用動劳千浆
NOODLe
b
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話{(鉄電)
【(公)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
948 8
No.
どこへ行くのが社会党!
放棄された正義
も「制定に取り組む」とした。
改憲に他ならない「安保基本法」
も「対応する」としている。実質
凍結解除を含めた法の見直し」に
た。また「平和維持軍(PKF)
永遠の彼方に追いやられてしまっ
張は「人類の究極の理想」として、
これ以外にも、
の全面転換である。
がら認める』とする等、基本政策
原発は、安全性のチェックをしな
「非武装」の主
持と期待に支えられることによっ
を漂いながら、結局、労働者の支
は「安全弁」という、境界の位置
は政治的指導部、資本家にとって
戦後社会党は、労働者にとって
れてしまおうとしている。
い、という状態のなかに投げださ
働者が、支持できる政党が全く無
になる」という感覚もつ多くの労
抱き、「このままでは大変なこと
る時代の流れに対して、危機感を
る。予測もつかない速度で変化す
動にも大きな混乱を生みだしてい
この社会党の大転換は、労働運
ここから始まる
う時代の特徴である。
賛政治体制の確立は、戦争に向か
まったのだ。言うまでもなく、翼
うな政治の流れが事実上できてし
って、翼賛政治体制の前段階のよ
今回の社会党の「路線転換」によ
格をもつ可能性が高い。何よりも、
という意味では、より反動的な性
極的に戦争政策にとり込んでゆく
首班であるがゆえに、労働者を積
れに他ならない。しかも、社会党
危機が横たわっていることの現わ
であるという認識にたつ」、5「
の丸』は国旗、『君が代』は国歌
は引き続き堅持する」、4「『日
と認識する」、3「日米安保条約
路線は、歴史的役割を終えたもの
認識にたつ」、2「中立·非同盟
は憲法の枠内にある、との新しい
ているとおり、1「現在の自衛隊
内容は、すでに新聞でも報道され
との「方針案」を決定した。その
策を含む重要政策の転換を進める」
き生きとした力だ。だからこそ、
革の歴史をふまえ、安保·防衛政
中央執行委員会は、「党は自己変
七月二八日にひらかれた社会党
だそうとしている。
由のすべてを、社会党自らが投げ
社会党が社会党であった存在理
存在理由の放棄
対立なき時代?
秤まで放りだすに至ったのである。
かもたない社会党委員長を首班と
党は、その必然的な帰結として、
剣を握ることを忘れて久しい社会
だ。「現実路線」の前に膝を折り、
にふみ込もうとしていることを示
どまらず、時代が極めて危険な道
義を貫くための剣を握っているの
量る秤をもち、もう一方の手で正
正義の女神は、一方の手で正義を
単なる思想とか立場ではなく、生
闘いとられたものである。それは、
うのだ。世の中のあらゆる権利は
と称して、道理を見捨てようとい
しようとしている。「現実路線」
て、その侵害者と闘うことを放棄
者の権利を擁護し、戦争に反対し
社会党は、正義を主張し、労働
の背後に、解決のつかない深刻な
プによって誕生したこと自体、そ
する内閣が、自民党のバックアッ
す兆候だ。そもそも、七四議席し
歩後退してしまった」というにと
これは、単に「社会党がまた一
大揺れの連合!
危険な道へ!
構図がつくられようとしている。
つ対立など存在しないかのような
葉をひろげることは間違いない。
勢力が同じ言葉を合唱し、何ひと
まらない」という気運が芽吹き、
るにもかかわらず、あらゆる政治
労働運動を甦らせなければ何も始
深刻な階級対立と矛盾に満ちてい
きない、自らの力と闘いによって、
てしまったようなものだ。社会は、
れは、誰かを頼りにすることはで
治的対立は存在しない」と宣言し
社会党自身が、「社会に一切の政
再
勤
運
を動
.
ところが、今回の「転換」は、
自覚し、その途を歩んできた。
とが自らの存在理由であることを
方向に反対し、歯止めをかけるこ
自民党が打ちだす様々な反動化の
て存在してきた。社会党自身も、
:
功させよう!
よう! 九·一八労働者集会を成
ばたこう」の方針の真価を発揮し
がっている。今こそ、「全国には
支配を揺るがす可能性が大きく広
われわれの闘いが、下から連合
乱を深める ことは避けられない。
だ。しかし、連合がますます大混
行動を取る」と、締めつけに必死
生党と手を組まなければ、独自の
連合は、社会党に対して、「新
あふれ始めている。
になく高まっている。怒りが街に
からの指導部批判の声は、今まで
裂の危機にたっている。連合傘下
が破産したことを通して、四分五
生党と一体となった「政治方針」
方の「真犯人」である連合が、新
いる。現在の事態を生みだした一
闘いは、大きなチャンスを迎えて
実際、労働運動の再生に向けた
る。創るのはわれわれだ。
ない。ここから新たな歴史が始ま
この流れは誰も止めることができ
た混沌のなかから、「結局われわ
党への淡い期待が最後的に砕かれ
さを痛切に感じ始めている。社会
う労働運動が存在することの大切
意味する。多くの仲間たちが、闘
って大きく揺れ動き始めることを
働者の意識が、これまでの枠を破
このような事態は、ぼう大な労
1
二
反合·運転保安確立! 反戦·反核を担う労働運動を!
