労働組合が「超勤代請求の撤回」を組合員に迫るなど、前代未聞だ!
CTS幕張事業所の労働者が、千葉鉄道サービスに対して「超過勤務手当ての請求」を行ったことに対して、あろうことかCTS労組の河原井委員長ら(幕張事業所在勤)が、「超勤代請求を撤回する」旨の書面にサインするように強要していることが明らかになった。絶対に許せない。
職場ではCTS労組に対する怒りが噴き出している!
事実経過は以下のとおりだ。
千葉鉄道サービス幕張事業所において、16時45分~18時までの休憩時間中に便抜き、前面外板清掃等の作業を行っていながら時間外労働分の賃金が支払われていなかった問題で、当該労働者17人が3月19日、CTS本社に対して連名で超過勤務分の支払いを求めて請求書を提出した。そのほとんどがCTS労組組合員だ。CTS労組が何もしない中、個人個人が勇気をもって、ごく当たり前の要求を会社に突きつけたのだ。
これに対して20日と21日、河原井委員長とS副委員長が、昼休みに当該労働者を会議室に集め、準備してきた「請求を撤回します」という内容の書面に署名・捺印するように迫ったのだ。やむなく署名・捺印した人もいれば、拒否した人もいるが、「なんでCTS労組が出てくるんだ」「じゃあCTS労組で請求してくれるのか」「本末転倒じゃないか」と怒りの声が上がっている。
CTSは汚い手を使うな!超過勤務分を全額支払え!
3月19日午前中に請求書が提出され、その翌日からCTS労組委員長らが組合員に対して「超勤代請求の撤回」の強要を始めている。これ自体おかしなことだ。CTS労組は、どこから提出した者の氏名を知ったのか。
17人連名での請求書提出にあわてふためき、追い詰められた千葉鉄道サービスが、CTS労組・河原井委員長らを使って、請求書を提出した本人たちに、自ら請求を撤回させる形でこの問題を終わらせようとしているのだ。
千葉鉄道サービスとCTS労組は、完全に癒着・結託しているのだ。本当にふざけきっている。
実際に現場できつい作業を担い、業務を支えてきた仲間たちに対して、この仕打ちはなんだ! こんな汚い手まで使って利益を上げたいのか! 千葉鉄道サービスは、本当のブラック企業だ!
そして、その手先となったCTS労組とはなんなのか! こんなものは労働組合でもなんでもない! 会社が表立ってはできないことを肩代わりし、「もの言えぬ職場」をつくろうとしているのが、ほかならぬCTS労組だ。まさに会社の手先、労働者の敵そのものだ。
職場をよくしていくための出発点にしよう!
休憩時間中に作業を行ったのであれば、その分の賃金を請求をするのは当たり前の話だ。会社は、「休憩時間変更で対応した」などとごまかそうとしているが真っ赤なウソだ。「休憩時間変更」の指示など、管理者からは一度たりとも行われていないし、本人たちも指示を受けたことなど全くないのだ。超勤代の請求は、まったく正当な、会社も表立っては否定することのできない事実だ(だからこんな汚い手を使ってきたのだ!!)。
「休憩時間変更の指示など、一度たりとも聞いたことはない」とうい事実を、はっきりと会社に言おう。
これは、休憩時間中に作業を行っていた当該の人たちだけの問題ではない。こんな当たり前のことさえ要求できない職場になってしまったら、今後は、本当に何も言えない職場になってしまう。絶対にそんな職場にしてはならない。ひとつつひとつ、自分たちの力で職場を良くしていくための出発点にしよう。
千葉鉄道サービスの手先=CTS労組と決別し、動労千葉とともに闘おう。
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