫になっている。ここで賃金を上げなければ、実質的な賃下げだ。職場の仲間が退職しても補充もせず、一人ひとりの負担は確実に増えている。黒字決算のときに賃金を引き上げないでいつ上げるのか!
3月30日には、決算概要の提示をふまえて再度の申し入れを行い、4日18時から新賃金をめぐる2回目の団体交渉を行う予定だ。
以上を踏まえて4月7日18時から、CTS本社前において包囲・抗議行動を行うことを決定した。
団交での虚偽回答徹底糾弾! 70歳まで雇用しろ! CTS春闘勝利! 大幅賃上げを行え!
すべての組合員はCTS本社前に結集し、怒りの抗議の声をたたきつけよう。
CTS本社前に総結集を