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国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
電話{(鉄電)
【(公)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
948 8
No.
どこへ行くのが社会党!
放棄された正義
も「制定に取り組む」とした。
改憲に他ならない「安保基本法」
も「対応する」としている。実質
凍結解除を含めた法の見直し」に
た。また「平和維持軍(PKF)
永遠の彼方に追いやられてしまっ
張は「人類の究極の理想」として、
これ以外にも、
の全面転換である。
がら認める』とする等、基本政策
原発は、安全性のチェックをしな
「非武装」の主
持と期待に支えられることによっ
を漂いながら、結局、労働者の支
は「安全弁」という、境界の位置
は政治的指導部、資本家にとって
戦後社会党は、労働者にとって
れてしまおうとしている。
い、という状態のなかに投げださ
働者が、支持できる政党が全く無
になる」という感覚もつ多くの労
抱き、「このままでは大変なこと
る時代の流れに対して、危機感を
る。予測もつかない速度で変化す
動にも大きな混乱を生みだしてい
この社会党の大転換は、労働運
ここから始まる
う時代の特徴である。
賛政治体制の確立は、戦争に向か
まったのだ。言うまでもなく、翼
うな政治の流れが事実上できてし
って、翼賛政治体制の前段階のよ
今回の社会党の「路線転換」によ
格をもつ可能性が高い。何よりも、
という意味では、より反動的な性
極的に戦争政策にとり込んでゆく
首班であるがゆえに、労働者を積
れに他ならない。しかも、社会党
危機が横たわっていることの現わ
であるという認識にたつ」、5「
の丸』は国旗、『君が代』は国歌
は引き続き堅持する」、4「『日
と認識する」、3「日米安保条約
路線は、歴史的役割を終えたもの
認識にたつ」、2「中立·非同盟
は憲法の枠内にある、との新しい
ているとおり、1「現在の自衛隊
内容は、すでに新聞でも報道され
との「方針案」を決定した。その
策を含む重要政策の転換を進める」
き生きとした力だ。だからこそ、
革の歴史をふまえ、安保·防衛政
中央執行委員会は、「党は自己変
七月二八日にひらかれた社会党
だそうとしている。
由のすべてを、社会党自らが投げ
社会党が社会党であった存在理
存在理由の放棄
対立なき時代?
秤まで放りだすに至ったのである。
かもたない社会党委員長を首班と
党は、その必然的な帰結として、
剣を握ることを忘れて久しい社会
だ。「現実路線」の前に膝を折り、
にふみ込もうとしていることを示
どまらず、時代が極めて危険な道
義を貫くための剣を握っているの
量る秤をもち、もう一方の手で正
正義の女神は、一方の手で正義を
単なる思想とか立場ではなく、生
闘いとられたものである。それは、
うのだ。世の中のあらゆる権利は
と称して、道理を見捨てようとい
しようとしている。「現実路線」
て、その侵害者と闘うことを放棄
者の権利を擁護し、戦争に反対し
社会党は、正義を主張し、労働
の背後に、解決のつかない深刻な
プによって誕生したこと自体、そ
する内閣が、自民党のバックアッ
す兆候だ。そもそも、七四議席し
歩後退してしまった」というにと
これは、単に「社会党がまた一
大揺れの連合!
危険な道へ!
構図がつくられようとしている。
つ対立など存在しないかのような
葉をひろげることは間違いない。
勢力が同じ言葉を合唱し、何ひと
まらない」という気運が芽吹き、
るにもかかわらず、あらゆる政治
労働運動を甦らせなければ何も始
深刻な階級対立と矛盾に満ちてい
きない、自らの力と闘いによって、
てしまったようなものだ。社会は、
れは、誰かを頼りにすることはで
治的対立は存在しない」と宣言し
社会党自身が、「社会に一切の政
再
勤
運
を動
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ところが、今回の「転換」は、
自覚し、その途を歩んできた。
とが自らの存在理由であることを
方向に反対し、歯止めをかけるこ
自民党が打ちだす様々な反動化の
て存在してきた。社会党自身も、
:
功させよう!
よう! 九·一八労働者集会を成
ばたこう」の方針の真価を発揮し
がっている。今こそ、「全国には
支配を揺るがす可能性が大きく広
われわれの闘いが、下から連合
乱を深める ことは避けられない。
だ。しかし、連合がますます大混
行動を取る」と、締めつけに必死
生党と手を組まなければ、独自の
連合は、社会党に対して、「新
あふれ始めている。
になく高まっている。怒りが街に
からの指導部批判の声は、今まで
裂の危機にたっている。連合傘下
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生党と一体となった「政治方針」
方の「真犯人」である連合が、新
いる。現在の事態を生みだした一
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実際、労働運動の再生に向けた
る。創るのはわれわれだ。
ない。ここから新たな歴史が始ま
この流れは誰も止めることができ
た混沌のなかから、「結局われわ
党への淡い期待が最後的に砕かれ
さを痛切に感じ始めている。社会
う労働運動が存在することの大切
意味する。多くの仲間たちが、闘
って大きく揺れ動き始めることを
働者の意識が、これまでの枠を破
このような事態は、ぼう大な労
1
二
反合·運転保安確立! 反戦·反核を担う労働運動を!
